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Tuesday, December 19, 2023

「銭湯読本 The New Life With Sento/Sento Style推進委員会編・町田忍監修」を読んだ

Shinobumachida_sentodokuhon 銭湯研究者の町田忍氏が監修したによる「銭湯読本 The New Life With Sento」(角川書店)。2002年の本なのですでに廃刊だけど、読んでみた。
 銭湯を舞台にした映画「水の女」に主演したUAのインタビュー、アートとしてのタイル絵、原田郁子(クラムボン)のコラム、ペンキ絵師中島盛夫インタビュー、ASA-CHANGや角田光代のお勧めMUSICNなどなど今読んでもなかなかいい。

 あらためて、この本に載っている銭湯をリストアップしてみると...(〇:湯活済み、×:行けてない)。
・明神湯(大田区):〇
・大黒湯(足立区):〇 ⇒ 廃業
・タカラ湯(足立区):〇
・曳舟湯(墨田区):× ⇒ 廃業
・月の湯(文京区):× ⇒ 廃業
・瀧乃湯(神奈川県鎌倉市):× ⇒ 廃業
・荒井湯(墨田区):〇
・美章園温泉(大阪府阿倍野区):× ⇒ 廃業
・源ヶ橋温泉(大阪府生野区):× ⇒ 廃業
・錦湯(京都府中央区):× ⇒ 廃業
・船岡温泉(京都市北区):×
・白河温泉(京都府左京区):× ⇒ 廃業
・潮湯(広島県南区):× ⇒ 廃業
・白山湯(北海道旭川市):× ⇒ 廃業
・鹿の湯(北海道小樽市):× ⇒ 廃業
・三吉湯(群馬県桐生市):× ⇒ 廃業
・梅の湯(福岡県北九州市):× ⇒ 廃業
・ときわ湯(沖縄県糸満市):× ⇒ 廃業
・中乃湯(沖縄県沖縄市):×
・藤の湯(世田谷区):〇
・鷹番の湯(目黒区):〇
・そしがや温泉21(世田谷区):× ⇒ 廃業
・羽衣湯(渋谷区):〇
・御谷湯(墨田区):〇
・テルメ末広(北区):〇
・鷹番の湯(目黒区):〇
・一平湯(足立区):× ⇒ 太平湯へ

 紹介文には...
 最盛期には2万2000軒を数えた銭湯も、今では全国で6000軒あまり。1日に1軒のペースで、廃業している銭湯があるのです。老舗の銭湯には、昭和を見守った下町の名建築が沢山あります。カフェを愉しむように、銭湯を愉しんでもらいたい。そんな想いを込めて、古くて新しい銭湯の愉しみ方、教えます。

 時代は昭和、平成、令和に変わり、すでに銭湯の数はひどいことになってるけど、それでも銭湯はあり、自分の心と体に免疫をくれる存在。銭湯の火が消えませんように。

cf. 町田忍 読破 List
- 銭湯読本/Sento Style推進委員会編 (2002)
- ザ・東京銭湯 (2009)
- ザ・東京銭湯 (2009) #2
- 町田忍の銭湯パラダイス (2021)
- 懐かしくて新しい「銭湯学」お風呂屋さんを愉しむとっておき案内 (2021)

 

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