Tuesday, August 22, 2017

「Wild At Heart/ワイルド・アット・ハート」を観た

Wildatheart 2017年、27年ぶりに公開されたTwin Peaks Season3(日本では「ツイン・ピークス The Return」)。ひっさびさに観直したけど、その流れで観てみたDavid Lynch監督の「Wild At Heart/ワイルド・アット・ハート」(1990/Cinema)。これまた懐かしい。
 こんなあらすじ。アメリカ南部が舞台。恋人Lula(Laura Dern)の目の前で人を殺してしまったSailor(Nicolas Cage)は、約2年ぶりに刑務所から出所し、Lulaとの生活を夢見て彼女を連れてCaliforniaへと車で向かう。一方、娘Lulaを偏執的に愛する母親Marietta(Diane Ladd)は、私立探偵Johnnie(Harry Dean Stanton)に2人を追わせるだけではなく、暗黒街の顔役に依頼して殺し屋Santos(J.E. Freeman)にもSailor達を追わせる。やがて所持金が減ったSailorは、謎めいた男Bobby(Willem Dafoe)から銀行強盗の計画に誘われる...。
 第43回カンヌ国際映画祭でパルムドールを受賞したこの作品、Sailor&Luraの逃避行を暴力、死、Sexをモチーフに描いたViolence Road Movie。殺害シーンとか交通事故での死亡シーン、Sheryl Leeが演じた良い魔女、Elvis Presleyの"Love Me Tender"などなど、今観てもDavid Lynchらしい独特の映像感覚に溢れている。しっかしWillem Dafoeのいやらしい汚れ役がたまらなかった。
 役者を含め、ぶっ飛んだ映画だったことを思い出した。

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Monday, August 21, 2017

「SKULLSHIT 20th ANNIVERSARY 骸骨祭り 1996-2016」(Space Shower TV)を観た

Gaikotsumatsuri2016

 SKULLSHIT主催のEvent「SKULLSHIT 20th ANNIVERSARY 骸骨祭り 1996-2016」。スぺシャでの放送について。
 これ、ストリートファッションブランドの"SKULLSHIT"による5年に一度のEventイベントで、音楽xお笑いxプロレスとまさに異種格闘技戦状態。放送されたは、2016/12/3-4と幕張メッセで行われたもので、ともかく規模がデカい。で、出ているBandが良すぎるし、ブランドとBandの絶大なる信頼感が伝わってきた。
ともかくひっかかかったBandについて。
・ヤバイTシャツ屋さん:Popでいい。そろそろLiveを観たい。
・打首獄門同好会:ホルモンのにおいがしてきた。これはちゃんと聴かねば。
・ストレイテナー:最近ご無沙汰のテナー、11月の駒大学祭が楽しみになってきた。
・ACIDMAN:孤高なポジションができあがった。
・夜の本気ダンス:Funkさがたまらない。そろそろLiveを観たい。
・四星球:めざましでも取り上げられてたけど、キテルと思う。
・SUPER BEAVER:ちゃんと聴きたいBandの一つ。
・RIZE:鉄壁なHardcore。やっぱり本家はいい。
・lovefilm:穏やかなPop Tune。
・岡崎体育:京都出身なんだって。
・175R:変わらない青さがいい。
・Nothing's Caved In Stone:ちょっとひさびさ。音の厚さが増している。
・MAN WITH A MISSION:幕張大盛り上がり。
・MONOEYES:日本語での大シンガロング。
・THE BACK HORN:アニソンぽさがたまらない。
・04 Limited Sazabys:勢いが止まらない。ロックすごろく驀進中。
・GOOD4NOTHING:笑顔にあふれてる。
・The BONEZ:Guitarでエモ。そろそろLiveを観たい。
・BLUE ENCOUNT:避けてきたけど気になりだした。
・山嵐:強靭なBEAT。
・GOING UNDER GROUND:美メロでなんか懐かしい。
・SiM:HardcoreだけどどこかPop。ちゃんと音源を聴かないとマズイ気になってきた。
・氣志團:いい意味で変わらない80's J-POP。
・10-FEET:Mosh! Lush! Jump!
・THE冠:どこでみたんだろ。ともかく大トリ!

 マジでSKULLSHITのTeeが欲しくなってきた。

● On Air Set List:SKULLSHIT 20th ANNIVERSARY 骸骨祭り 1996-2016」(Space Shower TV)
=DAY1(12.03 SAT)=
M-01. Rise Above/dustbox
M-02. 拝啓、ツラツストラ/グッドモーニングアメリカ
M-03. reboot/jealkb
M-04. 無線LANばり便利/ヤバイTシャツ屋さん
M-05. オメでたい頭でなにより/オメでたい頭でなにより
M-06. デリシャスティック/打首獄門同好会
M-07. MATSURI BAYASHI/KEYTALK
M-08. シーグラス/ストレイテナー
M-09. レガートの森/ACIDMAN
M-10. WHERE?/夜の本気ダンス
M-11. クラーク博士と僕/四星球
M-12. ありがとう/SUPER BEAVER
M-13. 最φ最好調!/でんぱ組.Inc
M-14. KAMI/RIZE
M-15. Ghost Dance/lovefilm
M-16. 最高の世界/NoGoD
M-17. Explain/岡崎体育
M-18. Hope/MEANING
M-19. UPRISIN/RADIOTS
M-20. ハッピーライフ/175R
M-21. Isolation/Nothing's Caved In Stone
M-22. FLY AGAIN/MAN WITH A MISSION
M-23. MONSTER TREE/SHAKALABBITS
M-24. グラニート/MONOEYES
=DAY2(12.04 SUN)=
M-01. GOLDEN TOWER/RADIO FISH
M-02. 八月の夜/Silent Siren
M-03. スターチス/MAGIC OF LIFE
M-04. Bloom/The Winking Owil
M-05. Fall/SHADOWS
M-06. 罠/THE BACK HORN
M-07. monolith/04 Limited Sazabys
M-08. Happy life/MERRY
M-09. It's My Paradise/GOOD4NOTHING
M-10. Thread&Needle/The BONEZ
M-11. ヒーロー/Amelie
M-12. Singin' in the rain/JAWEYE
M-13. Survivor/BLUE ENCOUNT
M-14. Final Destination/coldrain
M-15. TONIGHT/MUCC
M-16. DIP-BAP/THE ORAL CIGARETTES
M-17. 山嵐/山嵐
M-18. FLAG/NOISEMAKER
M-19. トワイライト/GOING UNDER GROUND
M-20. Get Up,Get Up/SiM
M-21. 愛 羅 武 勇/氣志團
M-22. 宴の合図/TOTALFIT
M-23. IT'S ALRIGHT/SECRET 7 LINE
M-24. VIBES BY VIBES/10-FEET
M-25. エビバディ炎/THE冠
* Filmed Live at Makuhari Messe on 3rd-4th Dec.2016.
* (C) 2017 Space Shower Networks Inc.

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T-Shirts #78 -STAR WARS T-

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 八王子に行った時、生まれて初めて行ってみたGU。そこで手に入れたSTAR WARSのグラフィックT。白地にEP4からEP6の45種のキャラクターがプリントされていて、完全一目ぼれ。素材としてはイマイチなんだろうけど、これはかっこいい。大切に着ようと思う。

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Wednesday, August 16, 2017

「Dune/デューン・砂の惑星」を観た

Dune ここ最近観まくってる「Twin Peaks/ツイン・ピークス」。その流れで観てみた奇才David Lynch監督の「Dune/デューン・砂の惑星」(1984/Cinema)について。
 こんなあらすじ。銀河の大勢力のひとつに君臨する大王皇帝Shaddam4世(Jose Ferrer)は、自分の地位を脅かしそうな"救世主"の出現を恐れていた。やがて砂の惑星Arrakis(=A.K.A. Dune)に住む皇帝のいとこAtreides公爵(Jurgen Prochnow)の息子Paul(Kyle MacLachlan)こそが救世主と判明し、皇帝は公爵の敵であるHarkonnen男爵(Kenneth McMillan)と組み、Atreides侯爵の失脚を図る。結果、腹心の部下に裏切られた公爵は自害し、Paulと母親Jessica(Francesca Annis)は砂漠に逃れるが、Paulにはある変化が起きる...。
 Duneと呼ばれる不毛な砂の惑星Arrakisを舞台にそこで生まれた銀河の救世主をめぐりおこった覇権争いを描いた古典SF映画がこれ。奇才David Lynchならでは独創性あふれる未来イメージとか巨大なワームの造形とか、当時の映像技術と優秀なデザイン力がつまっている。ただ脚本自体はあまりに難解。特にPaulの精神性とかがほんとわかりづらかった。ま、なんだかんだ言ってもSF史に残る映画なんだと思う。

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Wednesday, August 09, 2017

「シン・ゴジラ/Shin Godzilla」を観た #2

Singozilla 去年ニコタマの映画館で観てめっちゃよかった「シン・ゴジラ/Shin Godzilla」(2016/Cinema)。1年ぶりに観直した。
 あらためてこんなあらすじ。東京湾トンネルで崩落事故が発生した。首相官邸の緊急会議で内閣官房副長官"矢口"(長谷川博己)は、海中に潜む謎の生物による事故の可能性を指摘する。その後、東京湾海上に巨大不明生物が出現し、街を破壊しながら進んでいく。政府対策本部は自衛隊に対し防衛出動命令を下し、"ゴジラ"と名付けられた巨大不明生物に立ち向かう...。
 あらためて思ったけど、この「シン・ゴジラ」の良さはゴジラとは何かという大根本に立ち返り、脅威の存在としてゴジラと人類と対峙させて、家族や恋人や友情といった感傷的なドラマを一切排除して、緊急事態の有事対応を描き、ひたすら試練に向かっていく硬派っぷり。組織の壁と戦いながらも前に進めていく若き政治家達の姿がよかった。
 しっかしゴジラの蹂躙シーンは何回観ても気持ちがいい。最後の戦闘シーンもテンションあがった。これこそジャパニーズ怪獣映画だと思う。

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Wednesday, August 02, 2017

「Twin Peaks:Fire Walk With Me/ツイン・ピークス ローラ・パーマー最期の7日間」を観た #2 & 「Twin Peaks:Fire Walk With Me-The Deleted Scenes/ツイン・ピークス もうひとつのローラ・パーマー最期の7日間」を観た

 ひっさびさに全30話を観直した「Twin Peaks/ツイン・ピークス」(1990/Cinema)。その勢いで観直したTwin Peaks:Fire Walk With Me/ツイン・ピークス ローラ・パーマー最期の7日間」(1992/Cinema)とその未公開シーンをまとめた「Twin Peaks:Fire Walk With Me-The Deleted Scenes/ツイン・ピークス もうひとつのローラ・パーマー最期の7日間」(2014/Cinema)について。

Twinpeaksfirewalkwithme まずは「Twin Peaks:Fire Walk With Me/ツイン・ピークス ローラ・パーマー最期の7日間」(1992/Cinema)。
 あらためてこんなあらすじ。ワシントン州南西部にある田舎町で、Teresa Banks(Pamela Gidley)という少女が殺害された。FBI地方捜査主任のGordon Cole(David Lynch)から指名を受けた特別捜査官Chester Desmond(Chris Isaak)は、鑑識の専門家であるSam Stanley(Kiefer Sutherland)と共に現地へ向かい、捜査を開始する。一方フィラデルフィア支局のFBI特別捜査官Dale Cooper(Kyle MacLachlan)は以前からこの日が来るのを不穏な予感と共に感じ取っていた。1年後同じワシントン州のTwin Peaksに暮らす17歳の高校生Laura Palmer(Sheryl Lee)は、自分の秘密の日記帳のページが何者かによって破り取られている事に気づき愕然となる...。
 これ、主人公Lauraが殺害されるまでの7日間を描いた劇場版映画。TVシリーズ「Twin Peaks/ツイン・ピークス」の前日譚ということで、ある程度伏線が回収されているけど、今観ても相当難解でやっぱり消化不良な作品。独特な幻想世界はそのままに、Lauraの性に奔放で麻薬漬けな生活ぶりなど、ここまでどぎつい映像になっていてことをあらためて思い出した。

Twinpeaksfirewalkwithmedeletedscene で、この「Twin Peaks:Fire Walk With Me/ツイン・ピークス ローラ・パーマー最期の7日間」の未公開シーンを監督のDavid Lynch自身が編集した映像作品「Twin Peaks:Fire Walk With Me-The Deleted Scenes/ツイン・ピークス もうひとつのローラ・パーマー最期の7日間」(2014/Cinema)について。
 撮影されながらCUTされてしまった未公開映像集で、映画とほぼ同じ時系列で進行していく。余分なシーンだったかもしれないけど、それなりに伏線をCoverしている。で、自分的に一番の衝撃はTVシリーズ「Twin Peaks/ツイン・ピークス」の最終話にあたる「Episode 29:Beyond Life and Death/第29章」の未公開映像。大怪我で見つかったAnnieが病院に担ぎ込まれるシーンとか、The Black Lodgeに幽閉されたままのCooperにBobが乗り移り、ホテルの鏡に自分の頭から突進して自傷するシーンなど、これは凄い。このシーンを観ただけでも価値があると思った。

 これで全30話の「Twin Peaks/ツイン・ピークス」を観直し、劇場版の「Twin Peaks:Fire Walk With Me/ツイン・ピークス ローラ・パーマー最期の7日間」も観直し完了。いよいよSeason3(日本では「ツイン・ピークス The Return」)全18話に心置きなく突入したいと思う。

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Monday, July 31, 2017

「Twin Peaks/ツイン・ピークス」を観た

Twin_peaks 今から約25年前、友達が買ったVHSセットでイッキに観た「Twin Peaks/ツイン・ピークス」(1990/Cinema)。全30話をほーんとひさしぶりに観直してみた。
 あらためてこんなあらすじ。アメリカ北西部の閑静な町Twin Peaksで高校の人気者Laura Palmer(Sheryl Lee)がビニールでくるまれた遺体となって発見された。広域犯罪としてFBIから派遣された捜査官Dale Cooper(Kyle MacLachlan)は、地元保安官Harry(Michael Ontkean)らと共同で事件を調査する。しかし、Lauraの素顔、そしてこの町には表からうかがい知ることのできない多くの謎が秘められ、真相の究明は混迷を極めていく。Lauraを殺した真犯人は誰なのか...。
 これ、Cooper捜査官を軸にして、架空の田舎町Twin Peaksでの日々を描いた大ヒットTVシリーズ。たくさんの人物が登場し、まるでパズルのような人間関係が複雑にからみ、連続殺人事件捜査をベースに、性、麻薬、虐待から社会問題、環境破壊、宗教、超常現象などが展開されていく。25年ぶりに観直したけど、思ってたほど古くささは感じなかったし、奇才David Lynchが作ったドロドロの世界観をもう一度楽しめた。
 この2017年、Season3(日本では「ツイン・ピークス The Return」)としてWOWOWでの放送が始まったけど、なんだかんだで楽しみ。劇場版「Twin Peaks:Fire Walk With Me/ツイン・ピークス ローラ・パーマー最期の7日間」(1992/Cinema)を観てから、"The Return"全18話に突入しよう。

●List of Twin Peaks episodes
=Season 1(1990)=
Pilot:Northwest Passage/序章
Episode 1:Traces to Nowhere/第1章
Episode 2:Zen, or the Skill to Catch a Killer/第2章
Episode 3:Rest in Pain Tina Rathborne/第3章
Episode 4:The One-Armed Man/第4章
Episode 5:Cooper's Dreams/第5章
Episode 6:Realization Time/第6章
Episode 7:The Last Evening/第7章
=Season 2(1990-91)=
Episode 8:May the Giant Be with You/第8章
Episode 9:Coma/第9章
Episode 10:The Man Behind the Glass/第10章
Episode 11:Laura's Secret Diary Todd Holland/第11章
Episode 12:The Orchid's Curse Graeme Clifford/第12章
Episode 13:Demons/第13章
Episode 14:Lonely Souls/第14章
Episode 15:Drive with a Dead Girl/第15章
Episode 16:Arbitrary Law/第16章
Episode 17:Dispute Between Brothers Tina Rathborne/第17章
Episode 18:Masked Ball/第18章
Episode 19:The Black Widow/第19章
Episode 20:Checkmate Todd Holland/第20章
Episode 21:Double Play/第21章
Episode 22:Slaves and Masters/第22章
Episode 23:The Condemned Woman/第23章
Episode 24:Wounds and Scars/第24章
Episode 25:On the Wings of Love/第25章
Episode 26:Variations on Relations Jonathan Sanger/第26章
Episode 27:The Path to the Black Lodge Stephen Gyllenhaal/第27章
Episode 28:Miss Twin Peaks/第28章
Episode 29:Beyond Life and Death/第29章

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Thursday, July 27, 2017

「どっちのスター・ウォーズ/立田敦子」を読んだ

Sw_docchinostarwars 先日代官山T-SITEの蔦屋書店に行った時に買ってきた「どっちのスター・ウォーズ/立田敦子」(中央公論新社)。やっと読めた。
 これ、WOOKIEEPEDIAの協力のもと、質問に対する著者が思う答えを書きながら、Star Wars世界を掘り下げて行く1冊。たとえば、邦題である「ジェダイの復讐」は「ジェダイの帰還」になぜ変わったのか?とか、なぜ三船はStar Warsの出演オファーを断ったのか?とか、記憶を消されなかったR2-D2はすべてを知っていたのか?とか、ルーカスが考えていた新3部作とはなんであり、なぜ採用されなかったのか?とか、政権が長く続いたのは「銀河共和国」と「銀河帝国」のどっちか?などなど、知ってる答えは多いけど、そこから膨らんでいく著者の説明話がとてもいい。ちなみにこの本は2015年12月に発行されているので、SW EP7については憶測記事になっている。SW EP9が終わったら、ぜひ第2弾も書いて欲しいと思う。

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Tuesday, July 18, 2017

「スター・ウォーズ学/清水節・柴尾英令」を読んだ

Sw_starwarsgaku 先日代官山T-SITEの蔦屋書店に行った時に買ってきた「スター・ウォーズ学/清水節・柴尾英令」(新潮新書)。やっと読めた。
 これ、共に1962年生まれで共に劇場でStar Wars EP4をリアルタイムに観ている清水節と柴尾英令の2人が、Forceの力に呼び寄せられたかのように書かれた共著。2015年12月に発行されているので、SW EP7については憶測記事になっている。
 特に面白かったのは、ミディ=クロリアンはSWのおとぎ性を破壊したというあたりのくだりとか、SW世界に脈々とある父性なるものと母性なるものについてとか、ディズニーとの融合以降のルーカスにあった9部作構想など、知らなかったことも多い。
 しっかしファンによる二次創作に対して規制や摘発をせず、パロディであっても批判であっても飲み込んできたことでここまで世界の文化になったという説はまったくその通り。なかなかの真面目な新書だった。

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Thursday, July 13, 2017

「後妻業の女」を観た

Gosaigyounoonna2 去年読んでみた黒川博行の「後妻業」。せっかくなんで映画版「後妻業の女」(2016/Cinema)を観てみた。
こんなあらすじ。妻に先立たれた中瀬耕造(津川雅彦)は、婚活パーティーで小夜子(大竹しのぶ)と出会い結婚する。やがて脳梗塞で倒れた耕造は他界する。後妻の小夜子から公式証書遺言状を見せられた娘の中瀬朋美(尾野真千子)は、遺産は全て小夜子に渡り、遺族には一切残らないと知らされる。父の死に疑念を抱く朋美は探偵の本多(永瀬正敏)を雇い、小夜子のことを調べると、小夜子が結婚相談所の所長柏木(豊川悦司)と組み、"後妻業"を続けてきた悪女だと分かる...。
 独り身の高齢男性の後妻におさまりその資産を狙う女を中心に、欲にとりつかれた人々が織り成すブラックユーモアな群像劇がこれ。老人の性につけこみ、孤独な老人を食い物にしていく様がおぞましいけど、どこか情けなくてコミカルなもの。老人たちの心を魅了したぶらかしていく女を演じた大竹しのぶと、彼女と組みながらもせこくうわまえをはねていく所長を演じた豊川悦司の演技が光るし、永瀬正敏、尾野真千子、笑福亭鶴瓶(特に設定がひどかった!!)らの脇役も面白かった。とりあえずなんも考えずに観れたブラック映画だった。

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