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Tuesday, February 04, 2025

「spring/恩田陸」を読んだ

Rikuonda_spring ひさしぶりの恩田陸、茅ヶ崎図書館で借りて読んでみた「spring」(筑摩書房)について。
 こんなあらすじ。その名に一万もの春を持つ、萬春(よろずはる)。8歳でバレエを始めた彼は、15歳で海を渡り、天才バレエダンサーで天才振付家として世界に名を轟かせていく。春と一緒に切磋琢磨を続けるダンサー仲間、バレエの世界へ春を導いた恩師、そして春とともに作品を作り上げた作曲家が語る。萬春とはいったい何者なのか...。
 一人のバレエの天才を描いた4つの物語。バレエの世界で競い合うダンサーたちの息遣いが伝わってくる。ただバレエの知識ゼロで読んだけど、映像が浮かぶ描写は凄いけど、どこか別世界な感じは消えなかった。なかなかハードな小説だと思う。

cf. 恩田陸 読破 List
六番目の小夜子 (1992)
三月は深き紅の淵を (1997)
光の帝国 常野物語 (1997)
月の裏側 (2000)
ネバーランド (2000)
puzzle(パズル) (2000)
ライオンハート (2000)
ドミノ (2001)
図書館の海 (2002)
ねじの回転-February Moment (2002)
蛇行する川のほとり (2004)
Q&A (2004)
夜のピクニック (2004)
ユージニア (2005)
蒲公英草紙 常野物語 (2005)
エンド・ゲーム 常野物語 (2006)
朝日のようにさわやかに (2007)
木漏れ日に泳ぐ魚 (2007)
きのうの世界 (2008)
私の家では何も起こらない (2010)
私と踊って (2012)
EPITAPH東京 (2015)
消滅 VANISHING POINT (2015)
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 蜜蜂と遠雷 (2016)
祝祭と予感 (2019)
歩道橋シネマ (2019)
ドミノin上海 (2020)
灰の劇場 (2021)
- spring (2024)

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