Wednesday, July 31, 2024
味のデパート コシバ食堂@川崎
川崎昼めし、東口の「味のデパート コシバ食堂」で「ポークソテー定食」(800円也)。味のしみたポークソテーで白ごはんが進む、進む。昭和な感じがたまんない食堂でした。ごちそうさまでした。
「永遠と横道世之介/吉田修一」を読んだ
吉田修一の「永遠と横道世之介」<上/下>(毎日新聞出版)について。
こんなあらすじ。39歳になったカメラマン"横道世之介"は東京郊外に建つ下宿「ドーミー吉祥寺の南」に暮らしていた。元芸者の祖母が始めた下宿を切り盛りする"あけみちゃん"、最古参の元芸人の営業マン"礼二さん"、書店員の"大福さん"、大学生の"谷尻くん"とゆるーっと暮らす毎日に、知り合いのベテラン教師"ムーさん"の引きこもりの息子"一歩"が入居することになった...。
「横道世之介」(2009)、「続 横道世之介」(2019)に続く完結編。しっかし、海で読んでて、世之介と永遠ちゃんが生まれるシーンがシンクロするんだけど、ここはほんと泣けた。そして、今回も心にひっかかる言葉がたくさんあった。
例えば、「死んでも世の中はそれまでと変わらず動いていく、でもそこにいた世界と最初からいなかった世界ではやっぱり何かが違う。それが一人の人間が生きたってことですよ」
例えば、「この世で一番大切なのはリラックスしていることですよ」
ほんといい本です。もう1回3冊を読み直したい。
cf. 吉田修一 読破 List
- 最後の息子 (1999)
- 熱帯魚 (2001)
- パレード (2002)
- パーク・ライフ (2002)
- 日曜日たち (2003)
- 東京湾景 (2003)
- 長崎乱楽坂 (2004)
- ランドマーク (2004)
- 7月24日通り (2004)
- 春、バーニーズで (2004)
- ひなた (2006)
- 女たちは二度遊ぶ (2006)
- 初恋温泉 (2006)
- うりずん/吉田修一・佐内正史 (2007)
- 悪人 (2007)
- 静かな爆弾 (2008)
- さよなら渓谷 (2008)
- あの空の下で (2008)
- 元職員 (2008)
- キャンセルされた街の案内 (2009)
- 横道世之介 (2009)
- 空の冒険 (2010)
- 平成猿蟹合戦図 (2011)
- 太陽は動かない (2012)
- 路(ルウ) (2012)
- 愛に乱暴 (2013)
- 怒り (2014)
- 森は知っている (2015)
- 作家と一日 (2015)
- 橋を渡る (2016)
- 犯罪小説集 (2016)
- 最後に手にしたいもの (2017)
- 泣きたくなるような青空 (2017)
- ウォーターゲーム (2018)
- 国宝 上 青春篇 (2018)
- 国宝 下 花道篇 (2018)
- 続 横道世之介 (2019)
- 逃亡小説集 (2019)
- アンジュと頭獅王 (2019)
- 恋愛 コレクションII (2019)
- 湖の女たち (2020)
- ブランド (2021)
- オリンピックにふれる (2021)
- ミス・サンシャイン (2022)
- 永遠と横道世之介 (2023)
- 素晴らしき世界~もう一度旅へ (2023)
Tuesday, July 30, 2024
Monday, July 29, 2024
「伝説のコンサート レベッカ in 東京ドーム リマスター版」(NHK)を観た
NHKで放送された「伝説のコンサート レベッカ in 東京ドーム リマスター版」について。
これ、REBECCAが1989年7月17日に東京ドームで起こったLive映像が、リマスター版で蘇ったもので、活動休止直前のTour「REBECCA BLOND SAURUS TOUR '89」の最終公演。あらためて、NOKKOの運動量と声量が凄い。プロ意識が高いBandだったと思う。
特によかったのは、「Love is Cash」、「Cheap Hippies」、「Cotton Love」、「One More Kiss」、「Motor Drive」、「Monotone Boy」、「Private Heroine」、「Raspberry Dream」、そして「Friends」あたり。こんな映像が観られるだけで感謝しかない。
● On Air Set List:伝説のコンサート レベッカ in 東京ドーム リマスター版 (NHK)
M-01. OPENING~Blond Saurus
M-02. Vanity Angel
M-03. Love is Cash
M-04. Little Darling
M-05. Cheap Hippies
M-06. Navy Blue
M-07. Cotton Love
M-08. When a woman Loves a man
M-09. Moon
M-10. One More Kiss
M-11. Motor Drive
M-12. Love Passion
M-13. Super Girl
M-14. Monotone Boy
M-15. Private Heroine
M-16. Raspberry Dream
M-17. Friends
M-18. Maybe Tomorrow
* Filmed Live at Tokyo Dome in July.17th 1989.
Sunday, July 28, 2024
Southern Beach Chigasaki The Endless Ska【Free Live】/ E-SKALATOR’S
Southern Beach Chigasaki The Endless Ska【Free Live】
E-SKALATOR’SというスカパラトリビュートバンドのFree Live。♪Paradise has no border♪ 朝から盛り上がる。
Saturday, July 27, 2024
「と」@茅ヶ崎 & 肉とワインのおいしい店 ABC@茅ヶ崎 #2
茅ヶ崎ご近所飲み、メンツはNgysさんにMyzk夫婦。まずは茅ヶ崎桜道の「と」。刺身から大山鶏のレバーから、ひたすら日本酒堪能。確かにいいお店です。で、2次会は南口の肉バル「肉とワインのおいしい店 ABC」で肉肉肉。 いや〜、たくさんしょーもない話して、楽しかった。またやりましょう。ごちそうさまでした。
野天湯元 湯快爽快 ちがさき@茅ヶ崎 #20
茅ヶ崎飲みの前、今週もスパ銭「野天湯元 湯快爽快 ちがさき」へ。高濃度炭酸泉、サウナ、水風呂、外気浴に露天風呂を繰り返し、滝汗かいて、あ〜すっきり。いいお湯をありがとうございました。
Friday, July 26, 2024
日乃屋カレー@渋谷
渋谷昼めし、渋谷3丁目で人生初めての「日乃屋カレー」で、「名物カツカレー」(860円也)。玉ねぎの甘さがどーんと伝わるカレールーに、分厚いカツがたまんない。都会はうまいもんの宝庫。ごちそうさまでした。
Thursday, July 25, 2024
イタリア料理 カプリチョーザ@江の島 #14
カプリチョーザ大創業祭、トマニン半額で、今月2回目の江の島店へ。3人前のトマニンスパトリプル、クアトロフォルマッジのピザ、イカとツナのサラダに、ボトル白。食いすぎですが、幸せな晩ごはん。ごちそうさまでした。
Wednesday, July 24, 2024
家系ヌードルワークス@茅ヶ崎
茅ヶ崎昼めし、北口の「家系ヌードルワークス」で「らぅめん」(890円也)に味玉。コクがあるけどまろやかな豚骨スープに、のどごしいい麺がなかなか。スープにひたした海苔をご飯にまいて、最高です。さすが「大分ラーメン ヌードルワークス」の家系チャレンジ店、ごちそうさまでした。
Tuesday, July 23, 2024
「Uprising Live!/Bob Marley And The Wailers」を観た #2
観直したBob Marley And The WailersのLive映像「Uprising Live!」(2014/DVD)について。
この1980年ドイツでのStageの3か月後に倒れ、その1年後に脳腫瘍で亡くなったBob。最後のStageになった貴重なLive映像。Bobのドレッドが大きくて、BandのPowerが凄い。観ているだけで、Relaxできるし、攻撃的に高まっていく。
特によかったのは、「Slave Queen」、「Steppin' Out Of Babylon」、「Revolution」、「I Shot The Sheriff」、「War/NoMore Trouble」、「No Woman,No Cry」、「Zion Train」、「Exodus」、「Redemption Song」、「Could You Be Loved」、「Is This Love」、「Get Up,Stand Up」、そして「Lively Up Yourself」あたり。またいつか。
● Uprising Live!/Bob Marley And The Wailers (2014/DVD)
M-01. Precious World
M-02. Slave Queen
M-03. Steppin' Out Of Babylon
M-04. That's The Way Jah Planned It
M-05. Marley Chant
M-06. Natural Mystic
M-07. Positive Vibration
M-08. Revolution
M-09. I Shot The Sheriff
M-10. War/No More Trouble
M-11. Zimbabwe
M-12. Jamming
M-13. No Woman,No Cry
M-14. Zion Train
M-15. Exodus
M-16. Redemption Song
M-17. Could You Be Loved
M-18. We Can Make It Work
M-19. Natty Dread
M-20. Is This Love
M-21. Get Up,Stand Up
M-22. Coming In From The Cold
M-23. Lively Up Yourself
* Filmed Live at Westfalenhalle Durtmund,Germany June 13th,1980.
* DIrector:Peter Ruechel,Geoff Kempln,Terry Shand
* (C) WDR,1980 WDR mediagroup Gmbrt
cf. Bob Marley And The Wailers My CD/DVD List
- Catch A Fire (1973/Album)
- Live! (1975/Album)
- Live! at the Rainbow (1977/DVD)
- Live! at the Rainbow (1977/DVD) #2
- Live! at the Rainbow (1977/DVD) #3
- Catch A Fire (2000/DVD)
- Catch A Fire (2000/DVD) #2
- Uprising Live! (2014/DVD)
- Uprising Live! (2014/DVD) #2
Monday, July 22, 2024
「キネマの神様」を観た
原田マハの「お帰り キネマの神様」を読んで、無性に観たくなった「キネマの神様」(2021/Cinema)について。
あらためてこんなあらすじ。映画監督を目指し、助監督として撮影現場で働く若き日のゴウ(菅田将暉)は、撮影所近くの食堂の娘"淑子"(永野芽郁)や映写技師テラシン(野田洋次郎)とともに夢を語らい、青春の日々を駆け抜けていた。しかし、初監督作「キネマの神様」の撮影初日に転落事故で大きなケガを負い、作品は幻となってしまう。大きな挫折を味わったゴウは夢を追うことを諦めてしまい、撮影所を辞めて田舎へと帰っていった。それから約50年。かつて自身が手がけた「キネマの神様」の脚本が出てきたことで、ゴウ(沢田研二)の中で止まっていた夢が再び動き始める...。
山田洋次が監督したこの作品。当初、ゴウ役は志村けんが務める予定だったが、コロナ感染症の肺炎により降板し、後に死去したため、沢田が志村の意思を継ぎ、ゴウを演じることになったもの。劇中、泥酔した沢田が東村山音頭を歌うシーンがたまらない。こういう日本映画らしい映画もたまにはいいです。
Sunday, July 21, 2024
RISTORANTE E CAFFE Saizeria/サイゼリヤ@茅ヶ崎 #16
湯快爽快ちがさきの帰り道、風呂上り休憩で、茅ヶ崎北口の「RISTORANTE E CAFFE Saizeria/サイゼリヤ」へ。焼きチーズミラノ風ドリアを白でいただく。ふぅ、ごちそうさまでした。
野天湯元 湯快爽快 ちがさき@茅ヶ崎 #19
暑い暑い日曜日、ちょっと昼寝してから、今週もスパ銭「野天湯元 湯快爽快 ちがさき」へ。高濃度炭酸泉、サウナ、水風呂、外気浴に露天風呂を繰り返し、滝汗かいて、あ〜すっきり。いいお湯をありがとうございました。
Saturday, July 20, 2024
Pain de Nanosh/パン・ド・ナノッシュ@茅ヶ崎 #9
土曜日、昼めしは南口の「Pain de Nanosh/パン・ド・ナノッシュ」のパン。メンチサンドにクロックムッシュをチョイス。ごちそうさまでした。
Friday, July 19, 2024
代官山通信 Vol.166
ちょっと前に届いたサザンFAN CLUBの会報「代官山通信 Vol.166b」について。
今号は、「JAZZと歌謡曲とシャンソンの夕べ~60」が特集。NHKでの放送も観たけど、やっぱり桑田さん、好きなんだなって思うもの。で、今年も6/25のデビュー記念日に合わせ、冬に16枚目のNEW ALBUM、新曲「恋のブギウギナイト」、そしてロッキン25周年のひたちなかに大トリ出場と、話題にこと欠かない。NEW ALBUMは嬉しい限りです。
Thursday, July 18, 2024
「お帰り キネマの神様/原田マハ」を読んだ
茅ヶ崎図書館で借りて読んだ原田マハの「お帰り キネマの神様」(文春文庫)について。
以前読んだ原田マハの小説「キネマの神様」が映画化されるにあたり、監督の山田洋次が脚色したシナリオを元に、もう一度原田マハが書きおろした小説がこれ。こんなあらすじ。令和元年秋、不気味なコロナの影が近づいてきたころ。円山郷直ことゴウは、酒と博打で年金もシルバー人材センターを通じた僅かな収入も使い果たし、闇金にも手を出していた。そんなゴウと妻の淑子の家には、出戻った娘の歩と孫の勇太の家族4人で暮らしていた...。
令和元年と昭和44年の大船撮影所を舞台にして、壊れかけていた小さな家族が「映画」の存在によって救われていく物語。原作とはまったく違う新たな話なんだけど、またしても泣けてしまった。これは映画版も観るしかない。
cf. 原田マハ 読破 List
- カフーを待ちわびて (2006)
- 一分間だけ (2007)
- ランウェイ☆ビート (2008)
- ごめん Where Life Goes (2008)
- さいはての彼女 (2008)
- キネマの神様 (2008)
- 花々 (2009)
- 翼をください (2009)
- ギフト (2009/2021)
- インディペンデンス・デイ (2010)
- 本日は、お日柄もよく (2010)
- 星がひとつほしいとの祈り (2010)
- 風のマジム (2010)
- まぐだら屋のマリア (2011)
- 永遠をさがしに (2011)
- いと-運命の子犬-/原田マハ(文)・秋元良平(写真) (2011)
- 小説 星守る犬/原田マハ(著)・村上たかし(原作) (2011)
- 楽園のカンヴァス (2012)
- 旅宿おかえり (2012)
- 生きるぼくら (2012)
- いつも一緒に -犬と作家のものがたり-/新潮文庫編集部(編)・檀ふみ・小路幸也・遠藤周作・角野栄子・伊丹十三・鷺沢萠・伊集院静・江國香織・幸田文・久世光彦・小川洋子・佐藤愛子・糸井重里・原田マハ・島尾敏雄・馳星周・小澤征良・山崎豊子・唯川恵(2013)
- ジヴェルニーの食卓 (2013)
- 総理の夫 First Gentleman (2013)
- ユニコーン ジョルジュ・サンドの遺言 (2013)
- 翔ぶ少女 (2014)
- 太陽の棘 (2014)
- 奇跡の人 The Miracle Worker (2014)
- あなたは、誰かの大切な人 (2014)
- 異邦人(いりびと) (2015)
- モダン (2015)
- ロマンシエ (2015)
- 暗幕のゲルニカ (2016)
- デトロイト美術館の奇跡 DIA:A Portrail of Life (2016)
- リーチ先生 (2016)
- 恋愛仮免中/奥田英朗・窪美澄・荻原浩・原田マハ・中江有里 (2017)
- サロメ (2017)
- アノニム (2017)
- たゆたえども沈まず (2017)
- いちまいの絵 生きているうちに見るべき名画 (2017)
- スイート・ホーム (2018)
- フーテンのマハ (2018)
- 常設展示室 Permanent Collection (2018)
- 美しき愚かものたちのタブロー (2019)
- 20 CONTACTS 消えない星々との短い接触 (2019)
- 風神雷神 Juppiter,Aeolus (2019)
- ハグとナガラ (2020)
- <あの絵>のまえで (2020)
- ゴッホのあしあと (2020)
- モネのあしあと (2021)
- リボルバー (2021)
- やっぱり食べに行こう。(2021)
- お帰り キネマの神様 (2023)
Wednesday, July 17, 2024
「NHK MUSIC SPECIAL 桑田佳祐 ~JAZZと歌謡曲とシャンソンの夕べ in 神戸~」(NHK)を観た
NHKで放送された「NHK MUSIC SPECIAL 桑田佳祐 ~JAZZと歌謡曲とシャンソンの夕べ in 神戸~」。
これ、2024/4/5,6に神戸のクラブ月世界で行われたLiveが放送されたもの。過去最少キャパで濃密な雰囲気。
● On Air Set List:NHK MUSIC SPECIAL 桑田佳祐 ~JAZZと歌謡曲とシャンソンの夕べ in 神戸~ (NHK)
M-01. サン・トワ・マミー/越路吹雪
M-02. 東京ブギウギ/笠置シヅ子
M-03. 男と女のお話/日吉ミミ
M-04. 恍惚のブルース/青江三奈
M-05. リンゴ追分/美空ひばり
M-06. L-O-V-E
M-07. 灰色の瞳/加藤登紀子&長谷川きよし
M-08. ヨイトマケの唄/美輪明宏
M-09. 銀座カンカン娘/高峰秀子
M-10. ラストダンスは私に/越路吹雪
M-11. 君をのせて/沢田研二
M-12. さよならをもう一度/尾崎紀世彦
* Filmed Live at Club Gessekai on 5th.6th Apr.2024.
Tuesday, July 16, 2024
「FURIOSA:A MAD MAX SAGA/マッドマックス:フュリオサ」パンフレットを読んだ
先日観た映画「FURIOSA:A MAD MAX SAGA/マッドマックス:フュリオサ」(2024)。そのパンフについて。
このパンフ、その分厚さに驚いた。フュリオサやディメンタス、イモータン・ジョーのキャラクター設定からファッション、武器、数々のヴィークル、演者たちやジョージ・ミラー監督のインタビューに加え、製作、美術、撮影、視覚効果、衣装、アクション、音楽、サウンドデザイナーらの制作サイドのキーマンのインタビューが収録されている。さらに、あの前作「怒りのデスロード」のパンフに載った記事も再掲し、1からサンダードームまでも網羅されている。いやー、まさにSAGAをまとめたパンフだと思う。
Monday, July 15, 2024
野天湯元 湯快爽快 ちがさき@茅ヶ崎 #18
さっぱりしたくて、スパ銭「野天湯元 湯快爽快 ちがさき」へ。サウナ、水風呂、外気浴に露天風呂を繰り返し、あ〜すっきり。風呂あがり、晩ごはんに肉厚アジフライに生。家人は生姜焼きに抹茶あんみつ。ごちそうさまでした。
Sunday, July 14, 2024
Saturday, July 13, 2024
KARIYUSHI 金城食堂@茅ヶ崎
昼めしは沖縄料理が食べたくなり、柳島海岸「KARIYUSHI 金城食堂」で「金城丼のそばセット」、家人は「金城そば」。丼もそばも肉はトロトロで、そばの麺はもっちりで、スープは鶏豚牛に滋味深い塩、美味いなあ。ごちそうさまでした。
Friday, July 12, 2024
「コメンテーター/奥田英朗」を読んだ
最近ご無沙汰の奥田英朗、茅ヶ崎図書館で借りた「コメンテーター」(文藝春秋)について。
これ、17年ぶりの「精神科医 伊良部シリーズ」。それぞれこんなあらすじ。
●「コメンテーター」:
低視聴率にあえぐワイドショーのスタッフの圭介は、母校のつてで美人精神科医をコメンテーターとしてスカウトしようとする。しかし、行き違いから精神科医の伊良部と看護師マユミが出演することに。案の定、ふたりは放送事故寸前のコメントを連発するが...。
●「ラジオ体操第2」:
オフィス機器メーカーの福本克己は、県道で煽り運転の被害に遭い、頭の中で復讐を考えていると過呼吸発作で呼吸困難になってしまう。また、さらに犬の散歩中、公園でスケボーで遊んでいる若者を見かけると、若者たちを説教する想像すると過呼吸発作の症状があらわれる。伊良部総合病院を訪ねた克己は、精神科医 伊良部からアンガーマネジメントができていないと言われる...。
●「うっかり億万長者」:
株のデイトレードで資産10億円を稼いだ河合保彦は、近所の公園で特選幕の内弁当を食べていると、寄ってきた大型犬にソーセージでからかうと犬に指を齧られてしまった。保彦は飼い主の初老の婦人に連れられて伊良部総合病院を訪れる途中で意識を失ってしまう。パニック障害と診断された保彦は伊良部に往診をお願いすることになるが...。
●「ピアノ・レッスン」:
ピアニストの藤原友香は新幹線で東京から大阪に向かう途中、不安になり新横浜で降りてしまう。さらに、音大の先輩の演奏会に招待されると座席が列の中央だったが、その席でじっとしないといけないというプレッシャーに耐えらない。事務所の社長に相談すると伊良部総合病院を紹介される。そこで伊良部から広場恐怖症と診断された...。
●「パレード」:
山形生まれの北野裕也は東京の私大に進学したが、上京したもののコロナの影響で大学の授業はリモートで行われることになった。少しずつ対面授業が増え、クラスでグループができる中、どのグループにも属せなかった。裕也は授業で教授から指された時に頭に血が上り、一言も喋れず、ゼミのタスクチームMTGに参加した時も緊張し、途中で帰ってしまった。伊良部総合病院を訪ねると社交不安障害と診断される...。
この精神科医 伊良部シリーズ、患者が道に迷って、ふとしたきっかけで伊良部の病院に行き、そこでハチャメチャな治療体験をするというもの。ハチャメチャな治療でテキトーな感じのくせに、人のこころに病の核心をドキリとついてくるのがたまらない。なんか鬱屈な日々にピッタリな本だった。
cf. 奥田英朗 読破 List
- B型陳情団 (1990)
- ウランバーナの森 (1997)
- 最悪 (1999)
- 邪魔 (2001)
- 東京物語 (2001)
- イン・ザ・プール (2002)
- 延長戦に入りました (2002)
- マドンナ (2002)
- 真夜中のマーチ (2003)
- 空中ブランコ (2004)
- サウスバウンド (2005)
- ララピポ (2005)
- ガール (2006)
- 町長選挙 (2006)
- 家日和 (2007)
- オリンピックの身代金 (2008)
- 用もないのに (2009)
- 無理 (2009)
- 聖なる夜に君は/奥田英朗・角田光代・大崎善生・島本理生・盛田隆二・蓮見圭一(2009)
- 純平、考え直せ (2011)
- 我が家の問題 (2011)
- あの日、君と Boys/ナツイチ制作委員会(編)・伊坂幸太郎(著)・井上荒野(著)・奥田英朗(著)・佐川光晴(著)・中村航(著)・西加奈子(著)・柳広司(著)・山本幸久(著) (2012)
- 短編工場/浅田次郎・伊坂幸太郎・石田衣良・荻原浩・奥田英朗・乙一・熊谷達也・桜木紫乃・桜庭一樹・道尾秀介・宮部みゆき・村山由佳 (2012)
- 噂の女 (2012)
- 沈黙の町で (2013)
- 田舎でロックンロール (2014)
- ナオミとカナコ (2014)
- 我が家のヒミツ (2015)
- 向田理髪店 (2016)
- ヴァラエティ (2016)
- 恋愛仮免中/奥田英朗・窪美澄・荻原浩・原田マハ・中江有里 (2017)
- 罪の轍 (2019)
- コロナと潜水服 (2020)
- コメンテーター (2023)
Thursday, July 11, 2024
Hawaiian Cafe & Restaurant 魔法のパンケーキ@茅ヶ崎 #2
早めの晩ごはん、東海岸南の「Hawaiian Cafe & Restaurant 魔法のパンケーキ」へ。素材の旨味が伝わるマウンテンバーガープレーン、家人はカラッとサクサクのフライドチキンライスボール、さらにパンケーキをシェア。ハンバーガー、ちょっと小さいかな。ごちそうさまでした。
Wednesday, July 10, 2024
Tuesday, July 09, 2024
「Last Dance/Blankey Jet City」を観た #2
Blankey Jet Cityが解散した2000年から24年、フルHDにアップコンバートされた「Last Dance」がYouTubeプレミアで公開された。
M-01. おまえが欲しい(OPENING VISION)
M-02. CAT WAS DEAD
M-03. SALINGER
M-04. PUDDING
M-05. 僕の心を取り戻すために
M-06. SKUNK
M-07. ガソリンの揺れかた
M-08. SATURDAY NIGHT
M-09. 不良少年のうた
M-10. ディズニーランドへ
M-11. いちご水
M-12. DERRINGER
M-13. SWEET DAYS
M-14. RAIN DOG
M-15. ロメオ
M-16. PUNKY BAD HIP
M-17. SESSION #02
M-18. D.I.J.のピストル
M-19. ぼくはヤンキー
M-20. 赤いタンバリン
-encore-
M-21. 悪いひとたち
M-22. 冬のセーター
M-23. COME ON
M-24. BABY BABY
- Bang! (1992/Album)
- LIVE!!! (1992/Album)
- 悪いひとたち (1992/CDS)
- 幸せの鐘が鳴り響き僕はただ悲しいふりをする (1994/Album)
- Love Flash Fever (1997/Album)
- 国境線上の蟻~The Very Best of Blankey Jet City~ (1998/Album)
- Last Dance (2000/DVD)
- Last Dance ~WOWOW Edition~ (2000/TV)
- Last Dance -Full HD- (2024/YouTube)
- Blankey Jet City VANISHING POINT 劇場版 (2013/Cinema)
- Blankey Jet City VANISHING POINT 劇場版 #2 (2013/Cinema)
- Blankey Jet City VANISHING POINT ディレクターズカット版 (2013/Cinema)
- Complete Single Collection『Singles』 (2013/Album)
「Live! at the Rainbow/Bob Marley And The Wailers」を観た #3
ひさしぶりに観直したBob Marley And The Wailersの「Live! at the Rainbow」(1977/DVD)について。
これ、1977年、Album「Exodus」リリース時のTourで、LondonのRainbow Theaterで収録されたもの。躍動するBob、華を添える3人のコーラス隊I-Threes、そしてThe Wailersの面々。ほんと不朽の映像だと思う。
特によかったのは、音楽とRockを歌った「Trenchtown Rock」、ジワジワと染みるメロと歌詞の「Them Belly Full(But WeHungry)」、最初に聴いたReggaeかもしれない「I Shot the Sheriff」、演奏が熱を帯びていく「Lively Up Yourself」、メロが流れただけで鳥肌が立つ「No Woman,No Cry」、そして「Get Up,Stand Up」あたり。
29年前、JamaicaのKingstoneに行った際、訪れたBob Marley Museumの小さなTheaterで観たのがこの映像だった。あの時、旅の心地よい疲れと熱い音楽に感動したもの。またいつか観よう。
● Live! at the Rainbow/Bob Marley And The Wailers (1977/DVD)
M-01. Trenchtown Rock
M-02. Them Belly Full(But We Hungry)
M-03. I Shot the Sheriff
M-04. Rebel Music(3 O'Clock Roadblock)
M-05. Lively Up Yourself
M-06. Crazy Baldhead
M-07. War/No More Trouble
M-08. Heathen
M-09. No Woman,No Cry
M-10. Jamming
M-11. Get Up,Stand Up
M-12. Exodus
* Filmed Live at Rainbow Theater,London on 4th July 1977.
* Remix Engneer:Terry Barham
* Vision Mixer:Anne Rowe
* Producer:Scott Millaney
* Directed by Keef.
* eagle vision,island
cf. Bob Marley And The Wailers My CD/DVD List
- Catch A Fire (1973/Album)
- Live! (1975/Album)
- Live! at the Rainbow (1977/DVD)
- Live! at the Rainbow (1977/DVD) #2
- Live! at the Rainbow (1977/DVD) #3
- Catch A Fire (2000/DVD)
- Catch A Fire (2000/DVD) #2
- Uprising Live! (2014/DVD)
Monday, July 08, 2024
「Asteroid City/アステロイド・シティ」を観た
Wes Andersonの「Asteroid City/アステロイド・シティ」(2023/Cinema)について。
こんなあらすじ。1955年、アメリカ南西部に位置する砂漠の街、Asteroid City。隕石が落下してできた巨大なクレーターが最大の観光名所であるこの街に、科学賞の栄誉に輝いた5人の天才的な子供たちとその家族が招待される。授賞式は幕を開けるが、祭典の真最中に宇宙人到来し、大混乱に陥る。街は封鎖され、軍は宇宙人出現の事実を隠蔽しようとし、子供たちは外部へ情報を伝えようと企てる...。
砂漠の町が舞台で、色彩がいいし、どのシーンも絵になる綺麗な映画。そこで群像劇が繰り広げられ、理解困難なシーンも、風刺だられのシーンも、やっぱりWes Andersonなんだと思う。もう1回観よう。
Sunday, July 07, 2024
富士見湯@藤沢 #45
酷暑の日曜日、チャリで藤沢のホーム銭湯「富士見湯」へ。寝風呂、座風呂、マッサージ風呂の熱め軟水で滝汗かいて、水風呂ですっきり。これを何度も繰り返して交互浴。今日もいいお湯をありがとうございました。
Saturday, July 06, 2024
魚助@茅ケ崎 #13
土曜日の晩ごはん、いつもの南湖の魚屋さん「魚助」のおまかせ刺身で、いつもの手巻き寿司。トルコナス焼いて、中トロ、赤身、ハマチ、アジ、カニ、タイ、イカ、貝...、美味すぎた。海辺の幸、ごちそうさまでした。
Friday, July 05, 2024
Vie-Buon@五反田
今年で17回忌、健秀さんをしのぶ会。場所は五反田の「Vie-Buon」。1年ぶりにみんなに会い、あのころのこと、たくさん話した。いい時間でした。また来年、ごちそうさまでした。
RISTORANTE E CAFFE Saizeria/サイゼリヤ@五反田 #15
東上野 寿湯あがりで、五反田の「RISTORANTE E CAFFE Saizeria/サイゼリヤ」へ。チョリソーと白でいただく。ふぅ、ごちそうさまでした。
「映画『湯道』アナザーストーリー 湯道への道」を観た
あの映画「湯道」のスピンオフ「映画『湯道』アナザーストーリー 湯道への道」(2023/Drama)について。
こんなあらすじ。湯道の最後の家元"梶山"(窪田正孝)は苦心していた。400年続く湯道が自分の代でもう終わりを迎え、絶望の淵に立っている。もうこの命をたつしかないと思ったその時、たまたま安藤(生田斗真)というペテン師に命を助けられる。安藤は自分が泥棒をしに屋敷に来ていたとは言えなかった...。
映画「湯道」を作る人々を描いたスピンオフドラマで、ドタバタなコメディーなんだけど、やっぱり湯に入ることの大切さを教えてくれるもの。悪ノリだけどただただ楽しい。いいです、こういうの。
Thursday, July 04, 2024
イタリア料理 カプリチョーザ@江の島 #13
茅ヶ崎からウォーキングして、ひさしぶりに鵠沼海岸から江の島カプリチョーザへ。今日は大創業祭でトマニンスパが半額。そのトリプルにイカツナサラダ、生に白。まだまだ日差しが強い中、約8kmのウォーキングしてからのトマニンがしみる。ごちそうさまでした。
帰り道、江のすいあたりから鵠沼海岸商店街へ。懐かしい。しっかし、夏に江の島まで歩くのは無謀だった。次回はチャリ。
「Catch A Fire/The Wailers」を観た #2
ひさしぶりに観直したドキュメンタリー作品「Catch A Fire/The Wailers」(2000/DVD)。
これ、WOWOWで「ボブ・マーリー『キャッチ・ア・ファイヤー』ドキュメンタリー」として放送されたもので、Bob MarleyAnd The Wailersのデビュー作「Catch A Fire」の製作を描いたドキュメンタリー映像。Bob Marley、Peter ToshやBunny Wailerのインタビュー、RockファンはReggaeを認めていなかったロンドンでLiveを行ったThe Wailers、island Records創設者であるChris Blackwellのインタビューなど、Bobの音楽的な統率力でメインストリームにあがっていったことが描かれている。しっかし、「Slave Driver」、「Stop That Train」、「Kinky Reggae」、「Concrete Jungle」など、Rockが次の段階に進んだことがわかるドキュメンタリーだった。
* Director:Jeremy Marre
* Produced in association with Daniel Television.
* (C)1999 Classic Album Series 2 Ltd
cf. Bob Marley And The Wailers My CD/DVD List
- Live! (1975/Album)
- Live! at the Rainbow (1977/DVD)
- Live! at the Rainbow (1977/DVD) #2
- Catch A Fire (2000/DVD)
- Catch A Fire (2000/DVD) #2
- Uprising Live! (2014/DVD)
Wednesday, July 03, 2024
「SONGS 岡村和義」(NHK)を観た
NHKの「SONGS 岡村和義」について。
今回のサブタイトルは「第653回 岡村和義 ~最強のともだち~」。ちゃんと聴いてなかったんだけど、このユニットはほんと侮れない。それぞれの代表曲である「あの娘ぼくがロングシュート決めたらどんな顔するだろう」と「ずっと好きだった」を、2人で歌い合うシーンはたまらない。
● On Air Set List:SONGS 岡村和義 (NHK)
M-01. あの娘ぼくがロングシュート決めたらどんな顔するだろう
M-02. ずっと好きだった
M-03. 吉祥寺のうた
M-04. カモンベイビー
M-05. サメと人魚
Tuesday, July 02, 2024
シャトレーゼ/Chateraise@茅ケ崎
帰れま10を観て、行きたくなったブランチ茅ヶ崎の「シャトレーゼ/Chateraise」。レディースデイということもあり、これでしめて1,400円ほど。コスパがすごい。
「衆愚の果て/高嶋哲夫」を読んだ
茅ヶ崎市図書館で借りた高嶋哲夫の「衆愚の果て」(幻冬舎文庫)について。
こんなあらすじ。無職27歳の大場大志が衆議院議員になった。2,000万円超えの年収、都心の一等地に立つ宿舎、海外視察費約200万円など政治家特権を手にして歓喜する。しかし、多すぎる議員数や手厚い議員年金など自身の身を削らずに国民にばかり負担を強いる政治家に次第に嫌悪感を抱く...。
これ、日本政治の憂うべき実態を、一人の新人議員の眼を通して描いた政治小説。タナボタでたまたま議員になってしまった主人公がお気楽に議員生活を始めたんだけど、いろんなつながり、しがらみから正義にめざめ、体当たりで取り組んでいく痛快ストーリー。なかなかいい。ただ、暗いタイトルと暗い装幀が絶対損してると思う。
cf. 高嶋哲夫 読破 List
- 首都感染 (2010)
- 東京大洪水 (2010)
- 衆愚の果て (2012)
- 富士山噴火 (2015)
- 日本核武装 (2016)
- ハリケーン (2018)
- 紅い砂 The Wall (2020)
- バクテリア・ハザード (2020) * ペトロバグ(2007 改題/再編集)
- EV イブ (2021)
- 決戦は日曜日 (2021)
Monday, July 01, 2024
「SONGS 東京スカパラダイスオーケストラ」(NHK)を観た
NHKの「SONGS 東京スカパラダイスオーケストラ」について。
今回のサブタイトルは「第647回 東京スカパラダイスオーケストラ ~あらゆる壁を超える音楽の力~」。まずは、メキシコでのツアー映像。言葉の壁なんてまったくないことが伝わる。で、盟友チバユウスケのこと。あの「カナリヤ鳴く空」の歌モノでチバが歌う姿はほんとかっこよかった。今回、TAKUMA(10-FEET)が歌うのも感慨深い。
● On Air Set List:SONGS 東京スカパラダイスオーケストラ (NHK)
M-01. 5 days of TEQUILA
M-02. Cielite Lindo
M-03. Paradise Has No Border
M-04. Paradise Has No Border(Vive Latino 2023)
M-05. カナリヤ鳴く空 feat.TAKUMA(10-FEET)
M-06. メモリー・バンド
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