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Thursday, May 30, 2024

「湯道」を観た #2

Yudo2 去年2023年2月の公開時、劇場でみた銭湯の映画「湯道」(2023/Cinema)。ひさしぶりに観直した。
 あらためてあらすじ。建築家の三浦史朗(生田斗真)は、亡き父が遺した実家の銭湯「まるきん温泉」に突然戻ってきた。帰省の理由は店を切り盛りする弟の悟朗(濱田岳)に、古びた銭湯を畳んでマンションに建て替えることを伝えるためだった。実家を飛び出し都会で自由気ままに生きる史朗に反発し、悟朗は冷たい態度をとった。一方、「入浴、お風呂について深く顧みる」という「湯道」に魅せられた定年間近の郵便局員の横山(小日向文世)は、日々湯道会館で家元から湯を学び、定年後は退職金で「家のお風呂を檜風呂にする」という夢を抱いているが、家族には言い出せずにいた...。
 凝り固まった何かがほどけていく映画。今回も天童よしみクリス・ハートの小林親子がそれぞれの湯船で「上を向いて歩こう」を口ずさむシーンでは泣けてしまった。銭湯みたいに気持ちがほっこり暖まった。

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