「レッドゾーン/真山仁」を読んだ
最近じわじわハマってる真山仁の「ハゲタカシリーズ」。第3弾の「レッドゾーン」(上/下)(講談社)について。
こんなあらすじ。日本を代表する世界的メーカーのアカマ自動車に、上海の投資家が株式買収をしかけてくる。アカマ自動車はハゲタカの異名を持つ鷲津政彦に企業防衛策の教えを請う。中国巨大資本によるアカマ自動車包囲網が進む中、後継社長をめぐる内紛が勃発し、さらなる窮地に見舞われる...。
中国資本による日本企業買収を描いたハゲタカシリーズ、第3弾。なにをやってくるかわからない中国資本を敵に回し、裏をかき、政府筋と密約し、香港市場と味方につけ、今回も激しい攻防が描かれていた。日本を助けながらも、莫大な富を得るしたたかさがたまらない。面白かった。また第4弾も読んでみよう。
cf. 真山仁 読破 List
- 新装版 ハゲタカ (2013)
- バイアウト (2006)
- レッドゾーン (2009)
「書籍・雑誌」カテゴリの記事
- 「指輪/森瑤子」を読んだ(2025.02.13)
- 「spring/恩田陸」を読んだ(2025.02.04)
- 「こぼれ落ちる欠片のために/本多孝好」を読んだ(2025.01.28)
- 「Live Forever:Oasis 30th Anniversary Exhibition/リヴ・フォーエヴァー:Oasis 30周年特別展」パンフレットを読んだ(2025.01.17)
- 「黒牢城/米澤穂信」を読んだ(2025.01.15)
Recent Comments