Thursday, July 18, 2019

「The Rolling stones From The Vault:Sticky Fingers Live at the Fonda Theatre 2015」を観た

Therollingstones_stickyfingerslive2015

 2015年LAのFonda Theatreで行われたThe Rolling StonesのLive映像「The Rolling stones From The Vault:Sticky Fingers Live at the Fonda Theatre 2015」(2017/DVD)。WOWOWで「ザ・ローリング・ストーンズ スティッキー・フィンガーズ・ライブ 2015」として放送されたので、まずは観てみた。
 1971年にReleaseされたStoesの傑作Album"Sticky Fingers"。2015年5月20日LAのFonda Theatreで、このAlbumの一夜限りの再現Liveが行われた。1,200人というStonesではありえない小さいキャパの中、Keithは枯れまくり、MickのDanceはキレッキレで、Ronnieは軽やかで、Charlieは相変わらずタイトなDrumingだった。で、この映像には4人がAlbum「Sticky Fingers」についてのインタビュー映像も入っているんだけど、Andy Warholが作ったLPジャケットの股間は誰なのかとか、Drugについての隠語だらけだったこととか、楽しそう語っていた。Keithが言ってたけど、まさにBandの成長期の1枚なんだと思う。
 特によかったのは、「Start Me Up」、Melodyが渋くてかっこいい「Sway」、枯れたMelodyの「Dead Flowers」、カントリー調の「Wild Horses」、ド!Bluesな「You Gotta Move」、この曲のHornが最高だった「Bitch」、タメと深いMelodyがいい「Can't You Hear Me Knocking」、MickのVocalが凄い「I Got the Blues」、美しいBalladの「Moonlight Mile」、今でのLiveの鉄板「Brown Sugar」、B.B.Kingに捧ぐ「Rock Me Baby」、そしてKeithの弾くIntroで決まりの「Jumpin' Jack Flash」。
 やっぱりかっこいいわと思ったStonesのLive。CD棚から引っ張り出してAlbum「Sticky Fingers」を聴き直そう。

● On Air Set List:The Rolling stones From The Vault:Sticky Fingers Live at the Fonda Theatre 2015 (2017/DVD)
M-01. Start Me Up
M-02. Sway
M-03. Dead Flowers
M-04. Wild Horses
M-05. Sister Morphine
M-06. You Gotta Move
M-07. Bitch
M-08. Can't You Hear Me Knocking
M-09. I Got the Blues
M-10. Moonlight Mile
M-11. Brown Sugar
M-12. Rock Me Baby
M-13. Jumpin' Jack Flash
* Filmed Live at Fonda Theatre,Los Angels,US on 20 May 2015.
* The Rolling Stones:Mick Jagger,Keith Richards,Charlie Watts,Ronnie Wood
* Additional Musicians:Daryl Jones,Chuck Leavell,Karl Denson,Tim Ries,Matt Clifford,Bernard Fowler,Lisa Fischer
* Filmed by Paul Dugdale.
* Producer:Jim Parsons
* Audio Remixed by Bob Clearmountain.
* Mastered by Stephen Marcussen.
* Director of Photography:Brett Trunbull
* (C)1025 A JA DIGITAL PRODUCTIONFOR PROMOGTACHT

cf. The Rolling Stones My CD/DVD List
- The Stones In The Park (1969/DVD)
- Hot Rocks1964-1971 (1971/Album)
- Ladies and Gentlemen (1974/Cinema)
- Muddy Waters & The Rolling Stones Live At The Checkerboard Lounge(1981/DVD)
- Rolling Stones Live at the Max (1991/DVD)
- Rock And Roll Circus (1996/DVD)
- Live Licks (2004/Album)
- A Bigger Bang (2005/Album)
- Rarities 1971-2003 (2005/Album)
- The Rolling Stones Shine A Light (2008/Cinema)
- Some Girls Live in Texas '78 (2011/Cinema)
- The Rolling Stones Charlie Is My Darling (2012/DVD)
- GRRR! (2012/Album)
- The Rolling Stones:Crossfire Hurricane (2012/Cinema)
- The Rolling Stones:Sweet Summer Sun-Hyde Park Live (2013/Cinema)
- The Rolling Stones:Sweet Summer Sun-Hyde Park Live #2 (2013/Cinema)
- The Rolling stones From The Vault:L.A.Forum Live In 1975 (2014/DVD)
- The Rolling stones From The Vault:Hampton Coliseum Live In 1981(2014/DVD)
- The Rolling stones From The Vault:The Marquee Club Live in 1971 (2015/DVD)
- The Rolling stones From The Vault:Live At The Tokyo Dome 1990 (2015/DVD)
- The Rolling stones From The Vault:Live In Leeds 1982 (2015/DVD)
-
 Totally Stripped (2016/DVD)
- The Rolling Stones:Havana Moon (2016/Cinema)
- The Rolling stones From The Vault:Sticky Fingers Live at the Fonda Theatre 2015 (2017/DVD)

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Tuesday, July 16, 2019

「You Were Never Really Here/ビューティフル・デイ」を観た

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 面白そうだったので観てみた「You Were Never Really Here/ビューティフル・デイ」(2017/Cinema)について。
 こんなあらすじ。行方不明者の捜索を請け負うプロの仕事人Joe(Joaquin Phoenix)は、犯罪組織の手中に落ちた多くの少女達の救出に成功してきた。そんな彼のもとに、組織にさらわれた愛娘のNina(Ekaterina Samsonov)を無事取り戻して欲しいと、州上院議員のAlbertから新たな依頼が舞い込む。組織のアジトに乗り込んだJoeは犯罪組織の男達をたたきのめすと、うつろな表情をした少女を救出するが...。
 これ、政治家の依頼で行方不明の少女の捜索に乗り出した元軍人を待ち受ける思いも寄らぬ事態を描いたサスペンス。元軍人が逃れられない虐待や戦場の記憶や傷みと募る自殺願望など、説明的な描写や感傷は一切排した形で映画が進んでいくんだけど、この映画の良さはJoaquin Phoenixの冷徹で圧倒的な存在感だった。いい俳優になったと思う。

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Star Wars Goods #37 -Gap | Star Wars ボクサー-

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 もう何10年もずっと愛用しているGAPのトランクス。そんな中、Star Warsコラボを発見する。星がうかぶ宇宙空間にたくさんのStar Wars Logo、そりゃー手に入れるしかないでしょ。

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Thursday, July 11, 2019

「今夜は朝まで忌野清志郎」(NHK BSプレミアム)を観た

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 今年2019年5月で没後10年を迎えた忌野清志郎。そんなキヨシローの足跡をたどる特別番組「今夜は朝まで忌野清志郎」がNHK BSプレミアムで放送されたんで、楽しみに観てみた。
 これ、過去NHKで放送されたキヨシロー関連の3番組とお大竹しのぶ、奥田民生ら友人達のインタビュー、そして過去のLive映像が深夜午前1半から朝の6時くらいまで放送されたもの。まさに「今夜は朝まで忌野清志郎」という感じ。まずは3番組から。

●「SONGS 第36回 忌野清志郎」(2008年2月6日放送)
 これ、何回か観てるし、BDに焼いてるはずなんだけど、ともかく復活したキヨシローがNHKのスタジオで行ったStudio Live。500人の観客が集まり、みんなが寄せ書きを書いているんだけど、復活を喜ぶコメントであふれてて、それを観て喜ぶキヨシローの姿が忘れられない。
M-01. 雨上がりの夜空に
M-02. スローバラード
M-03. 毎日がブランニューデイ
M-04. 誇り高く生きよう
M-05. JUMP

●「僕はロックで大人になった~忌野清志郎が描いた500枚の絵画~」(2010年7月23日放送)
 子供のころから絵を描いてきたキヨシロー。いろいろは人生のタイミングで象徴的な絵をかいて、それが残っているんだけど、この番組ではそんな絵を紹介しながら、キヨシローの足跡をたどっている。
 RCの名曲「僕の好きな先生」で歌われた都立日野高校の美術の小林先生、高校生の時に描かれた顔がない自画像、曲が売れず国立を転々とし、すさんだ生活を送っていた時代について語る三浦友和、1972年ジャンジャンでラジカセで録音された「つまらない仕事」、そのころを語る評論家の吉見裕子、「君を呼んだのに」でも歌われた敬愛するゴッホのこと、「キモちE」や「ドカドカ売れないR&Rバンド」のころのRC大ブレイク、著書「生卵」の出版で書かれた18歳と43歳の自画像のこと、仲井戸麗一のこと、Album「Covers」の発売中止、Album「Baby A Go Go」がLast AlbumとなったRC、ワタナベイビーとお互いを描きあったこと、ロックで演奏した「君が代」と発売中止になりかけたAlbum「冬の十字架」、2008年2月10日「忌野清志郎 完全復活祭日本武道館」、武道館史上最大動員数の1万3,000人が入り、自分もその中の一人だったこと、その復活祭のオープニングに会場で流されたキヨシローの自画像と写真を観て、自分のマジ泣けたこと...。自分の人生も振り返るような番組だったかもしれない。
 ちなみに2009年9月、ラフォーレ原宿で開催された展覧会「個展 忌野清志郎の世界」にキヨシローの絵を観に行った。これも大切な思い出。

●「君はオーティスを聴いたか~忌野清志郎が問う魂の歌~」(2006年1月20日放送「世界・時の旅人より)
 1967年、27歳でこの世を去ったOtis Redding。Otisに多大な影響を受けたキヨシローがアメリカを訪ねた番組がこれ。
 特によかったのは、人種差別や公民権運動真っただ中に、Otisの歌に心を打たれた白人のウルデン兄弟がOtisのマネージャーとなり、白人と黒人が一緒に働いたこと、メンフィスで再会した白人のGuitaristのSteve CropperがOtisについて「シャウトとは魂の開放」と語ったこと、1967年モンタレーポップフェスティバルの出演、Otisの命を断った飛行機墜落事故、その後に発売されたデビュー曲「The Dog od The Bay」が全米1位になったこと...。そして、Otisに捧げる曲として、キヨシローとSteve Cropperが作った「オーティスが教えてくれた」。これもいい番組だった。

 そして、キヨシローの友人たちのインタビューについて。
 2009年5月9日自分も行った青山葬儀場での「Imawano Kiyoshiro Aoyama Rock'n Roll Show」での大竹しのぶの涙の弔辞は後でTVで観て泣けたし、「RUN 寛平 RUN」を作ってもらい、アースマラソンでアメリカ横断中にキヨシローの訃報を聞いて号泣する間寛平のシーンはグッときた。そして、Charのインタビュー。JOHNNY,LOUIS & CHARとRCは一緒にツアーを回っていたけど、会話がなく、ほんとRCは無口だったと語っている。で、「かくれんぼ/忌野清志郎+Char」は生ギターだけで2人で作ったことを語っていた。最後は奥田民生なんだけど、キヨシローの曲はキーが高すぎてカバーが大変だと語っている。
 4人ともキヨシローへの愛にあふれていて、ほんといいインタビューだった。

 RCの昔のLive映像も観れたし、いい番組だった。

● On Air Set List:「今夜は朝まで忌野清志郎」(NHK BSプレミアム)
M-01. よォーこそ (1983年8月20日放送「箱根オデッセイ ポップ'83 イン・ハコネ」)
M-02. トランジスタ・ラジオ (2001年3月29日放送「トップランナー」)
M-03. ドカドカうるさいR&Rバンド (1983年8月20日放送「箱根オデッセイ ポップ'83 イン・ハコネ」)
M-04. キモちE (1983年1月1日放送「YOU特番」)
M-05. スローバラード (1983年1月1日放送「YOU特番」)
M-06. 雨上がりの夜空に (1980年12月30日放送「ロックスペシャル'88」)

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Wednesday, July 10, 2019

「Maudie/しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス」を観た

Maudie なんかよさげだったんで観てみた「Maudie/しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス」(2016/Cinema)について。
 こんなあらすじ。カナダ東部の田舎町。若年性の関節リウマチにより幼いころから手足が不自由なMaud(Sally Hawkins)は、両親の他界後は一族から厄介者扱いされていた。ある日、住み込みの家政婦募集の張り紙を見つけたMaudは思い切って応募し、町外れの小さな家で魚の行商をしながらひとりで暮らしていたEverett(Ethan Hawke)と出会う。武骨な性格のEveretteとギクシャクした同居生活を送る一方で、Maudは次第に絵の才能を開花させるようになる...。
 これ、カナダが生んだ実在の画家Maud Lewisの半生を描いた実話映画。夫Everetteと小さな家で慎ましくも愛情豊かな生活を送る傍ら、身近な風景や草花や動物などを題材に子供のように愛らしい絵を描き続けたMaud Lewis。リウマチのため体が不自由で、ちょっと屈折した性格のMaudをあの「The Shape of Water/シェイプ・オブ・ウォーター」(2017)のSally Hawkinsがさりげなく、時に熱く演じていた。で、武骨で人嫌いの難しい性格の夫Everetteを演じていたのがEthan Hawkeなんだけど、彼は歳を重なるごとにほんといい役者になったと思う。
 最後のエンドロールで差し込まれるMaudの絵がとてもよかった。いい映画でした。

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Tuesday, July 09, 2019

「Mission:Impossible-Ghost Protocol/ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル」を観た #3

Mi4_ghostprotocol ひさびさに観直した第4作「Mission:Impossible-Ghost Protocol/ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル」(2011/Cinema)。
 あらためてあらずじを。ロシア中枢クレムリンでのミッション中に爆発事件に巻き込まれた米国CIA諜報組織IMF(Impossible Mission Force)のAgentであるEthan(Tom Cruise)達は、その事件の容疑者にされてしまい、米国政府は"Ghost Protocol"を発令してIMFを停止してしまう。孤立無援となったEthanらはクレムリン爆破の犯人をつきとめ、さらには事件の黒幕が目論む核弾頭によるテロを防ぐためロシアからドバイ、ムンバイへとわたり、過酷な戦いに身を投じていく...。
 この映画でやっぱり好きなシーンはドバイでブルジュ・ハリファの外壁を登るシーンとインド・ムンバイでの巨大立体駐車場を舞台にした戦闘シーン。こんなハラハラする場所での撮影に物怖じせずに行ったTom Cruiseの役者魂に脱帽してしまう。
 まだ観ていない第5作「Mission:Impossible-Rogue Nation/ミッション:インポッシブル-ローグ・ネイション」(2015)も、最新第6作「Mission:Impossible?Fallout/ミッション:インポッシブル-フォールアウト」(2018)もおいおい観よう。

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Monday, July 08, 2019

「Manchester by the Sea/マンチェスター・バイ・ザ・シー」を観た

Manchester_by_the_sea

 第89回アカデミー賞で主演男優賞受賞ということで気になってた「Manchester by the Sea/マンチェスター・バイ・ザ・シー」(2016/Cinema)。やっと観れた。

 こんなあらすじ。ボストン郊外でアパートの便利屋として働くLee(Casey Affleck)は、突然の兄Joe(Kyle Chandler)の死をきっかけに故郷Manchester by the Seaに戻ってきた。兄が遺言で、16歳の息子Patrick(Lucas Hedges)の後見人に自分を指名していたことを知り、やむなくLeeは再び故郷の町に移り住むはめになる。二度と戻ることはないと思っていたこの町で、Leeは過去の悲劇と向き合わざるをえなくなる...。
 これ、ボストン郊外で暮らす便利屋が兄が亡くなったのを機に帰郷し、16歳のおいの世話をしつつ自身が抱える悲劇と向き合う姿が描かれたもの。深い喪失の傷を負った主人公が、長い孤独の先に差し込んだ微かな救いの光をつかもうとするんだけど、映画の静かな終わりかたがなんかよくて、じわーっしたと余韻にひたってしまった。なかなかの佳作です。

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Friday, July 05, 2019

「CASSHERN」を観た

Casshern

 2004年の公開当時、川崎のシネチッタまで観に行った実写版「CASSHERN」(2004/Cinema)、15年ぶりに観直した。
 こんなあらすじ。大亜細亜連邦共和国とヨーロッパ連合による大戦が続き、社会は荒廃していた。環境汚染で人類が緩やかに滅亡へ向かう中、遺伝子工学の権威である東博士(寺尾聰)は、人体のあらゆる部位を作れる新造細胞理論を発表した。だが研究を独占しようとたくらむ軍閥と既得権を守ろうとする保健省が争い、その中で不死身の肉体を持った"新造人間"ブライ(唐沢寿明)が誕生し、人類に宣戦布告する。一方、博士の息子"鉄也"(伊勢谷友介)は父へ反抗心から兵士として戦争に参加するが戦死してしまう...。
 これ、映像作家"紀里谷和明"の映画監督デビュー作品。レトロフューチャー的未来世界など、CGや画像処理を多用して描かれるビジュアルが圧倒的でほんと刺激を受ける。さらにストーリー的には、ほぼ総ての登場人物が凄惨な死を遂げ、あのアニメとは完全に異なる世界観を提示していた。ま、正直、141分という映画時間は長いと感じたけど、なんだかんだで成功した実写版映画かと思う。

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Wednesday, July 03, 2019

「Girl,Interrupted/17歳のカルテ」を観た

Girlinterrupted 昔から気になってた「Girl,Interrupted/17歳のカルテ」(1999/Cinema)について。
 こんなあらすじ。1967年、ごく普通の17歳の少女Susanna(Winona Ryder)は大量のアスピリンを服用して自殺騒ぎを起こした末、親の勧めで精神療養施設Claymooreに入院する。そこで彼女は、脱走の常習犯である反抗的で暴力的なLisa(Angelina Jolie)、空想好きで虚言癖のあるGeorgina(Clea DuVall)ら、自分とどこか似たような悩みや不安を抱え、情緒不安定な少女達と出会う。そんな少女達と時を過ごし、お互いの悩みを共有し合ううちにSusannaは見失っていた自分を取り戻していくが...。
 これ、感受性が鋭いゆえに周囲と合わず、心の病を持つ患者の施設に入院した17歳のヒロインを描いた青春群像劇。彼女は自分よりもさらに深い心の闇を抱えた少女達と出会い、かけがえのない時間を過ごしていくというもの。やっぱりこの映画のよさは、繊細な主人公Susannaを演じたWinona Ryderの強い意志が伝わる目力と、反抗的だけど強い影響力を持つ金髪の少女Lisaを演じたAngelina Jolieの存在感。そんな2人が仲間の少女を癒すために、Guitarを抱え、"Downtown"という曲を歌うシーンがなんともよかった。なかなかの名作だと思う。

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「Apt Pupil/ゴールデンボーイ」を観た

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 Stephen King原作ということで観てみた「Apt Pupil/ゴールデンボーイ」(1998/Cinema)について。
こんなあらすじ。LA郊外に住む優等生の高校生Todd Bowden(Brad Renfro)は、授業で学んだナチスドイツによるホロコーストに興味を持ち、独学で知識を深めていた。そんな時Toddはバスの中で、ナチスの戦犯Dussanderにそっくりな老人(Ian McKellen)を目撃する。手配書と老人の指紋から、老人がDussanderであることの確信を得たToddは、今はDenkerと名乗るこの老人の家を訪れる。Toddは、真相を暴露しない代わりに、収容所では何が行われたのか、虐殺はどのようにして行われたのかと過去の話を強要する。Toddの執拗な要求は、Dussanderの過去と彼の心の闇を甦らせるていく...。
 これ、LA郊外に隠れ住む老いたナチスの戦犯と、彼の正体に気付いた高校生との恐るべき交流を描いた心理ホラー映画。優等生の少年が老人を秘密によって支配し、老人は次第に自らの残虐性に目覚めていくというもの。ともかく後味の悪い映画で、まさに原題の「Apt Pupil」=「出来の良い生徒」だったし、徐々に狂気を取り戻していく老ナチスを演じたIan McKellenの演技がよかった。なかなか侮れない佳作だと思う。

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