「Civil War/シビル・ウォー アメリカ最後の日」を観た
prime videoで観た「Civil War/シビル・ウォー アメリカ最後の日」(2024/Cinema)について。
こんなあらすじ。連邦政府から19の州が離脱したアメリカでは、テキサス州とカリフォルニア州の同盟からなる「西部勢力」と政府軍の間で内戦が勃発し、各地で激しい武力衝突が繰り広げられていた。就任3期目に突入した権威主義的な大統領(Nick Offerman)は勝利が近いことをテレビ演説で力強く訴えるが、ワシントンD.C.の陥落は目前に迫っていた。戦場カメラマンのLee(Kirsten Dunst)、記者のJoel(Wagner Moura)、Leeが師と仰ぐベテラン記者のSammy(Stephen McKinley Henderson)に、Leeに憧れる駆け出し写真家Jessie(Cailee Spaeny)は、14カ月にわたって一度も取材を受けていないという大統領に単独インタビューを行うべく、ホワイトハウスを目指して旅に出る...。
4人のジャーナリストが戦場と化したワシントンD.D.へ向かう中で、内戦の恐怖と狂気を目の当たりにしていく様を描いた戦争映画。私刑を受け晒されている瀕死の略奪者、政府軍の捕虜を処刑する民兵、家を追われた女子供が寄り集まる難民キャンプ。内戦に不干渉を貫いて、かつての安穏とした生活を続ける村、敵の正体も判らぬまま睨み合う狙撃兵...。あのアメリカが悲惨な戦場となり、凄い緊張感がある。ジャーナリズムについても考えさせられる映画だった。
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