Monday, October 19, 2020

「SONGS 佐野元春」(NHK)を観た

Motoharusano_songsnhk 

 NHKの「SONGS 佐野元春」について。
 デビュー40年の今年、9年ぶりに出演した佐野元春。インタビュアーであり長年のファンである武田真一キャスターと元春が語るんだけど、その中で元春レディオショー、言葉とビートについて、3分間で中で多くを歌うこと、成長というテーマについて、NYCで過ごした1年とAlbum「VISITORS」(1984)について、コロナ禍での「エンタテインメント」とその先にある表現やアートについて...ほんと変わらない。
 しっかし、演奏された「約束の橋」も「ニューエイジ」も「エンタテインメント!」、素晴らしかった。いい番組だった。

● On Air Set List:SONGS 佐野元春 (NHK)
M-01. 約束の橋
M-02. ニューエイジ
M-03. エンタテインメント!

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「Taxi Driver/タクシードライバー」を観た #3

Taxdriver3 ひさしぶりに観直した「Taxi Driver/タクシードライバー」(1976/Cinema)について。
 こんなあらすじ。ベトナム戦争から帰還した元海兵隊のTravis(Robert De Niro)はタクシー会社に就職し、夜の街をタクシーで流しながら、世界の不浄さに苛立ちを感じていた。大統領候補の選挙事務所に勤めるBetsy(Cybill Shepherd)と親しくなったTravisだったが、彼女をポルノ映画に誘ったことで絶交されてしまう。心は荒んでいくTravisだったが、停車中のタクシーに逃げ込んで来た幼い売春婦Iris(Jodie Foster)が、ポン引きの男によって強引に連れ戻される場面に遭遇する...。
 N.Y.を舞台にタクシードライバーとして夜の街を当てもなく走り続ける元海兵隊員が、腐敗した社会に対する怒りや虚しさや孤独感から精神を病み、最後は狂気な行動に走る姿を描いたMartin Scorseseの怪作。Jazzyな音楽が流れる中、腐った夜のN.Y.が映り出され、Travis自身の壊れた心象映像がかぶっていくのがいい。そして、Travisの狂気が徐々に増幅し、Irisを助けるという必要以上の責任感が生んだ最後の虐殺シーンもいいし、Irisの両親からの手紙のシーンもなんとも言えない不気味感につつまれる。何回観ても精神の危うさが伝わる映画だと思う。

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Friday, October 16, 2020

「Doctor Sleep/ドクター・スリープ」を観た

Doctor_sleep あの「The Shining/シャイニング」(1980)の40年後を描いた「Doctor Sleep/ドクター・スリープ」(2019/Cinema)、やっと観た。
 こんなあらすじ。40年前、雪に閉ざされた山奥のホテルで父親Jack(Jack Nicholson)に殺されかけたことが今でもトラウマになっているDanny(Ewan McGregor)。トラウマに苦しみながらも、ホスピスで働き、"Shining(輝き)"と呼ぶ超能力で患者達を癒やし、周囲から"Doctor Sleep"と呼ばれていた。同じ頃、子供ばかりを狙った連続誘拐殺人事件が起こり、Dannyは自分と同じような特殊能力によって事件を目撃したという少女Abra(Kyliegh Curran)からのSOSを感じ取る...。
 これ、一家を襲った雪山のホテルでの恐ろしい出来事から40年後、生き延びた息子Dannyが遭遇する新たな恐怖を描いたホラー映画。前作のあの「The Shining/シャイニング」では、Stephen Kingの原作を離れ、監督Stanley Kubrickが独自に造り上げたホラーだった。つまり原作では邪悪な意志をもつホテルがJackを狂気に導いているが、一方映画では、超常的なシーンあるもののホテルの邪悪な意思よりも閉ざされたホテルの中で、Jackは孤独に耐えられず狂したようにも描かれている。
 で、今回の「Doctor Sleep/ドクター・スリープ」もStephen King自身が続編小説を書いているが、Kingの意向に沿うような正義vs悪の超能力大戦のとして描き、あの悪夢のホテルを再現することで前作映画「The Shining/シャイニング」ともリンクしている。惨劇の幕開けとなったホテルメインラウンジやバー、雪の巨大迷路などをちゃんと描いているのがいい。
 ひさしぶりに「The Shining/シャイニング」を観てから、もう一度この「Doctor Sleep/ドクター・スリープ」を観直したいと思う。

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「Terminator:Dark Fate/ターミネーター:ニュー・フェイト」を観た

Terminator_dark_fate ジワジワと観直してる"Terminator"シリーズ。「The Terminator/ターミネーター」(1984)、「Terminator 2:Judgment Day/ターミネーター2」(1991)、「Terminator 3:Rise of the Machines/ターミネーター3」(2003)、「Terminator Salvation/ターミネーター4」(2009)、「Terminator Genisys/ターミネーター:新起動/ジェニシス」(2015)に続き、第6作「Terminator:Dark Fate/ターミネーター:ニュー・フェイト」(2019/Cinema)について。
 こんなあらすじ。2020年メキシコ。自動車工場で働いている女性Dani(Natalia Reyes)は、未来から来たTerminator"REV-9"(Gabriel Luna)に襲われるが、同じく未来から来た女性強化型兵士Grace(Mackenzie Davis)に救われる。REV-9の追跡を受ける中、かつてTerminator達と戦ってきた女性Sarah(Linda Hamilton)はDani達を救う...。
 James Cameronが製作として復帰し、Arnold SchwarzeneggerとLinda Hamiltonも登場する「Terminator 2:Judgment Day/ターミネーター2」(1991)の28年ぶりの続編がこれ。未来のために繰り返されるテクノロジーの暴走と立ち向かう人々を描くこのシリーズ、James Cameronの復帰により、あのT1やT2の世界観がよみがえったと思う。これぞ、ターミネーター、劇場に行けばよかった。また観よう。

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Wednesday, October 14, 2020

「Dragon Ash Tour FREEDOM ~新進シャンソン歌手総出演新春シャンソンショウ~」(WOWOW)を観た #2

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 WOWOWで放送された「Dragon Ash Tour FREEDOM ~新進シャンソン歌手総出演新春シャンソンショウ~」について。ふたたび観てみた。
 これ、Dragon Ashが2009/5/8 Zepp Tokyoで行ったLive。Album「Freedom」の曲を中心に新旧おり混ざって、Balanceのいい構成なんだけど、なんかIKUZONEの姿に目がいってしまう。青と赤のBass、ヘッドホン、パンツ、半分に分けた髪...まるでお釈迦様のようだ。これからもDAを、日本のMixture Rockを見守ってほしいと思った。
 で、特によかったのは、いきなりの陽性なLatin Tune「Freedom」、切なくて強いメロの「Desperado」、ジワっとしみる「Ivory」、優しいMidium Tuneの「Sunset Beach」、強いBEATの「Beautiful」、街の陽が浮かぶ祈りの歌「few lights till night」、懐かしくて勇気をくれる「Velvet Touch」、音がどんどん激しくなる「Mixture」、歌詞もサビも抑揚あるメロもいい「繋がりSUNSET」、こんな状況だからこその「Dear Mosh Pit」、爆発力の「Fantasista」、美しい「morrow」、そして歌詞が響く「運命共同体」あたり。またDAのLiveに絶対行きたい。

● On Air Set List:Dragon Ash Tour FREEDOM ~新進シャンソン歌手総出演新春シャンソンショウ~ (WOWOW)
M-01. Freedom
M-02. Desperado
M-03. Ivory
M-04. Big Town Rhapsody
M-05. Sunset Beach
M-06. Beautiful
M-07. few lights till night
M-08. Velvet Touch
M-09. Ordinary
M-10. Mixture
M-11. 繋がりSUNSET
M-12. Dear Mosh Pit
M-13. Fantasista
M-14. morrow
M-15. 運命共同体
* Filmed Live at Zepp Tokyo,on 8th May 2009.
* Dragon Ash are kj(vocal & guitar),MAKOTO(drums),IKUZONE(bass),BOTS(turntable),HIROKI(guitar),ATSUSHI(dancer),DRY-V(dancer).

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Tuesday, October 13, 2020

「Dragon Ash Tour 2007 & Document ~DEVELOP THE MUSIC~」(WOWOW)を観た #2

Dragonash_20070629zepptokyo

 WOWOWで放送された「Dragon Ash Tour 2007 & Document ~DEVELOP THE MUSIC~」について。ふたたび観てみた。
 これ、Dragon Ashが2007/6/9 韓国Melon AX、Tour最終日2007/6/29 Zepp Tokyoで行ったLiveとそのオフショットを追ったドキュメンタリー番組。まずはZeppのほうだけど、メンバーのスタジオ入りから楽屋の風景、リハーサルやそのリハでの武田真治とのセッション確認などが盛り込まれている。また、韓国のほうは、韓国への出入国、韓国メディアとの取材、プルコギや朝からキムチと焼肉、そしてリハの模様が収録されている。韓国での根強い人気も凄い。
 で、Liveのほうだけど、DAのラテンMusicを取り込んだ傾向をある程度達成したTourだと思う。Rock、Punk、Hip-Hop、Reggae、Drum'n Bass、Electronica、Turn TableにLatin Tasteが加わり、彼らのMixtureが見事に融合したLiveだったと思う。特によかったのは、メランコリックなLatin Tuneの「Develop the music」、美しくて性急なメロの「Just I'll Fly」、枯れた祈りの歌の「Fly」、Rhythmがいい「Palamas Rock(feat.UZI-ONE)」、力強いBEATにアレンジされている「under age's song」、喜びの歌の「Luz del sol(feat.大蔵 From ケツメイシ)」、武田真治のSaxが切ない「El Alma(feat.SHINJI TAKEDA)」、イントロだけで鳥肌が立つ「百合の咲く場所で」、5個の打楽器から穏やかなメロへと続く「few lights till night」、そして歌詞がいい「Beautiful」あたり。またDAのLiveに絶対行きたい。

● On Air Set List:Dragon Ash Tour 2007 & Document ~DEVELOP THE MUSIC~ (WOWOW)
M-01. Develop the music *1
M-02. stir *1
M-03. Just I'll Fly *1
M-04. Fly *1
M-05. Dark Cherries *1
M-06. Libertad de fiesta *1
M-07. Palamas Rock(feat.UZI-ONE) *1
M-08. Develop the music *2
M-09. Ivory *2
M-10. Rainy *2
M-11. Samba`n'bass *2
M-12. under age's song *1
M-13. Luz del sol(feat.大蔵 From ケツメイシ) *1
M-14. El Alma(feat.SHINJI TAKEDA) *1
M-15. Loca Burnin'(feat.SHINJI TAKEDA,アイニ) *1
M-16. 百合の咲く場所で *1
M-17. few lights till night *1
M-18. Beautiful *1
*1:2007.6.29@Zepp Tokyo -DEVELOP THE MUSIC-
*2:2007.6.9@韓国Melon AX -DEVELOP THE MUSIC in Korea-
* Dragon Ash are kj,IKUZONE,MAKOTO SAKURAI,BOTS,HIROKI,ATSUSHI,DRY-V.
* UZI-ONE,大蔵,SHINJI TAKEDA,アイニ
* Produced by INNOVATOR inc.,WOWOW INC.

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「A Ghost Story/A GHOST STORY/ア・ゴースト・ストーリー」を観た

A_ghost_story 面白そうだったのでちょっと観てみた「A Ghost Story/A GHOST STORY/ア・ゴースト・ストーリー」(2017/Cinema)について。
 こんなあらすじ。テキサス郊外の小さな一軒家でC(Casey Affleck)とM(Rooney Mara)の若い夫婦は、幸せな日々を送っていたが、ある日Cが交通事故で急死してしまう。妻のMは病院でCの遺体を確認すると病院を後にするが、死んだはずのCはシーツをかぶった状態で起き上がり、Mと暮らしていたわが家へ向かう。幽霊になったCは、自分の存在に気付かず悲しみに暮れるMを見守り続ける...。
 これ、事故死した夫がシーツを被った幽霊になって残された妻を見守る様を描いたファンタジー映画。幽霊の映画といってもホラーではなく、幽霊となった夫は生きている妻とコミュニケーションを取ることななく、ただただ徹底して幽霊からみた視点や意識や記憶で、ぼんやりとゆったり進んでいく。生も死も超えた存在を描いていて、アート色が強い不思議な作品だった。

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Monday, October 12, 2020

「Dragon Ash Tour ~Rio de Emocion~ 2005」(WOWOW)を観た

Dragonash_20051125yokohamablitz

 WOWOWで放送された「Dragon Ash Tour ~Rio de Emocion~ 2005」について。
 これ、2005/11/25 横浜BLITZでのDragon AshのLiveが収録されたもの。この時期のDAは中南米やLatinなムードが強かった頃。Mixtureの幅を広げてくれたし、オレたちにLatin Musicの熱さや美しさを教えてくれたと思う。
 特によかったのは、まずはLatin ModeでLive開始の「Los Lobos」、情熱と情感あふれる「Just I'll say」、枯れたMelody Lineの「Palmas rock feat.UZI-ONE」、Reggaeのリズムに美しい光景が浮かぶ好きな曲の「夕凪Union」、HeavyなMixtureの「Aim high」、ともかくメロがいい「Crush the window」、フロアもステージも爆発した「Fantasista」、訴えてくる詩もいい「Fever」、そしてステージに客をあげての「something in view」あたり。またDAのLiveに絶対行きたい。

● On Air Set List:Dragon Ash Tour ~Rio de Emocion~ 2005 (WOWOW)
M-01. Los Lobos
M-02. Scarlet needle
M-03. Just I'll say
M-04. Palmas rock feat.UZI-ONE
M-05. Cloverleaf
M-06. 夕凪Union
M-07. Invitation
M-08. Round up
M-09. Aim high
M-10. resound feat.HIDE,136
M-11. Crush the window
M-12. Fantasista
M-13. Fever
M-14. something in view
* Filmed Live at Yokohama Blitz,Kanagawa on 25th.Nov.200.
* Dragon Ash are kj(vocal & guitar),MAKOTO(drums),IKUZONE(bass),BOTS(turntable),HIROKI(guitar),ATSUSHI(dancer),DRY-V(dancer).
* Produced by INNOVATOR inc.,WOWOW INC.

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Sunday, October 11, 2020

「Rocketman/ロケットマン」を観た

Rocketman ちょっと気になってたElton Johnの半生を描いたミュージカル伝記映画「Rocketman/ロケットマン」(2019/Cinema)について。
 こんなあらすじ。1947年生まれの少年Reggie Dwightは早くからピアノの演奏に才能を発揮するが、不仲な父親Stanley(Steven Mackintosh)と母親Sheila(Bryce Dallas Howard)に愛されていないことに悩んでいた。やがて、Elton John(Taron Egerton)という名前で音楽活動を始めるが、Bernie Taupin(Jamie Bell)と出会いを、2人で作った「Your Song」などヒットナンバーを次々と世に送り出していく。そして、同性の恋人John Reid(Richard Madden)を自分のマネージャーに据えたEltonは、成功に反して孤独を感じ続け、アルコールやドラッグに溺れていく...。
 Elton Johnの歌を聴いてきて、その優しさと美しさと強さはわかってたし、同性愛者であることもわかってたけど、家族や周囲から愛されないという問題に苦悩し、成功者ゆえの孤独と自身の傲慢さがここまで強烈だと思わなかった。Eltonのヒット曲が満載で、ショーアップされてるけど、その華やかさの裏にあるドロドロしたものが伝わってくる。そんな不思議なミュージカル映画だった。

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Saturday, October 10, 2020

「Terminator Genisys/ターミネーター:新起動/ジェニシス」を観た #2

Terminatorgenisys2 ジワジワと観直してる"Terminator"シリーズ。「The Terminator/ターミネーター」(1984)、「Terminator 2:Judgment Day/ターミネーター2」(1991)、「Terminator 3:Rise of the Machines/ターミネーター3」(2003)、「Terminator Salvation/ターミネーター4」(2009)に続き、観直したTerminator Genisys/ターミネーター:新起動/ジェニシス」(2015/Cinema)について。
 こんなあらすじ。2029年、人類が人工知能を持つ機械軍との戦いに終止符を打とうとしていた。だが機械軍は、人類の指導者John Connor(Jason Clarke)の母Sarah Connor(Emilia Clarke)を暗殺して歴史を書き換えるべく、ターミネーター"T-800"(Arnold Schwarzenegger)を1984年の過去へ送り込んでいた。一方人類側も、Sarahを救う任務に志願した青年Kyle Reese(Jai Courtney)を1984年に送り込んだが、そこにはすでに未来を知って戦士となっていたSarahと彼女の守護者である別のT-800が存在していた...。
 第3作「Terminator 3:Rise of the Machines/ターミネーター3」(2003)以来12年ぶりにSchwarzeneggerが出演したもの。時代設定としては、「The Terminator/ターミネーター」(1984)と同じだけど時間軸が異なるため、すでにSarahが戦士になっていたり、SarahとKyleの出会いが別の話に展開していったりと、パラエルワールド的世界観になっている。ただそもそもなんだけど、Kyle ReeseもJohn Connorも、過去のターミネーターを演じてきた役者たちと比べると演技も見た目も正直見劣りしてしまってなんか楽しめない...これ、第5作は生理的にダメだった。残るは第6作「Terminator:Dark Fate/ターミネーター:ニュー・フェイト」(2019)、ともかく全シリーズを観直していこう。

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