「Skin/SKIN/スキン」を観た
根深い人種差別問題を描いたGuy Nattiv監督の20分の短編映画「Skin/SKIN 短編」(2018)。同じく人種差別主義を題材にした「Skin/SKIN/スキン」(2019/Cinema)について。
こんなあらすじ。スキンヘッドで全身にタトゥーがあるBryon(Jamie Bell)は、白人至上主義者集団の中でに育てられた。黒人や有色人種に対して今まで犯してきたことにそれまで何の疑問も持っていなかったが、シングルマザーのJulie(Danielle Macdonald)と出会って変わっていく。過去の悪事を後悔し、新たな人生を歩もうとするBryonをかつての仲間達は脅迫する...。
白人至上主義者の男が自分の過去と決別しようとする様を描いた人種差別がテーマの社会派映画。3人の子持ちのシングルマザーに魅かれ、育てられた親の呪縛と洗脳を振り切っていく様が痛ましい。それにしても、過去を葬り去るために全身のタトゥーを消し去っていく手術シーンはあまりに痛々しかった。短編映画「Skin/SKIN 短編」の衝撃とは違う感動がありました。
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