「建築ジャーナル 2021 11月号No.1323 ~銭湯のある風景」を読んだ
Tgc師匠から借りて読んだ「建築ジャーナル 2021 11月号No.1323 ~銭湯のある風景」(企業組合建築ジャーナル)。
この特集についてそのまま引用すると...。
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特集~銭湯のある風景
このごろ「銭湯」という言葉を目にする機会が増えた。廃業した銭湯を、シェアオフィスやカフェ、ギャラリーとして再生活用する例も見かけるようになった。銭湯を守ろう! 残そう! というのは単なるノスタルジーではない。内風呂普及率が限りなく100%に近くなった今も、銭湯は地元民に支えられ生き続けている。実はどんな公共施設よりも、生きて使われている地域コミュニティのハブなのだ。地元の銭湯で湯に浸かり、人の気配を感じて、温まる至福。銭湯には人間が人間らしく生きるために必要なものがたくさん詰まっている。身近にありながら今まで目を向けられてこなかった銭湯をまちとのかかわりを軸に、その空間特性にも注目して再考する。
「銭湯のある風景」より
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この特集を読むと銭湯の建物という「建築」に特化したものではなく、街があって、人がいて、そこに集まってコミュニケーションして、多様性があってという「場としての銭湯」を掘りさげたものだった。創業85年目の挑戦としての「松本湯」(東中野)、文化財としての「燕湯」(上野御徒町)、沖縄最後の銭湯としての「中乃湯」(沖縄市安慶田)、若き店主が語る「電気湯」(墨田区)...さらに日本による海外統治としての台湾における銭湯史などなど今まで知らなかったことばかり。勉強になりました。
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