Sunday, August 09, 2026

「三匹のおっさん ふたたび/有川浩」を読んだ

Hiroarikawa_3hiki2 「三匹のおっさん」に続き読んでみた有川浩の続編「三匹のおっさん ふたたび」(講談社文庫)。
 こんなあらすじ。還暦を迎えた、かつての悪ガキ三人組、"剣道の達人キヨ"と"武闘派の柔道家シゲ"と"危ない頭脳派ノリ"は、悪くない暇つぶしで町内の私設自警団を結成した。そんな地域限定正義の味方の三匹は、キヨの嫁が巻き込まれた金銭トラブル、集団万に、生ゴミまき散らし事件に加え、ノリには見合い話が舞い込み、「偽三匹」の出現、大学受験が迫ったキヨの孫"祐希"とノリの愛娘"早苗"と、いろいろ起きる...。
 3人の還暦のおっさんがご近所の事件に遭遇し、解決する姿を描いた小説の第2弾。勧善懲悪のめでたしめでたしの話から、どこか納得できないけど、清濁併せ飲むしかない話まで、まぁわからんでもない。ほんと日本的な小説だと思う。嫌いじゃない。

cf. 有川浩 読破 List
図書館戦争 図書館戦争シリーズ(1) (2006)
図書館内乱 図書館戦争シリーズ(2) (2006)
レインツリーの国 (2006)
クジラの彼 (2007)
図書館危機 図書館戦争シリーズ(3) (2007)
図書館革命 図書館戦争シリーズ(4) (2007)
阪急電車 (2008)
別冊図書館戦争I 図書館戦争シリーズ(5) (2008)
別冊図書館戦争II 図書館戦争シリーズ(6) (2008)
フリーター、家を買う。(2009)
ヒア・カムズ・ザ・サン (2011)
空飛ぶ広報室 (2012)
三匹のおっさん (2012)
明日の子供たち (2014)
キャロリング (2014)
- 三匹のおっさん ふたたび (2015)
アンマーとぼくら (2016)

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「たとえば孤独という名の嘘/誉田哲也」を読んだ

Tetsuyahonda_tatoebakodoku 茅ヶ崎図書館で借りて読んだ誉田哲也の「たとえば孤独という名の嘘」(文藝春秋)について。
 こんなあらすじ。警視庁公安部の"佐島"はある日、被疑者取調べに駆り出された。大学時代の友人"稲澤"が、勤務先の女性部下"矢代"を殺害した容疑をかけられていたのだ。その被害者の"矢代"は二人が学生時代に共に恋焦がれた女性"綾"と瓜二つだった...。
 これ、誉田哲也らしい警察xスパイミステリーな作品で、1話ごとに視点人物が移り変わり、一つの事件の真相に迫っていくもの。中国共産党のえげつなさとか、紙一重で落ちてゆく人の愛憎とか、悲しいノワールな世界感だった。

cf. 誉田哲也 読破 List
妖の華 (2003)
アクセス (2004)
吉原暗黒譚 (2004)
春を嫌いになった理由 (2005)
疾風ガール (2005)
ジウI 警視庁特殊犯捜査係 (2005)
ストロベリーナイト (2006)
ジウII 警視庁特殊急襲部隊 (2006)
ジウIII 新世界秩序 (2006)
月光 (2006)
ソウルケイジ (2007)
武士道シックスティーン (2007)
国境事変 (2007)
シンメトリー (2008)
武士道セブンティーン (2008)
ヒトリシズカ (2008)
ガール・ミーツ・ガール (2009)
武士道エイティーン (2009)
ハング (2009)
インビジブルレイン (2009)
主よ、永遠の休息を (2010)
世界でいちばん長い写真 (2010)
歌舞伎町セブン (2010)
感染遊戯 (2011)
レイジ (2011)
ドルチェ (2011)
あなたの本 (2012)
誉田哲也 All Works/誉田哲也(監修) (2012)
痛み/貫井徳郎・福田和代・誉田哲也 (2012)
あなたが愛した記憶 (2012)
幸せの条件 (2012)
ブルーマーダー (2012)
ドンナ ビアンカ (2013)
増山超能力師事務所 (2013)
Qrosの女 (2013)
ケモノの城 (2014)
黒い羽 (2014)
歌舞伎町ダムド (2014)
インデックス (2014)
武士道ジェネレーション (2015)
プラージュ (2015)
硝子の太陽N-ノワール (2016)
硝子の太陽R-ルージュ (2016)
増山超能力師大戦争 (2017)
ノーマンズランド (2017)
あの夏、二人のルカ (2018)
ボーダレス (2018)
背中の蜘蛛 (2019)
妖の掟 (2020)
もう、聞こえない (2020)
オムニバス (2021)

フェイクフィクション (2021)
歌舞伎町ゲノム (2021)
アクトレス (2022)
マリスアングル (2023)
ジウX (2023)
-
 首木の民 (2024)
暗黒戦鬼グランダイヴァー (2024)
イノセンス (2025)
- たとえば孤独という名の嘘 (2025)

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Saturday, July 18, 2026

「海を見ていたジョニー/五木寛之」を読んだ

Hiroyukiitsuki_umiwomiteita 図書館でなんとなく手に取った五木寛之の「海を見ていたジョニー」(講談社文庫)について。
 これ、1966年にデビューした五木寛之が発表した短編集、それぞれこんなあらすじ。
 ●「海を見ていたジョニー」:
 姉の"由紀"は、"少年"とともに、海辺の基地の町でピアノのあるバーを経営していた。少年の楽しみは閉店後に、海岸で出会った黒人兵"ジョニー"、ベース弾きの"健ちゃん"の3人で、ジャズを演奏することだった。だが、何ヵ月かしてジョニーは突然姿を消す。そして、10ヵ月ぶりに現れたジョニーはすっかり人が変わっていた。人を殺した自分にジャズは演奏できないという...。
 ●「素敵な脅迫者の肖像」:
 "私"は、ある日突然、見知らぬ美女から奇妙な恐喝を受ける。”私"には全く身に覚えのない過去の弱みを握られ、法外な金銭を要求されるた。しかし、その女性のあまり上品で洗練された「脅迫者」としての佇まいに、次第に魅了されていく...。
 ●「盗作狩り」:
 売れない貧乏作家のもとに、ある高名な大御所作家が発表した新作が、自分が昔書いた未発表の原稿とそっくりだという情報が舞い込みます。作家は真相を暴き、大物作家を追い詰めようと「盗作狩り」を始める...。
 ●「CM稼業」:
 時代の寵児としてヒットCMを連発し、大金と名声を動かす売れっ子プロデューサー。華やかな業界の表舞台とは裏腹に、視聴者を洗脳するような仕掛け、企業の利権、そして「消費される芸術」に対する虚しさに気づく...。
 ●「私刑(リンチ)の夏」:
 アメリカから帰国したばかりのチンピラの"サブ"は、親分の娘を連れて気ままな逃避行を続けていた。ある日、立ち寄った寂れた温泉街で地元の凶暴なボスである大河原とトラブルになり、大河原の容赦ない追手から逃れるため、サブは車を飛ばす...。

 この短編集、やっぱり表題の「海を見ていたジョニー」がいい。ベトナム戦争を経験したジョニーは、ジャズは「人間の音楽」であり、ジャズを愛することは人間を愛することだと考えてきたが、罪のない人を殺してしまった自分には、もはやジャズを演奏する資格がないと感じる。なんか心に残る短編だった。

cf. 五木寛之 読破 List
- 海を見ていたジョニー (1967)
- 雨の日には車をみがいて (1988)

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Thursday, July 02, 2026

映画「Star Wars:The Mandalorian and Grogu/スター・ウォーズ:マンダロリアン・アンド・グローグー」パンフレットを読んだ

Mandalorianphanf この前観た映画「Star Wars:The Mandalorian and Grogu/スター・ウォーズ:マンダロリアン・アンド・グローグー」(2025)。そのパンフについて。
 Season1~3、さらにボバ・フェットと配信されたマンダロリアン関連ドラマのあらすじから始まるこのパンフ。ともかく写真やマット画が満載で、メイキング秘話も満載。監督やペドロ・パスカルやシガーニー・ウィーバーといったキャスト達のインタビューがほぼゼロなのもいさぎよい。
 スタッフもキャストにStar Wars愛と作品に参加できることへの喜びが、こんなパンフにも表れてる。もう1回は映画館に行こう。

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Friday, June 26, 2026

「三匹のおっさん/有川浩」を読んだ

Hiroarikawa_3hiki1 茅ヶ崎市立図書館で借りて読んでみた有川浩の「三匹のおっさん」(講談社文庫)。
こんなあらすじ。還暦を迎えた、かつての悪ガキ三人組、"剣道の達人キヨ"と"武闘派の柔道家シゲ"と"危ない頭脳派ノリ"は、悪くない暇つぶしで町内の私設自警団を結成した。ゆすり、たかり、悪徳詐欺、卑劣な動物虐待、極悪な痴漢...ご近所に潜む悪を成敗していく。
 3人の還暦のおっさんがご近所の事件に遭遇し、解決する姿を描いた小説。まあ、くだらなかったり、正論だったり、笑いに涙にという日本らしいものだと思う。自分も還暦、どこかわかるようなわからないような感じなんだけど、なんかひきこまれたしまった。せっかくなんで「三匹のおっさん ふたたび」も読んでみよう。

cf. 有川浩 読破 List
図書館戦争 図書館戦争シリーズ(1) (2006)
図書館内乱 図書館戦争シリーズ(2) (2006)
レインツリーの国 (2006)
クジラの彼 (2007)
図書館危機 図書館戦争シリーズ(3) (2007)
図書館革命 図書館戦争シリーズ(4) (2007)
阪急電車 (2008)
別冊図書館戦争I 図書館戦争シリーズ(5) (2008)
別冊図書館戦争II 図書館戦争シリーズ(6) (2008)
- フリーター、家を買う。(2009)
ヒア・カムズ・ザ・サン (2011)
空飛ぶ広報室 (2012)
- 三匹のおっさん (2012)
明日の子供たち (2014)
キャロリング (2014)
アンマーとぼくら (2016)

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Thursday, June 18, 2026

「さよならジャバウォック/伊坂幸太郎」を読んだ

Kotaroisaka_sayonarajabberwock 茅ヶ崎図書館で借りて読んだ伊坂幸太郎の「さよならジャバウォック」(双葉社)について。
 こんなあらすじ。"量子"は、結婚直後の妊娠と夫が転勤した頃から夫は別人のように冷たくなったと考えていた。夫からの暴言にも耐え、息子を育ててきたが、ついに暴力をふるわれた。自宅マンションで咄嗟に夫を殺してしまい、量子は途方に暮れていたところ、2間前に近所でばったり会った大学時代の後輩"凍朗"が訪ねてきて言った。「量子さん、問題が起きていますよね? 中に入れてください」と...。
 これ、暴力をふるう夫を殺した仙台市の主婦の「量子」のパートと、元ミュージシャン"伊藤北斎"のマネジャーをしている「斗真」のパートが交互に描かれていく。そこに寄生生物"ジャバウォック"がからみ、ふたつのパートが合流していくんだけど、この交わり方、伏線回収がさすが伊坂ワールドというもの。
 伊坂幸太郎、この作品でデビュー25周年。たまにハズレもあるけど、ずっと堪能させてもらってる。

cf. 伊坂幸太郎 読破 List
オーデュボンの祈り (2000)
ラッシュライフ (2002)
陽気なギャングが地球を回す (2003)
重力ピエロ (2003)
アヒルと鴨のコインロッカー (2003)
チルドレン (2004)
グラスホッパー (2004)
死神の精度 (2005)
I LOVE YOU/伊坂幸太郎・石田衣良・市川拓司・中田永一・中村航・本多孝好 (2005)
魔王 (2005)
魔王(文庫) (2005)
砂漠 (2005)
終末のフール (2006)
陽気なギャングの日常と襲撃 (2006)
フィッシュストーリー (2007)
絆のはなし/伊坂幸太郎x斉藤和義 (2007)
ゴールデンスランバー (2007)
実験4号 -後藤を待ちながら (2008)
Re-born はじまりの一歩/伊坂幸太郎・瀬尾まいこ・豊島ミホ・中島京子・平山瑞穂・福田栄一・宮下奈都 (2008)
モダンタイムス (2008)
あるキング (2009)
晴れた日は謎を追って がまくら市事件/伊坂幸太郎・大山誠一郎・伯方雪日・福田栄一・道尾秀介 (2010)
あるキング-完全版- (2015)
SOSの猿 (2009)
オー!ファーザー (2010)
バイバイ、ブラックバード (2010)
『バイバイ、ブラックバード』をより楽しむために ポスタル・ノベル編 (2010)
マリアビートル (2010)
文藝別冊 総特集 伊坂幸太郎 (2010)
3652-伊坂幸太郎エッセイ集- (2010)
仙台ぐらし (2012)
PK (2012)
Happy Box/伊坂幸太郎・山本幸久・中山智幸・真梨幸子・小路幸也 (2012)
あの日、君と Boys/ナツイチ制作委員会(編)・伊坂幸太郎(著)・井上荒野(著)・奥田英朗(著)・佐川光晴(著)・中村航(著)・西加奈子(著)・柳広司(著)・山本幸久(著) (2012)
夜の国のクーパー (2012)
しあわせなミステリー/伊坂幸太郎・中山七里・柚月裕子・吉川英梨 (2012)
最後の恋 MEN'S -つまり、自分史上最高の恋。-/朝井リョウ・伊坂幸太郎・石田衣良・荻原浩・越谷オサム・白石一文・橋本紡 (2012)
短編工場/浅田次郎・伊坂幸太郎・石田衣良・荻原浩・奥田英朗・乙一・熊谷達也・桜木紫乃・桜庭一樹・道尾秀介・宮部みゆき・村山由佳 (2012)
残り全部バケーション (2012)
ガソリン生活 (2013)
死神の浮力 (2013)
首折り男のための協奏曲 (2014)
Wonderful Story/伊坂幸犬郎・犬崎梢・木下半犬・横関犬・貫井ドッグ郎 (2014)
アイネクライネナハトムジーク (2014)
キャプテンサンダーボルト/阿部和重・伊坂幸太郎 (2014)
火星に住むつもりかい? (2015)
ジャイロスコープ (2015)
陽気なギャングは三つ数えろ (2015)
サブマリン (2016)
AX アックス (2017)
ホワイトラビット (2017)
クリスマスを探偵と/伊坂幸太郎(文)マヌエーレ・フィオール(絵) (2017)
フーガはユーガ (2018)
シーソーモンスター (2019)
クジラアタマの王様 (2019)
逆ソクラテス (2020)
ペッパーズ・ゴースト (2021)
マイクロスパイ・アンサンブル (2022)
777 トリプルセブン (2023)
楽園の楽園 (2025)

パズルと天気 (2025)
- さよならジャバウォック (2025)

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Tuesday, June 09, 2026

「ダークゾーン/貴志祐介」を読んだ

Yusukekishi_darkzone ひさしぶりに読んでみた貴志祐介。今回は「ダークゾーン」(祥伝社)について。
 こんなあらすじ。軍艦島を模した異空間で、プロ棋士を目指す大学生"塚田"は、赤い異形となって目覚めた。怪物化した恋人や仲間とともに「赤の軍勢」として、青い軍団と戦うことに...。
 軍艦島を舞台に、将棋やチェスのように設定された奇妙なルールの下で繰り広げられる七番勝負を描いたバトルエンターテインメント。なぜ戦うのかという謎に迫るんだけど、閉鎖空間の中でのデスゲームの描写は血や肉が飛び交うもので、おぞましさだらけ。これ、正直小説で表現のは相当無理があって、アニメとかビジュアルで見せてほしかった気もする。

cf. 貴志祐介 読破 List
十三番目の人格 ISOLA (1996)
黒い家 (1997)
天使の囀り (1998)
クレムリンの迷宮 (1999)
新世界より (2008)
悪の教典 (2010)
鍵のかかった部屋 (2011)
- ダークゾーン (2011)
雀蜂 (2013)

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Thursday, June 04, 2026

代官山通信 Vol.173

Daikanyama173 ちょっと前に届いたサザンFAN CLUBの会報「代官山通信 Vol.173」について。
 今号は古希を迎えた桑田佳祐、新曲「人誑し/ひとたらし」のリリースと、開催決定された全国アリーナツアーについて。新曲はアニメのタイアップで、すでに配信が始まっているけど、CDリリースまで聴かないで待ってる。しっかし、このアリーナツアーは見事に落選。うーん、これは残念。

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Saturday, May 30, 2026

「湯道/小山薫堂」を読んだ

Kundokoyama_yudo 映画「湯道」の原作、小山薫堂の「湯道」(幻冬舎文庫)について。
 こんなあらすじ。建築家として独立した"三浦史朗"だが、最近仕事がうまくいかない。実家の「まるきん温泉」は父亡き後、弟の"悟朗"が継いでいる。時代遅れの銭湯を畳んで、不動産で儲けようと考えた史朗は、父の葬式にも帰らなかった実家を久しぶりに訪れる...。
 当然だけど、あの映画「湯道」の世界はこの小説の中にあって、犬猿の仲の兄弟や、人気者の看板娘や、定年を迎えた郵便局員や。湯の評論家や、出所した子供と再会する親子のシーンなどなどが、読んでいると浮かんでくる。ほんと優しい気持ちになれる物語だった。

cf. 小山薫堂 読破 List
- 湯道 (2022)
- いいお湯でした。/小山薫堂(原案)・冬川智子(作画) (2023)

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Thursday, May 21, 2026

「踊りつかれて/塩田武士」を読んだ

Takeshishioda_odoritsukarete ちょっとひっかかったので茅ヶ崎図書館で借りてみた塩田武士の「踊りつかれて」(講談社)について。
 こんなあらすじ。不倫を報じられ、SNSで苛烈な誹謗中傷にあったお笑い芸人の"天童ショージ"は自ら死を選んだ。そして伝説の歌姫"奥田美月"は週刊誌のデタラメ記事に踊らされ、人前から姿を消した。そんな中、インターネット上に【宣戦布告】と称して、SNSで誹謗中傷をくり返す83人の名前や年齢、住所、職場、学校などあらゆる個人情報が晒された。その爆弾は音を立てずに爆発し、やがて83人の人生を次々と壊していった...。
 才能ある歌手と芸人が悪意ある記事や誹謗中傷によって姿を消すという、言葉が異次元の暴力になるこの時代を描いた1冊。匿名性に守られたつもりで好き勝手なことを発信しするが、自身の個人情報を公開され、自らが誹謗中傷される立場にたつというもの。SNSの危険性よりも、人生の歯車ってどこで急に狂ってしまうのかを感じた本でした。

cf. 塩田武士 読破 List
罪の声 (2016)
- 踊りつかれて (2025)

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より以前の記事一覧