Tuesday, March 17, 2026

「雪風 YUKIKAZE」を観た

Yukikaze ひっかかって観てみた戦争映画「雪風 YUKIKAZE」(2025/Cinema)について。
 こんなあらすじ。日米開戦以降、駆逐艦「雪風」は壮絶な海戦を生き抜き、海に投げ出された多くの仲間たちを救って日本へ帰還した。寺澤艦長(竹野内豊)の卓越した技術と、兵を束ねた早瀬伍長(玉木宏)の的確な判断による功績から、いつしか海軍で雪風は「幸福艦」と呼ばれるようになった。そして彼らは、日米海軍が雌雄を決するレイテ沖海戦へと向かうことになった...。
 唯一太平洋戦争の終戦まで生き延びた不沈艦「雪風」を題材とし、史実に基づいたフィクションとして描かれた戦争映画。戦後80年を過ぎ、まだまだ知られていない史実があると思った。

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Wednesday, March 11, 2026

「The Monuments Men/ミケランジェロ・プロジェクト」を観た

The_monuments George Clooneyが監督、脚本、製作、出演した戦争サスペンス「The Monuments Men/ミケランジェロ・プロジェクト」(2014/Cinema)について。
 こんなあらすじ。ヨーロッパ各国に侵攻したナチスドイツが歴史的に重要な美術品の略奪を繰り返していた第2次世界大戦下、Roosevelt大統領から建造物や美術品を保護する任務を託された美術館館長Frank Stokes(George Clooney)は7人の美術専門家で構成される特殊部隊「The Monuments Men」を結成し、危険な状況下で美術品保護のための作戦を遂行していく...。
 これ、ナチスが盗んだ美術品を取り戻すミッションを負った男たちの物語。ついオーシャンズっぽいイメージをもってしまうけど、命がけで人類の遺産を守ろうという悲壮感はいい意味で感じられない。どこかユーモアがあって嫌いじゃない。ドキュメンタリーとしての作品も観てみたいと思った。

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Tuesday, March 10, 2026

「翔んで埼玉~琵琶湖より愛をこめて~」を観た

Tondesaitamabiwako 以前観てしまった「翔んで埼玉」(2018)。結局観てしまった続編「翔んで埼玉~琵琶湖より愛をこめて~」(2023/Cinema)について。
 こんなあらすじ。東京都民から迫害を受けていた埼玉県人は、麻実麗(GACKT)率いる埼玉解放戦線の活躍によって自由と平和を手に入れた。麗は「日本埼玉化計画」を推し進め、埼玉県人の心をひとつにするため、越谷に海を作ることを計画。そのために必要な白浜の美しい砂を求めて和歌山へと向かう。そこで麗は、関西にもひどい地域格差や通行手形制度が存在しているのを目の当たりにする。そして大阪のめぐらせた陰謀が、やがて日本全土を巻き込む東西対決へと発展していく...。
 この映画、自虐的な茶番なんだけど、スタッフも俳優もその茶番を自ら喜んで、楽しんで、のっかってるのがいい。コメディー映画ってこういうことなんだと思う。いやー、くだらなかった。

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Wednesday, February 25, 2026

「Alien:Romulus/エイリアン:コムルス」を観た

Alien_romulus 「Alien:Romulus/エイリアン:コムルス」(2024/Cinema)について。
 こんなあらすじ。鉱山で働くRain(Cailee Spaeny)は、旧型アンドロイドのAndy(David Jonsson)と共に暮らしていた。そして、ユヴァーガ第三惑星への移住を切望していたが、労働契約期間が延長されてしまう。そんなRainら人生の行き場を失った6人の若者達が、希望を求めて宇宙ステーション"ロムルス"に向かう。だが、そこで彼らを待っていたのは、寄生した人間の胸を突き破り、異常な速さで進化するAlienだった...。
 これ、エイリアンシリーズのスピンオフで、設定は「Alien/エイリアン」(1979)と「Aliens/エイリアン2」の間の時代を舞台にしている。その凶暴さも成長のスピードも、すべてを溶かす酸性の血液も人間に寄生し、腹や胸を破って生まれるシーンも、いい意味で変わらない予定調和。そして今回もドキドキしながら観れた。やっぱりこのコンテンツは最強だと思う。

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Thursday, January 15, 2026

「もしも徳川家康が総理大臣になったら」を観た

Moshimotokugawa アマプラでひっかかって観てしまった「もしも徳川家康が総理大臣になったら」(2024/Cinema)について。
 こんなあらすじ。コロナウイルスが猛威を振るう2020年、首相官邸でクラスターが発生、総理大臣が急死してしまう。政府は最終手段として、AIとホログラムによって歴史上の偉人たちを復活させ、最強内閣を作るという前代未聞の計画を実行した。総理は徳川家康(野村萬斎)に託され、織田信長(GACKT)ほか日本史にさんぜんと輝く偉人たちが議員バッジをつけて入閣する...。
 ただただしょーもない政治コメディー。荒唐無稽でむちゃくちゃ。でもなんか最後まで観てしまった。年末年始休み、1年間で疲れた頭からもろもろ放念させた時間でした。

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Wednesday, January 14, 2026

「法廷占拠 爆弾2/呉勝浩」を読んだ

Katsuhirogo_hoteisenkyo 「爆弾」でハマった呉勝浩。その第2弾「法廷占拠 爆弾2」(講談社)も読んでみた。
 こんなあらすじ。未曾有の連続爆破事件から一年が経った。東京地方裁判所104号法廷では爆弾魔スズキタゴサクの裁判が行われていた。その最中、遺族席から拳銃を持った青年が立ち上がり、「ただちに死刑囚の死刑を執行せよ。ひとりの処刑につき、ひとりの人質を解放します」と、瞬く間に法廷を占拠した…。
 生配信で全国民が見守る前代未聞の籠城事件で、法廷を占拠したテロリストと社会が生んだ化け物スズキタゴサクと警察の三つ巴のだまし合いを描いた犯罪小説第2弾。この果てしないだまし合いが緻密でいやらしくて、この第2弾も一気にのめりこんで読んでしまった。これも映画化されたら、相当嬉しい。

cf. 呉勝浩 読破 List
- 爆弾 (2022)
- 法廷占拠 爆弾2 (2024)

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Thursday, January 08, 2026

映画「爆弾」パンフレットを読んだ

Bakdan-panf 去年観た映画「爆弾」(2025)。そのパンフについて。
 山田裕貴、伊藤沙莉、渡部篤郎、佐藤二朗らのインタビュー、監督 永井聡と原作者 呉勝浩の対談、プロダクションノートなどが載ってるブ厚い1冊。
 特によかったのは人物相関図、被害状況の地図、主題歌「I AM HERO」を歌った宮本浩次のインタビューもいい。ともかくこの映画、取調室での異様な緊張感充満の密室劇と、破壊される東京の暴力っぷりがたまんなかったし、佐藤二朗の怪演が最高だった。第2弾「法廷占拠 爆弾2」も読んだけど、次回作も作られることを願うばかり。

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Monday, January 05, 2026

「추격자/チェイサー」を観た

Chaser1 田口トモロヲのお勧めで気になって観てみたナ・ホンジン監督の「추격자/チェイサー」(2008/Cinema)について。
 こんなあらすじ。元刑事のオム・ジュンホが経営するデリバリーヘルスで、ヘルス嬢が次々と失踪するという事件が起き、ジュンホは捜索を開始する。 やがて、出勤したキム・ミジンの客の電話番号が、それまでに失踪した嬢たちが最後に仕事をした相手と一致していることが発覚する。ジュンホは単身、男の自宅へ向かっているというミジンのもとへ急ぐ…。
 これ、猟奇的殺人犯を追う元刑事を中心に描かれたサスペンス映画。陰湿で容赦のない暴力が続くハードな描写がたまんない。確かにこの映画は凄くてひどい。

Chaser2

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Saturday, December 13, 2025

「Sicario:Day of the Soldado/ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ」を観た

Sicario2 先日観た「Sicario/ボーダーライン」。とてもよかったので、続編「Sicario:Day of the Soldado/ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ」(2018/Cinema)も観た。
 こんなあらすじ。アメリカで市民15人が命を失う自爆テロ事件が発生した。犯人がメキシコ経由で不法入国したとの疑いをかけた政府から任務を命じられたCIA特別捜査官Matt(Josh Brolin)は、カルテルに家族を殺された過去を持つ暗殺者Alejandro(Benicio del Toro)に協力を依頼する。麻薬王の娘Isabel(Isabela Merced)を誘拐し、メキシコ国境地帯で密入国ビジネスを仕切る麻薬カルテル同士の争いへと発展させる任務を極秘裏に遂行するが...。
 この映画、ほんと男臭いハードな内容だが、やっぱり凄いのデルトロの演技。愛憎の中で悩む男が後半に受ける惨たらしいシーンなど、目が離せない。これぞ、デルトロだ。

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Saturday, December 06, 2025

「爆弾/呉勝浩」を読んだ

Karsuhirogo_bakudan 映画「爆弾」が気になって、映画観る前に読んだ呉勝浩の「爆弾」(講談社)について。
 こんなあらすじ。酒屋の自動販売機を蹴り、店主に怪我をさせたという些細な傷害事件で、とぼけた見ための中年男が野方署に連行された。名前はサトウタゴサクといい、住所も家族も覚えていないという。たかが酔っ払いと見くびる警察だが、男は取調べの最中「10時に秋葉原で爆発がある」と予言する。その直後、秋葉原の廃ビルが爆発する。さらに男はあっけらかんと「ここから三度、次は1時間後に爆発します」と告げる...。
 この小説の凄さは、社会が生んだ化け物スズキタゴサクの存在感。リアルタイムで無差別殺人を実行しながら、何度も何度も自分を卑下しながら話す言葉は長ったらしくて、嫌ったらしい。自分と関係ない他人がどうなってもいいという陰鬱なテーマがさらに不快感を与える。一気にのめりこんで読んでしまった1冊、続編「法廷占拠 爆弾2」も読んでみよう。

cf. 呉勝浩 読破 List
- 爆弾 (2022)

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