Friday, September 17, 2021

「太陽の蓋」を観た

Taiyonofuta 3.11を描いた社会派映画「太陽の蓋」(2016/Cinema)について。
 こんなあらすじ。2011年3月11日午後2時46分に東日本大震災が起きた。福島第一原子力発電所、通称"フクイチ"では、巨大津波に襲われた影響で核燃料のメルトダウンが始まる。菅直人総理(三田村邦彦)、枝野幸男内閣官房長官(菅原大吉)ら官邸は震災への対応に追われる中、"フクイチ"の現状に関する情報が東日電力から来ないことにイラ立つ。新聞記者の鍋島(北村有起哉)は関係者たちに取材し、現場で何が起きていたかに迫る...。
 これ、3.11東日本大震災とそれに続いた福島第一原子力発電所の核燃料事故を受け、事態の収拾に追われた官邸、マスコミ、被災者たちの5日間を多角的に描いたもの。映画「Fukushima 50(フクシマフィフティ)」(2020)は、事故発生時に発電所に留まって対応業務に従事した約50名の作業員たちの闘いを描いたものだったけど、この「太陽の蓋」は官邸や関係者へのジャーナリズム視線と市井の人々の姿が描かれていた。10年経っても事故の真実はまだ解明されていないし、何も終わっていないということがよくわかった。ほんと風化させてはいけないこと。

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Wednesday, September 15, 2021

「The Concert In Central Park/Simon & Garfunkel」を観た

Simonandgarfinkel_theconcertincentralpar Simon & Garfunkel、1981年に行われた懐かしい映像「The Concert In Central Park」(1982/DVD)について。
 これ、1981年9月19日、N.Y.C、Central Parkに50万人もの人を集めて行ったSimon & Garfunkelの再結成のきっかけとなった伝説のチャリティ・コンサート。このあと、高校生の自分は1982年5月11日、後楽園球場で行われた来日コンサートに行った。いやー、何とも言えない。
 しっかし、ほぼ40年ぶりに観たんだけど、こんな映像だったとは。2人は若いし、Paulのオベーションのギターに憧れたもんだったし、絶妙な2人のコーラスが泣けてくる。夕闇が訪れるセントラルパークはほんと美しい。
 特によかったのは、いつもこの曲で始まった「Mrs.Robinson」、穏やかな「America」、軽快なPop Song「Me and Julio Down by the Schoolyard」、今聴いてもどこか切ない「Scarborough Fair」、裕ちゃんが弾いてた「April Come She Will」、これ軽やかな「Wake Up Little Susie」、Paulの超名曲「Still Crazy After All These Years」、Latinな「Late in the Evening」、Artのソロ「A Heart in New York」、ひさびさに聴いて鳥肌が立った「Bridge over Troubled Water」、今思えばSoul色が強かった「50 Ways to Leave Your Lover」、大好きだった「The Boxer」、優しい「The 59th Street Bridge Song (Feelin' Groovy)」、そして不朽の名曲「The Sound of Silence」あたり。いい時間でした。
 
● Set List:The Concert In Central Park/Simon & Garfunkel (1982/DVD)
M-01. Mrs.Robinson
M-02. Homeward Bound
M-03. America
M-04. Me and Julio Down by the Schoolyard
M-05. Scarborough Fair
M-06. April Come She Will
M-07. Wake Up Little Susie
M-08. Still Crazy After All These Years
M-09. American Tune
M-10. Late in the Evening
M-11. Slip Slidin' Away
M-12. A Heart in New York
M-13. The Late Great Johnny Ace
M-14. Kodachrome/Maybellene
M-15. Bridge over Troubled Water
M-16. 50 Ways to Leave Your Lover
M-17. The Boxer
<Encore>
M-18. Old Friends / Bookends Theme
M-19. The 59th Street Bridge Song (Feelin' Groovy)
M-20. The Sound of Silence
<Encore>
M-21. Late in the Evening
* Producer:James Signorell
* Director:Michael Lindsay-Hogg
* Musicians:Paul Simon,Art Garfunkel,David Brown,Pete Carr,John Eckert,Steve Gadd,John Gatchell,Anthony Jackson,Rob Mounsey,Jerry Niewood,Grady Tate,Richard Tee,Dave Tofani
 
cf. Simon & Garfunkel My CD/DVD List

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Tuesday, September 14, 2021

「Memento/メメント」を観た #3

Memento3 ひさびさに観直した3回目のChristopher Nolan監督のサイコサスペンス「Memento/メメント」(2000/Cinema)について。
 こんなあらすじ。ある日、LAで保険調査員をしていたLeonard(Guy Pearce)の家に何者かが侵入し、妻がレイプされたうえ殺害され、そのショックで記憶を10分間しか保てないという前向性健忘という記憶障害に陥ってしまう。彼は記憶を無くさないよう、事件に関するキーワードを写したポラロイドにメモし、体にタトゥーを刻み込みながら犯人の手掛かりを追っていく...。
 発症以前の記憶はあるものの、それ以降は数分前の出来事さえ忘れてしまう記憶障害に見舞われた男が、妻を殺した犯人を追うサイコサスペンス。男と同様に時が逆転していくストーリーを追っていくんだけど、やっぱり気が抜けない状況で、混乱が増していく。「Tenet/TENET テネット」(2020/Cinema)を観たあとだけに、このChristopher Nolanの手法にまたやられてしまった。

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Monday, September 13, 2021

「BEGIN 30周年記念特番 ビギンと過ごした7日間撮影日誌」(WOWOW)を観た

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 WOWOWで放送された「BEGIN 30周年記念特番 ビギンと過ごした7日間撮影日誌」について。
 2020年にデビュー30周年を迎えたBEGIN。比嘉栄昇、上地等、島袋優...小中高の同級生でその故郷である沖縄石垣島から、彼らのこれまでの歩みと今後に迫ったドキュメンタリー番組がこれ。石垣島も日本だという思い、コロナで中止となったツアー、無観客イベントとして行われた石垣島まつり2020でのアコースティックライブ生配信、20年目のうたの日コンサート2020などを通じて、彼らのリアルな姿が伝わってきた。いいバンドだと思う。
 
● On Air Set List:BEGIN 30周年記念特番 ビギンと過ごした7日間撮影日誌 (WOWOW)
M-01. 恋しくて
M-02. 笑顔のまんま
M-03. やなわらばー
M-04. 恋しくて
M-05. 防波堤で見た景色

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Friday, September 03, 2021

「INVITATION/吉川晃司 #1」(WOWOW)を観た

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 WOWOWで始まった「INVITATION/吉川晃司 #1」について。
 第1回目は吉川晃司。特によかったのは、後藤次利とエマの共演による「サイケデリックHIP」、ヤバくてかっこいい沢田研二Coverで「カサブランカ・ダンディ」、そしてDavid BowieとMick JaggarのCoverを同郷奥田民生と演った「Dancing in the Street」。なかなかいい番組が始まった。
 
●Guest Artist:奥田民生,大黒摩季,後藤次利(Ba),菊地英昭(Gt)
●Musicians:吉川晃司,生形真一(Gt),ウエノコウジ(Ba),湊雅史(Dr),ホッピー神山(Key)
 
● On Air Set List:INVITATION/吉川晃司 #1 (WOWOW)
M-01. BE MY BABY
M-02. BE MY BABY/COMPLEX (東京ドームLIVE~日本一心~)
M-03. LA VIE EN ROSE
M-04. サイケデリックHIP
M-05. GOOD SAVAGE
M-06. アクセル
M-07. すべてはこの夜に (KIKKAWA Live is Life 2018)
M-08. HEART∞BREAKER
M-09. カサブランカ・ダンディ
M-10. Dancing in the Street
* Produced by WOWOW in association with FUJI PACIFIC MUSIC.

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Wednesday, September 01, 2021

「SUPER BEAVER 都会のラクダ "ホール&ライブハウス+アリーナ" TOUR 2019-2020 ~スーパー立ちと座りと、ラクダ放題~」(WOWOW)を観た

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 これ、SUPER BEAVERが2020/1/12に国立代々木競技場第一体育館で行ったワンマンの模様が収録されたもの。コロナ直前に収録されているけど、こんな光景が本当に戻ってくるんだろうか。わかんないけど、バンドも客席も笑顔があって、見てるだけで嬉しくなる。そんな映像。
特によかったのは、鉄板の「青い春」、アカペラで始まった「閃光」、「ラヴソング」、Hard Tuneの「正攻法」、シンガロングの「秘密」、「your song」、詩がいい「人として」、メロがいい「予感」、この詩もいい「27」、「東京流星群」、そして拍手とアカペラで「美しい日」。いつか音源も聴いてみたい。
 
● On Air Set List:SUPER BEAVER 都会のラクダ "ホール&ライブハウス+アリーナ" TOUR 2019-2020 ~スーパー立ちと座りと、ラクダ放題~ (WOWOW)
M-01. それでも世界が目を覚ますのなら
M-02. 青い春
M-03. 閃光
M-04. ラヴソング
M-05. irony
M-06. 正攻法
M-07. 秘密
M-08. まわる、まわる
M-09. your song
M-10. 人として
M-11. 歓びの明日に
M-12. 予感
M-13. 27
M-14. 東京流星群
M-15. 嬉しい涙
M-16. 全部
M-17. 美しい日
* Filmed Live at Kokuritsu Yoyogi Kyogijo Daiichi Taiikukan on 12th Jan 2020.
* Produced by WOWOW in association with SPACE SHOWER TV.

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Tuesday, August 31, 2021

「BlacKkKlansman/ブラック・クランズマン」を観た

Blackkklansman ずっと観たかったSpike Lee監督の「BlacKkKlansman/ブラック・クランズマン」(2018/Cinema)について。
 こんなあらすじ。1972年、Ron Stallworth(John David Washington)は、コロラドスプリングズの警察署でアフリカ系アメリカ人として初めて警察官に採用される。署内でも人種差別を受けながら、Ronは見習い潜入捜査官として元Black Panther党のKwame Ture(Corey Hawkins)の演説会に派遣され、黒人解放活動家Patrice(Laura Harrier)と親交を深める。情報部に正式配属されたRonは、白人至上主義団体KKKの新聞広告に電話をかけ、白人のレイシストを装ってKKK支部に入会する。同僚のユダヤ系警官Philip(Adam Driver)が潜入担当、Ronは電話連絡担当として、二人一役でKKK志願者を演じていく...。
 1970年代、黒人でありながら白人至上主義の過激派団体KKKを潜入捜査するという困難なミッションに挑んだ元刑事による回顧録を映画化した実録ドラマ。ずーーっと様々な視点からアメリカ社会における黒人の苦闘を告発し続けてきたSpike Leeが、人種差別を隠そうともしないが大統領Donald Trumpや、BLACK LIVES MATTERの高まりの中で作り上げた映画なんだけど、ラストの現実はほんとうに憤りを感じる。またいつかもう一度観たい。

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Monday, August 30, 2021

「Congo/コンゴ」を観た

Congo ちょっと観てみた「Congo/コンゴ」(1995/Cinema)について。
 こんなあらすじ。中央アフリカのコンゴ奥地で、レーザー通信の核となるダイヤモンドの鉱脈を調べていた米国大手通信会社TraviCom社の先発隊から連絡が途絶えた。手がかりは通信画面に映し出された"灰色の猿人"らしき映像だった。同社は元CIAのKaren(Laura Linney)を現地に派遣し、彼女は手話のできるゴリラを連れた動物学者Peter(Dylan Walsh)、ヨーロッパの探検家、それに現地の案内人らを加えた調査隊とともに秘境に向かう...。
 中央アフリカのコンゴを舞台に狂暴な巨大ゴリラ、激流下り、武装ゲリラ襲撃、火山噴火などなどそんなに期待していなかったのに、引き込まれてしまった。そんなアドベンチャー映画だった。

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Friday, August 27, 2021

「Skin/SKIN 短編」を観た

Skin Guy Nattiv監督が根深い人種差別問題を描いた「Skin/SKIN 短編」(2018/Cinema)について。
 こんなあらすじ。ある日の夜スーパーマーケットで、商品を袋に詰めていた買い物客の黒人男性と、レジに並んでいた白人の少年Troy(Jackson Robert Scott)と目が合い、互いにほほ笑み合っていた。そんなささいなやりとりがTroyの父Jeffrey(Jonathan Tucker)の逆鱗に触れることになる。父は白人至上主義者で、夜の駐車場は凄惨な暴力の場と化した...。
 第91回アカデミー賞短編実写映画賞を受賞した20分ほどの短編映画。人種差別主義者の一家が迎える因果応報というべき皮肉な悲劇を強烈に描いていて、凄い衝撃だった。絶対おすすめ。

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Wednesday, August 25, 2021

「Spawn/スポーン」を観た

Spawn 「Spawn/スポーン」(1997/Cinema)について。
 こんなあらすじ。CIAの特殊工作員Simmons(Michael Jai White)は任務中に惨殺される。やがて地獄に墜ちたSimonsは超人SPAWNとなる。そして最愛の妻に会いたい一心で、地獄の軍団の指揮者となって人類を破滅させるという契約を闇の支配者Malebolgiaと交わす...。
 地獄に落ちた元CIA工作員が闇のスーパーヒーローSPAWNとなって蘇り、復讐の戦いをするというアメコミの実写映画化。原作の持つダークな世界観を、当時最先端のVFXを駆使して再現してた。嫌いじゃないです。

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