「アラート/真山仁」を読んだ
茅ヶ崎図書館で借りた真山仁の「アラート」(新潮社)について。
こんなあらすじ。防衛費倍増の財源を巡って政権は揺れ、予算折衝は激しさを増していた。その最中、台湾の潜水艦と日本の漁船の衝突事故が起き、現場に中国艦船が集結した。その時、民自党の都倉響子総務会長は北京滞在中で、中国首相と面会していた...。
これ、まさに今も叫ばれている台湾有事をめぐる国際政治小説。北朝鮮が発射したミサイルが新発田沿岸に着弾寸前に自爆され、在日米軍が完全撤退し、ロシアと中国による領空・領海侵犯が頻発、北朝鮮からのミサイルが東京湾に着弾...。自国第一主義を標榜し、世界を守ることをやめたトランプが立ちはだかる中、自分の国を自らの防衛力で守るということを忘れてきた日本に警鐘を鳴らしている。フィクションとは思えない小説だった。
cf. 真山仁 読破 List
- 新装版 ハゲタカ (2013)
- バイアウト (2006)
- レッドゾーン (2009)
- グリード (2013)
- 当確師 (2018)
- ハゲタカ4.5 スパイラル (2018)
- ハゲタカ2.5 ハーディ (2017)
- プリンス (2021)
- それでも、陽は昇る (2021)
- アラート (2025)
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