「日本文化POP&ROCK/セバスチャン高木と和樂web編集部」を読んだ
Kmt君に借りて読んでみた「日本文化POP&ROCK/セバスチャン高木と和樂web編集部」(笠間書院)について。
これ、浮世絵、近松門左衛門と歌舞伎、芭蕉の俳句、茶の湯、源氏物語、そして幕末を取り上げ、そこにある堅苦しい日本文化を現代のドラマや音楽などに意訳しまくった教養書。たとえば茶の湯の作った千利休をジミヘンにたとえ、光源氏を出世と恋愛ゲームとして解説している。
個人的に面白かったのは幕末の章。尊王攘夷、公武合体、廃藩置県、新選組と長州危機などの意図と背景と面白おかしく教えてくれる。ただこれの本がほんとにそうなのか、ちょっと胡散臭い。胡散臭いから気軽に楽める。そんな1冊だった。
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