「서울의 봄/12.12:The Day/ソウルの春」を観た
気になってた韓国映画「서울의 봄/12.12:The Day/ソウルの春」(2023/Cinema)を観た。
こんなあらすじ。1979/10/2日、独裁者と言われた大韓民国パク・チョンヒ大統領が、自らの側近に暗殺された。国中に衝撃が走るとともに、民主化を期待する国民の声は日に日に高まってゆく。しかし、暗殺事件の合同捜査本部長に就任したチョン・ドゥグァン保安司令官は、陸軍内の秘密組織"ハナ会"の将校たちを率い、新たな独裁者として君臨すべく、12/12にクーデターを決行する。一方、高潔な軍人として知られる首都警備司令官イ・テシンは、部下の中にハナ会のメンバーが潜む圧倒的不利な状況の中、自らの軍人としての信念に基づき"反逆者"チョン・ドゥグァンの暴走を食い止めるべく立ち上がる...。
この映画「ソウルの春」、独裁者パク・チョンヒ大統領暗殺による一時的な民主化ムードを断ち切った「12・12 粛軍クーデター」を描いたもの。独裁政権下での抑圧と民主化への希望と失望を描いているけど、民主主義の価値とその獲得のための犠牲について考えさられるもの。全斗煥大統領のこと、よくわかっていなかったけど、韓国の歴史でこのような重要な瞬間があったことがよくわかった。いい映画です。
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