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Thursday, July 18, 2024

「お帰り キネマの神様/原田マハ」を読んだ

Mahaharada_okaericinemanokamisama 茅ヶ崎図書館で借りて読んだ原田マハの「お帰り キネマの神様」(文春文庫)について。
 以前読んだ原田マハの小説「キネマの神様」が映画化されるにあたり、監督の山田洋次が脚色したシナリオを元に、もう一度原田マハが書きおろした小説がこれ。こんなあらすじ。令和元年秋、不気味なコロナの影が近づいてきたころ。円山郷直ことゴウは、酒と博打で年金もシルバー人材センターを通じた僅かな収入も使い果たし、闇金にも手を出していた。そんなゴウと妻の淑子の家には、出戻った娘の歩と孫の勇太の家族4人で暮らしていた...。
 令和元年と昭和44年の大船撮影所を舞台にして、壊れかけていた小さな家族が「映画」の存在によって救われていく物語。原作とはまったく違う新たな話なんだけど、またしても泣けてしまった。これは映画版も観るしかない。

cf. 原田マハ 読破 List
カフーを待ちわびて (2006)
一分間だけ (2007)
ランウェイ☆ビート (2008)
ごめん Where Life Goes (2008)
さいはての彼女 (2008)
キネマの神様 (2008)
花々 (2009)
翼をください (2009)
ギフト (2009/2021)
インディペンデンス・デイ (2010)
本日は、お日柄もよく (2010)
星がひとつほしいとの祈り (2010)
風のマジム (2010)
まぐだら屋のマリア (2011)
永遠をさがしに (2011)
いと-運命の子犬-/原田マハ(文)・秋元良平(写真) (2011)
小説 星守る犬/原田マハ(著)・村上たかし(原作) (2011)
楽園のカンヴァス (2012)
旅宿おかえり (2012)
生きるぼくら (2012)
いつも一緒に -犬と作家のものがたり-/新潮文庫編集部(編)・檀ふみ・小路幸也・遠藤周作・角野栄子・伊丹十三・鷺沢萠・伊集院静・江國香織・幸田文・久世光彦・小川洋子・佐藤愛子・糸井重里・原田マハ・島尾敏雄・馳星周・小澤征良・山崎豊子・唯川恵(2013)
ジヴェルニーの食卓 (2013)
総理の夫 First Gentleman (2013)
ユニコーン ジョルジュ・サンドの遺言 (2013)
翔ぶ少女 (2014)
太陽の棘 (2014)
奇跡の人 The Miracle Worker (2014)
あなたは、誰かの大切な人 (2014)
異邦人(いりびと) (2015)
モダン (2015)
ロマンシエ (2015)
暗幕のゲルニカ (2016)
デトロイト美術館の奇跡 DIA:A Portrail of Life (2016)
リーチ先生 (2016)
恋愛仮免中/奥田英朗・窪美澄・荻原浩・原田マハ・中江有里 (2017)
サロメ (2017)
アノニム (2017)
たゆたえども沈まず (2017)
いちまいの絵 生きているうちに見るべき名画 (2017)
スイート・ホーム (2018)
フーテンのマハ (2018)
常設展示室 Permanent Collection (2018)
美しき愚かものたちのタブロー (2019)
20 CONTACTS 消えない星々との短い接触 (2019)
風神雷神 Juppiter,Aeolus (2019)
ハグとナガラ (2020)
<あの絵>のまえで (2020)
ゴッホのあしあと (2020)
モネのあしあと (2021)
リボルバー (2021)
やっぱり食べに行こう。(2021)
- お帰り キネマの神様 (2023)

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