「Bon Voyage/東京事変」を観た

- 群青日和 (2004/CDS)
- 遭難 (2004/CDS)
- 教育 (2004/Album)
- 修羅場 (2005/CDS)
- Dynamite in (2005/DVD)
- Dynamite out (2005/DVD)
- Just can't help it. (2006/DVD)
- スポーツ (2010/Album)
- 大発見 (2011/Album)
- Bon Voyage (2012/DVD)
途中まで気づかずにもう一度観てしまったポン・ジュノ監督のSFアクション映画「Snowpiercer/スノーピアサー」(2013/Cinema)について。
こんなあらすじ。2031年の近未来、地球温暖化を食い止めるべく散布された化学薬品CW-7によって、地球のすべての陸地が雪と氷に覆われてしまった。わずかに生き残った人類は、永久機関のエンジンによって地球上をひたすら周回する列車「スノーピアサー」の中で暮らしていた。しかしその列車の中では、先頭車両に住む富裕層の人々が最後尾車両に押し込まれた貧困層の人々を奴隷のように支配していた。そんな中、貧困層の男Curtis(Chris Evans)は、理不尽な支配に立ち向かうべく反乱を企てる...。
近未来の凍結した地球を舞台に人類の生き残りを懸けた闘い描いたSFアクション映画。氷河期の外気に腕を触れさせ、その腕をたたき切る拷問シーン、貧困層に与えられる食料"プロテインブロック"の原料のおぞましさ、やたらシュールな授業を行う妊婦教師と生徒達...格差社会にはびこる列車の中を移動する毎に強烈なビジュアルが続く。富裕層の食料や酒はどうやって手に入れるのかとか、寿司を食べるシーンとか、どこか変なとこともあるけど、今回も最後まで引き込まれた。ともかく自分的にはアリ。
ポン・ジュノ監督のサスペンス「살인의 추억/Memories of Murder/殺人の追憶」(2003/Cinema)について。
こんなあらすじ。1986年ソウルから離れた南の農村で女性の変死体が見つかる。パク刑事(ソン・ガンホ)は捜査に取り組むが、数日後、近所で別の女性が同じ手口で殺される。パクはソウルから派遣されたソ・テユン刑事(キム・サンギョン)とコンビを組まされるが、荒っぽい捜査のパクと理知的なソは正反対の性格で対立する。捜査陣が苦戦する中、第3、第4の事件が起きパクとソは力を合わせだすが、彼らをあざ笑うかのように第5、第6の事件が起きる...。
これ、1980年代韓国の社会的混乱のもと、ある農村で6年間に女性10人が殺された実話に基づき、捜査陣の葛藤や当時の韓国を覆った歴史の闇を描いたサスペンスであり、サイコミステリー。連続猟奇殺人事件を追う刑事たちの焦燥感が痛々しいし、愚かなところもそのまんま描かれた。それにしても韓国農村の貧しさと閉鎖感が凄まじく、なんとも言えない暗さが漂っていた映画だった。
ひさしぶりに観直した「仁義なき戦い」(1973/Cinema)について。
こんなあらすじ。太平洋戦争終結直後、混乱を残しつつも戦災から復興しつつあった広島県 呉市。戦地から復員した"広能昌三"(菅原文太)は、暴力団山守組のケンカで助っ人を務め、殺人罪で懲役に送られる。そこで土居組のヤクザ"若杉寛"(梅宮辰夫)と出会い、意気投合する。出所した広能は山守組に入るが、組は土居組との縄張り争いや内部抗争に揺れ、2つの組のヤクザ同士、血で血を洗うような戦いが繰り広げられていく...。
これ、日本の暴力団抗争史上で、一番激しい抗争だった"広島やくざ戦争"。その渦中にいた暴力団の美能幸三の獄中手記が、深作欣二監督によって映画化されたもの。菅原文太氏の血気盛んな演技、人間のセコさや卑屈さをうまーく演じた親分役の金子信雄や田中邦衛など、ほんとこの映画のキャスト、改めて凄いと思った。さらに過剰なカメラワークも強引なストーリー展開も引き込まれました。
ひさしぶりに観直した「War Of The Worlds/宇宙戦争」(2005/Cinema)について。
こんなあらすじ。NYの港で働く労働者Ray(Tom Cruise)には、離婚した妻Mary Ann(Miranda Otto)との間に息子Robbie(Justin Chatwin)と娘Rachel(Dakota Fanning)がいた。子供達との面会の日、晴れた空が突然暗雲に覆われ、雷が落ちた道の真ん中に巨大な穴が開く。その直後、穴から巨大機械が姿を現わし、人間を次々に殺戮していく。Rayは子供2人を連れて町から脱出するが、町の外でもパニックが起きる...。
これ、地球侵略を目指すエイリアンと人類が死闘を描いたSFパニック映画。今観てもSteven Spielburg監督のカメラワークもCGも凝ってるし、迫力もある。ただちょっと拍子抜けな終わり方はやっぱり微妙だった。
先日観た「John Wick/ジョン・ウィック」(2014)、「John Wick:Chapter 2/ジョン・ウィック:チャプター2」(2017)に続き、「John Wick:Chapter 3-Parabellum/ジョン・ウィック:パラベラム」(2019/Cinema)について。
こんなあらすじ。裏社会の聖域「コンチネンタル・ホテル」での不殺のおきてを破ってしまった元殺し屋のJohn Wick(Keanu Reeves)は、裏社会を束ねる組織「主席連合」の粛清の対象になってしまう。1,400万ドルの賞金を懸けられ、殺し屋達と壮絶な死闘を繰り広げて満身創痍のJohnは、以前"血の誓印"を交わしたSofia(Halle Berry)の協力を得ようとモロッコへ向かう...。
これ、Keanu Reevesが伝説の凄腕ヒットマンを演じたアクション映画第3弾。この第3弾では、殺し屋業界のルールを破り、巨額の懸賞金を懸けられ、追われる身となったJohnが、迫りくる殺し屋達との戦いに挑むというもの。さらにスケールアップした銃撃戦とカンフーをミックスしたアクションがやっぱりいい。第4作も2022年に完成予定とのことでちょっと楽しみ。
先日観た「John Wick/ジョン・ウィック」(2014)に続き、「John Wick:Chapter 2/ジョン・ウィック:チャプター2」(2017/Cinema)を観た。
こんなあらすじ。数日前ロシアン・マフィアの一味を壊滅させたJohn Wick(Keanu Reeves)だが、イタリアンマフィアのSantino(Riccardo Scamarcio)から新たな殺人を依頼される。今度こそと引退を決意していたJohnはその依頼を断るが、前回殺し屋業から引退する際にした"誓約"がある上、自宅を破壊されてしまう。さらにSantinoに7億円の懸賞金をかけられ、世界中の殺し屋のターゲットとなってしまう...。
これ、Keanu Reevesが伝説の凄腕ヒットマンを演じたアクション映画第2弾。この第2弾では、マフィアだけでなく、多数の凄腕殺し屋達からも命を狙われるんだけど、前作よりスケールアップした銃撃戦とカンフーをミックスしたアクションがいい。ちなみにKeanuは、この役作りで約3万発の実弾を撃ったらしい。第3作「John Wick:Chapter 3-Parabellum/ジョン・ウィック:パラベラム」もぜひ観よう。
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