Wednesday, January 25, 2023

「高校事変XI/松岡圭祐」を読んだ

Keisukematsuoka_kokoujihen11 松岡圭祐の「高校事変」シリーズ、ひさしぶりに読んだ第11弾「高校事変XI」(角川文庫)について。
 こんなあらすじ。ホンジュラスでの慧修学院高校襲撃事件後、日本で緊急事態庁が発足した。日本の中古品を途上国に送りその断捨離を図り、海底油田を掘り当てるなど国力は強くなり、内閣支持率は急激に回復していた。そんな中、"優莉結衣"の異母妹である"凜香"は「探偵の探偵」の"紗崎玲奈"の行方を追っていた。やがて結衣が北朝鮮を経て帰国を果たし、緊急事態庁を裏で操っていた"優莉架祷斗"がその本性を露わにしていく...。
 これ、テロリストの父親の教育を受けた高2の少女"優莉結衣"が、秩序再編をもくろむ半グレ組織や公安警察に戦いを挑むバイオレンスアクション小説第11弾。戦闘能力を高めていく優莉結衣や、その妹 凜香など、登場人物は相変わらず豊かでいい高揚感だが、今回のウェイ5兄弟とのくだりあたりはちょっと性急だった。それでもこのシリーズは第12弾「高校事変XII」で終わり。最後まで読み届けよう。

cf. 松岡圭祐 読破 List
黄砂の籠城 (2017)
黄砂の進撃 (2018)
高校事変 (2019)
高校事変II (2019)
高校事変III (2019)
高校事変IV (2019)
高校事変V (2020)
高校事変VI (2020)
高校事変VII (2020)
高校事変VIII (2020)
高校事変IX (2020)
高校事変X (2021)
- 高校事変XI (2021)

|

Thursday, January 12, 2023

ROCKIN'ON JAPAN NOVEMBER 2022

Japan202211 巻頭特集がエルレなので、読んだ「ROCKIN'ON JAPAN NOVEMBER 2022」について。
 ●ELLEGARDEN:
 16年ぶりの新曲「Mountain Top」を聴いて、バンドがちゃんと機能して進行していることがただただうれしい。あれから16年、さ、Album「The End of Yesterday」を聴こう。

 これ以外の記事では、ONE OK ROCK「Luxury Disease」、ORANGE RANGE「Double Circle」あたり。

|

Saturday, January 07, 2023

「青が散る/宮本輝」を読んだ

Terumiyamoto_aogachiru 引越の時に出てきた宮本輝の「青が散る」(文春文庫)。なんとなく読んでしまった。
 こんなあらすじ。大阪郊外の新設大学に入学した"椎名燎平"は、入学手続きの日に出会った"佐野夏子"に一目惚れする。その後、"金子慎一"に誘われてテニス部の創立に参加し、2人で炎天下でテニスコートを作る。そして燎平は大学生活をひたすらテニスに費やしていく...。
 これ、1982年に刊行された今から40年前の青春小説。部員同士の友情と敵意、勝利への邪道な欲望、勝ち進む者の孤独とコートから去って行く者の悲しみ、そこにお見合いや駆け落ちといった恋愛も絡んでいく。時代考証的には自分の大学時代とはだいぶ違うけど、どこかぐちゃぐちゃし、屈折した人間関係の本質は変わらない。あらためて残酷な小説だと思った。

cf. 宮本輝 読破 List
- 青が散る (1982)

|

Thursday, December 29, 2022

代官山通信 Vol.160

Daikanyama160 ちょっと前に届いたサザンFAN CLUBの会報「代官山通信 Vol.160」について。
 今号は桑田佳祐ベストアルバム「いつも何処かで」、原坊の「婦人の肖像(Portrait of a Lady)」にめぐっての桑田と原坊の夫婦対談、YouTube「松田弘のサザンビート」あたり。桑田のソロツアーは今回もパスしてしまった...。うーん。

|

Wednesday, December 28, 2022

ROCKIN'ON JAPAN OCTOBER 2022

Japan202210 別冊にRIJF2022特集号がついてるということでひさびさに買って読んだ「ROCKIN'ON JAPAN OCTOBER 2022」、ちょっと古いけど気になった記事について。
 ●ONE OK ROCK「Luxury Disease」:
 一度もしっかり聴いたことないワンオク。でも彼らの姿勢とかはなんか気になってる。ちゃんと聴いてみたいかも。
 ●別冊 ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2022:
 3年ぶりに蘇我で復活したRIJF。この特別別冊には全ActのLive ReportとSet Listが載っていて、やっぱりこれはありがたい。で、自分が行ったのは8/11。(sick)boy→Creepy Nuts→ナンバガ→フォーリミ→10-FEET→ホルモン→キック・ザ・カン・クルー→ストレイテナー→バンプ...。どしゃ降りからピーカンな天気、最高な夏の1日だった。

 これ以外の記事では、[Alexandros]「But wait. Cats?」、04 Limited Sazabys「Harvest」、BiSH「サヨナラサラバ」、電気グルーヴの「シン・メロン牧場―花嫁とパイプのけむり」あたり。

 しっかしひさしぶりのJAPAN、全然誌面構成が変わってなくて、なんか安心して読める。

|

Monday, December 26, 2022

「アクトレス/誉田哲也」を読んだ

Tetsuyahonda_actress ずっと読んでる誉田哲也。「ボーダレス」(2018)の続編「アクトレス」(光文社)について。
 こんなあらすじ。「ドミナン事件」から5年、結婚して一児をもうけた"市原琴音"、調査事務所で働く"芭留"、小説家で女優の道を選んだ"片山希莉"、一時警察官になったものの芭留と同じ調査事務所で働くことになった"森奈緒"。彼女たちは自立し新生活を始めていた。ある日、希莉の書いた小説が、若手人気女優"真瀬環菜"名義で発表されることになる。不服ながらも抗えない希莉。さらに小説が発表されるや、作中の事件をなぞるように事件が発生してしまう。偶然とは思えないが、誰が何のために模倣したのかは見当もつかない...。
 前作でそれぞれの生き方を見つけた4人が人気女優の騒動に巻き込まれていく話。前もだけど、ミステリーというより青春モノでなんか軽い。さらっとしてて箸休め的。今回も正直微妙は1冊でした。

cf. 誉田哲也 読破 List読破 List
妖の華 (2003)
アクセス (2004)
吉原暗黒譚 (2004)
春を嫌いになった理由 (2005)
疾風ガール (2005)
ジウI 警視庁特殊犯捜査係 (2005)
ストロベリーナイト (2006)
ジウII 警視庁特殊急襲部隊 (2006)
ジウIII 新世界秩序 (2006)
月光 (2006)
ソウルケイジ (2007)
武士道シックスティーン (2007)
国境事変 (2007)
シンメトリー (2008)
武士道セブンティーン (2008)
ヒトリシズカ (2008)
ガール・ミーツ・ガール (2009)
武士道エイティーン (2009)
ハング (2009)
インビジブルレイン (2009)
主よ、永遠の休息を (2010)
世界でいちばん長い写真 (2010)
歌舞伎町セブン (2010)
感染遊戯 (2011)
レイジ (2011)
ドルチェ (2011)
あなたの本 (2012)
誉田哲也 All Works/誉田哲也(監修) (2012)
痛み/貫井徳郎・福田和代・誉田哲也 (2012)
あなたが愛した記憶 (2012)
幸せの条件 (2012)
ブルーマーダー (2012)
ドンナ ビアンカ (2013)
増山超能力師事務所 (2013)
Qrosの女 (2013)
ケモノの城 (2014)
黒い羽 (2014)
歌舞伎町ダムド (2014)
インデックス (2014)
武士道ジェネレーション (2015)
プラージュ (2015)
硝子の太陽N-ノワール (2016)
硝子の太陽R-ルージュ (2016)
増山超能力師大戦争 (2017)
ノーマンズランド (2017)
あの夏、二人のルカ (2018)
ボーダレス (2018)
背中の蜘蛛 (2019)
妖の掟 (2020)
もう、聞こえない (2020)
オムニバス (2021)

フェイクフィクション (2021)
- アクトレス (2022)

|

Wednesday, December 21, 2022

代官山通信 Vol.159

Daikanyama159 だいぶ前に届いたサザンFAN CLUBの会報「代官山通信 Vol.159」について。
 今号は31年ぶりにAlbumをReleaseした原坊の「婦人の肖像(Portrait of a Lady)」、あの「時代遅れのRock'n'Roll Band」、ムクちゃんのNew Album「FREE-UKES」あたり。まずまず..。

|

Thursday, September 29, 2022

「民宿雪国/樋口毅宏」を読んだ #2

Takehirohiguchi_minshukuyukiguni 文庫化されたのでもう一度読み直した樋口毅宏の「民宿雪国」(祥伝社文庫)について。
 こんなあらすじ。2012年8月、享年97歳 国民的画家・丹生雄武郎が亡くなった。80年代のバブル時に突如脚光を浴びた雄武郎だが、決して表舞台には出ようとせず、新潟にある日本海を見下ろす寂れた民宿雪国を経営し、亡くなるまで創作に没頭した。しかしその一方で、雄武郎の過去には不明瞭な部分も多かった...。
 使用人との間に生まれ、兄弟から虐待され、病弱で不遇な少年時代を過ごし、大戦中ではニューギニアに応召され、大戦後はシベリアに抑留されたという過去を持つ雄武郎。その雄武郎のまったく違う別人の顔が暴かれていく。ホテルニュージャパンの横井英樹、オウム真理教の松本智津夫らがからみ、話が転がり、脱線し、虐殺シーンも含め、最後の着地点は想像だにしないものだった。しっかし、2回目だけど、初読のように楽しめた。
 で、この文庫版には、梁石日x樋口毅宏と町山智浩x樋口毅宏の2つの対談が収録されている。あらためて、梁石日の「血と骨」は絶対読まねばと思ったし、町山智浩が語る「Exit Through The Gift Shop/イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ」(2010)もよかった。

cf. 樋口毅宏 読破 List
さらば雑司ヶ谷 (2009)
日本のセックス (2010)
民宿雪国 (2010)
- 民宿雪国 (2013) #2
雑司ヶ谷R.I.P. (2011)
テロルのすべて (2011)
二十五の瞳 (2012)
ルック・バック・イン・アンガー (2012)
タモリ論 (2013)
甘い復讐 (2014)
愛される資格 (2014)
ドルフィン・ソングを救え! (2015)
さよなら小沢健二-1994-2015 樋口毅宏サブカルコラム全集- (2015)
太陽がいっぱい (2016)
アクシデント・レポート (2017)
東京パパ友ラブストーリー (2019)

|

Wednesday, July 20, 2022

Star Wars小説「Star Wars:The Rise of Skywalker~スター・ウォーズ:スカイウォーカーの夜明け/Derek Connolly(原),Colin Trevorrow(原),Chris Terrio(原),Rae Carson(著),稲村広香(訳)-デレク・コノリー(原),コリン・トレヴォロウ(原),クリス・テリオ(原),レイ・カーソン(著)」を読んだ

Sw_theriseofskywalkernovel 「Star Wars:The Rise of Skywalker/スター・ウォーズ:スカイウォーカーの夜明け」(2019/Cinema)。そのノベライズ版「Star Wars:The Rise of Skywalker~スター・ウォーズ:スカイウォーカーの夜明け/Derek Connolly(原),Colin Trevorrow(原),Chris Terrio(原),Rae Carson(著),稲村広香(訳)-デレク・コノリー(原),コリン・トレヴォロウ(原),クリス・テリオ(原),レイ・カーソン(著)(講談社文庫)も読んでみた。
 こんなあらすじ。ファースト・オーダーの最高指導者となったカイロ・レンは、恐怖による銀河の支配を続ける中、未知の惑星エクセゴルにたどり着き、パルパティーンの存命を知る。パルパティーンはレンに、レイの殺害とひきかえに大艦隊「ファイナル・オーダー」の指揮権を与えることを提案する。一方レジスタンスの指導者レイアの下で修業を積んでいたレイは、パルパティーンが生きているという知らせに震撼するが、シスのウェイファインダーが惑星エクセゴルへの道を示すことを知る。そのウェイファインダーの手がかりを得るため、レイはポー、フィン、チューバッカらとともに惑星パサーナへと向かう...。
 このノベライズ、映画にはないシーンやキャラクター達の思いや心理描写が盛り込まれ、より一層深く味わえるのがいい。最後までレジスタンスのこと、息子ベンのこと、レイやポー達のことを案じ続けたレイアとか、人間の言葉を話せないチューイの内心描写とか、堪能できた。いい意味で補完してもらえた1冊。

cf. Star Wars小説(正史・スピンオフ) 読破 List
Star Wars:Heir to the Empire~スター・ウォーズ:帝国の後継者/Timothy Zahn-ティモシイ・ザーン (1992/2019)
Star Wars:Dark Force Rising~スター・ウォーズ:暗黒の艦隊/Timothy Zahn-ティモシイ・ザーン (1992/2019)
Star Wars:The Last Command~スター・ウォーズ:最後の指令/Timothy Zahn-ティモシイ・ザーン (1992/2019)
Star Wars:Shatterpoint~スター・ウォーズ破砕点/Matthew Stover-マシュー・ストーヴァー (2004)
Star Wars:Survivor's Quest~スター・ウォーズ 生存者の探索/Timothy Zahn-ティモシイ・ザーン (2004)
Star Wars:The Cestus Deception~スター・ウォーズ セスタスの偽り/Steve Barnes-スティーブン・バーンズ (2004)
Star Wars Episode III: Revenge of the Sith~スター・ウォーズ:エピソード3 シスの復讐/George Lucas(原作),Matthew Stover(著),富永和子(訳)-ジョージ・ルーカス(原作),マシュー・ストーヴァー(著) (2005)
Star Wars Episode III: Revenge of the Sith/Patricia C.Wrede (2005)
Star Wars:Jedi Trial~スター・ウォーズ ジェダイの試練/David Sherman and Dan Cragg-デイヴィド・シャーマン,ダン・グラッグ (2005)
Star Wars:Yoda,Dark Rendezvous~スター・ウォーズ 暗黒の会合/Sean Stewart-ショーン・スチュワート (2005)
Star Wars:Labyrinth of Evil~スター・ウォーズ 悪の迷宮/James Luceno-ジェームズ・ルシーノ (2005)
Star Wars:Dark Lord-The Rise Of Darth Vader~スター・ウォーズ 暗黒卿ダース・ヴェイダー/James Luceno-ジェームズ・ルシーノ (2005)
Star Wars:The Last of the Jedi-The Desperate Mission-~スター・ウォーズ ラスト・オブ・ジェダイ(1)-危険なミッション-/Jude Watson-ジュード・ワトソン (2006)
Star Wars:The Last of the Jedi-Dark Warning-~スター・ウォーズ ラスト・オブ・ジェダイ(2)-闇の警告-/Jude Watson-ジュード・ワトソン (2006)
Star Wars:Outbound Flight~スター・ウォーズ 外宇宙航行計画/Timothy Zahn-ティモシイ・ザーン (2006)
Star Wars:Dark Nest I:The Joiner King~スター・ウォーズ:ジョイナーの王/Troy Denning-トロイ・デニング (2006)
Star Wars:Dark Nest II:The Unseen Queen~スター・ウォーズ:影の女王/Troy Denning-トロイ・デニング (2006)
Star Wars:Dark Nest III:The Swarm War~スター・ウォーズ:キリック戦争/Troy Denning-トロイ・デニング (2007)
Star Wars:Tarkin~スター・ウォーズ:ターキン/James Luceno-ジェームズ・ルシーノ (2015)
Star Wars:Heir to the Jedi~スター・ウォーズ:ジェダイの継承者/Kevin Hearne-ケヴィン・ハーン (2015)
Star Wars:Lords of the Sith~スター・ウォーズ:ロード・オブ・シス/Paul S.Kemp-ポール・S・ケンプ (2015)
Star Wars:The Force Awakens~スター・ウォーズ:フォースの覚醒/J.J.Abrams,Lawrence Kasdan,Michael Arndt(原作),Michael Kogge(著),上杉隼人,吉富節子(訳)-J・J・エイブラムス,ローレンス・カスダン,マイケル・アーント(原作),ミッシェル・コーギー(著) (2016)
Star Wars:The Force Awakens~スター・ウォーズ:フォースの覚醒/Alan Dean Foster(著),J.J.Abrams,Lawrence Kasdan,Michael Arndt(原作),稲村広香(訳)-アラン・D・フォスター(著),J・J・エイブラムス,ローレンス・カスダン,マイケル・アーント(原作) (2016)
Star Wars:Before the Awakening~スター・ウォーズ:フォースの覚醒前夜-ポー・レイ・フィン-/Greg Rucka-グレッグ・ルーカ (2016)
Star Wars:The Force Awakens:Rey's Survival Guide~スター・ウォーズ フォースの覚醒 レイのサバイバル日記/Jason Fry-ジェイソン・フライ (2016)
Rogue One:A Star Wars Story~ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー/John Knoll,Gary Whitta,Chris Weitz,Tony Gilroy(原作),Alexander Freed(著),稲村広香(訳)-ジョン・ノール,ゲイリー・ウィッタ,クリス・ワイツ,トニー・ギルロイ(原作),アレクサンダー・フリード(著) (2017)
Star Wars:Phasma~スター・ウォーズ:ファズマ/Delilah S.Dawson-デライラ・S・ドーソン (2017)
Star Wars:Catalyst:A Rogue One Novel~スター・ウォーズ:カタリスト/James Luceno-ジェームズ・ルシーノ (2017)
Star Wars:Darth Plagueis~スター・ウォーズ:ダース・プレイガス/James Luceno-ジェームズ・ルシーノ (2018)
Star Wars:Last Shot~スター・ウォーズ:ラスト・ショット/Daniel Jose Older-ダニエル・ホセ・オールダー (2018)
Star Wars:The Last Jedi~スター・ウォーズ:最後のジェダイ/Jason Fry(著),稲村広香(訳)-ジェイソン・フライ(著),ライアン・ジョンソン(原作) (2018)
Solo:A Star Wars Story~ハン・ソロ スター・ウォーズ・ストーリー/Jonathan Kasdan,Lawrence Kasdan(原作),Mur Lafferty(著),稲村広香(訳)-ジョナサン・カスダン,ローレンス・カスダン(原作),ムア・ラファティ(著) (2019)
- Star Wars:The Rise of Skywalker~スター・ウォーズ:スカイウォーカーの夜明け/Derek Connolly(原),Colin Trevorrow(原),Chris Terrio(原),Rae Carson(著),稲村広香(訳)-デレク・コノリー(原),コリン・トレヴォロウ(原),クリス・テリオ(原),レイ・カーソン(著) (2020)

|

Friday, July 15, 2022

「ミス・サンシャイン/吉田修一」を読んだ

Shuichiyoshida_misssunshine ずっと読んでる吉田修一。世田谷中央図書館で借りて読んでみた「ミス・サンシャイン」(文藝春秋)について。
 こんな話。大学院生の"一心"は、伝説の映画女優"和楽京子"こと、"鈴さん"の家に通って荷物整理のアルバイトをするようになった。鈴さんは一心と同じ長崎出身で、かつてはハリウッドでも活躍していた銀幕のスターだったが、いまは引退して静かに暮らしていた...。
 これ、被爆者でもある往年の大女優とひとときの交流を持った平凡な青年の話。大学院生が祖母ほどの年齢の女性に抱く思いにちょっと戸惑ったけど、彼女が何もかも暖かく包みこんで引き受けてくれ、深い悲しみを知っている人だとわかり、なんか納得できた。女優がくれたかけがえのない時間が描かれた佳作です。

cf. 吉田修一 読破 List
最後の息子 (1999)
熱帯魚 (2001)
パレード (2002)
パーク・ライフ (2002)
日曜日たち (2003)
東京湾景 (2003)
長崎乱楽坂 (2004)
ランドマーク (2004)
7月24日通り (2004)
春、バーニーズで (2004)
ひなた (2006)
女たちは二度遊ぶ (2006)
初恋温泉 (2006)
うりずん/吉田修一・佐内正史 (2007)
悪人 (2007)
静かな爆弾 (2008)
さよなら渓谷 (2008)
あの空の下で (2008)
元職員 (2008)
キャンセルされた街の案内 (2009)
横道世之介 (2009)
空の冒険 (2010)
平成猿蟹合戦図 (2011)
太陽は動かない (2012)
路(ルウ) (2012)
愛に乱暴 (2013)
怒り (2014)
森は知っている (2015)
作家と一日 (2015)
橋を渡る (2016)
犯罪小説集 (2016)
最後に手にしたいもの (2017)
泣きたくなるような青空 (2017)
ウォーターゲーム (2018)
国宝 上 青春篇 (2018)
国宝 下 花道篇 (2018)
続 横道世之介 (2019)
逃亡小説集 (2019)
アンジュと頭獅王 (2019)
恋愛 コレクションII (2019)
湖の女たち (2020)
ブランド (2021)
オリンピックにふれる (2021)

- ミス・サンシャイン (2022)

|

より以前の記事一覧