「高校事変XII/松岡圭祐」を読んだ
松岡圭祐の「高校事変」シリーズ、とうとうたどり着いた最終刊の第12弾「高校事変XII」(角川文庫)について。
こんなあらすじ。長女の智沙子、次男の篤士、四女の凛香と共に長男の優莉架祷斗に立ち向かう優莉結衣。架祷斗が代表をつとめるシビック政権が発足し日本が大混乱に陥る中、過去に結衣と関わった者たちが反旗を翻すべく、森本学園で「同窓会」を開く...。
テロリストの父親の教育を受けた高2の少女"優莉結衣"が、秩序再編をもくろむ半グレ組織や公安警察に戦いを挑むバイオレンスアクション小説の最終第12弾。終盤の森本学園に艦隊が押し寄せてくるあたりからのスケールがデカいノンストップなアクションシーンはなかなかのカタルシスだった。それにしても、最後の第12刊までブレないシナリオは、素直に筆者の構成能力の高さだと思う。第13弾あるのかも気になるところだけど、読了できて満足です。
cf. 松岡圭祐 読破 List
- 黄砂の籠城 (2017)
- 黄砂の進撃 (2018)
- 高校事変 (2019)
- 高校事変II (2019)
- 高校事変III (2019)
- 高校事変IV (2019)
- 高校事変V (2020)
- 高校事変VI (2020)
- 高校事変VII (2020)
- 高校事変VIII (2020)
- 高校事変IX (2020)
- 高校事変X (2021)
- 高校事変XI (2021)
- 高校事変XII (2022)
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