Thursday, October 11, 2018

「ホワイトラビット/伊坂幸太郎」を読んだ

Kotaroisaka_whiterabbit ほぼ全部読んでる伊坂幸太郎。世田谷中央図書館でやっと借りれた「ホワイトラビット」(新潮社)について。
 こんなあらすじ。誘拐グループの"兎田"は、人質を担当者に引き渡していつものように仕事を終えた。そこで兎田は、最近誘拐グループの経理担当者が、"折尾"というコンサルタントにそそのかされてグループの金をどこかに隠してしまったという不祥事を同僚の"猪田"から聞くが、軽く流した。兎田は会社勤めの"綿子"と結婚し、幸せな生活を送っていたが、ある日深夜になっても綿子がかえって来ない。不安にかられた深夜零時、兎田のスマートフォンが鳴り響き、「おまえの妻を誘拐している」と言われる。妻を取り戻すためには、ある人物を見つけ出す必要があったが、ちょっとした間違いによって兎田は立てこもり事件、「通称:白兎事件」を起こしてしまう...。
 これ、仙台の住宅街で発生した人質立てこもり事件という籠城ミステリー。SITが出動し、逃亡不可能な状況下で犯人は予想外の要求を行うというもの。今回は「オリオン座」と「レ・ミゼラブル」がキーとなって話が進み、時間軸が過去に戻ったり現実に戻ったりするんだけど、そのズレがわかりやすくて、読んでるこっちも混乱しない。で、いくつかの伏線も最後にまとめて回収でなはく、絶妙なタイミングで回収されていき、それも気持ちいい。でもなんだかんだで、事態は思わぬ方向に転がっていくんで、そのダイナミズムに今回もハマってしまった。
 ひさびさに伊坂幸太郎ワールドにどっぷり没頭できました。

cf. 伊坂幸太郎 読破 List
- オーデュボンの祈り (2000)
- ラッシュライフ (2002)
- 陽気なギャングが地球を回す (2003)
- 重力ピエロ (2003)
- アヒルと鴨のコインロッカー (2003)
- チルドレン (2004)
- グラスホッパー (2004)
- 死神の精度 (2005)
- I LOVE YOU/伊坂幸太郎・石田衣良・市川拓司・中田永一・中村航・本多孝好 (2005)
- 魔王 (2005)
- 魔王(文庫) (2005)
- 砂漠 (2005)
- 終末のフール (2006)
- 陽気なギャングの日常と襲撃 (2006)
- フィッシュストーリー (2007)
- 絆のはなし/伊坂幸太郎x斉藤和義 (2007)
- ゴールデンスランバー (2007)
- 実験4号 -後藤を待ちながら (2008)
- Re-born はじまりの一歩/伊坂幸太郎・瀬尾まいこ・豊島ミホ・中島京子・平山瑞穂・福田栄一・宮下奈都 (2008)
- モダンタイムス (2008)
- あるキング (2009)
- 晴れた日は謎を追って がまくら市事件/伊坂幸太郎・大山誠一郎・伯方雪日・福田栄一・道尾秀介 (2010)
- あるキング-完全版- (2015)
- SOSの猿 (2009)
- オー!ファーザー (2010)
- バイバイ、ブラックバード (2010)
- 『バイバイ、ブラックバード』をより楽しむために ポスタル・ノベル編 (2010)
- マリアビートル (2010)
- 文藝別冊 総特集 伊坂幸太郎 (2010)
- 3652-伊坂幸太郎エッセイ集- (2010)
- 仙台ぐらし (2012)
- PK (2012)
- Happy Box/伊坂幸太郎・山本幸久・中山智幸・真梨幸子・小路幸也 (2012)
- あの日、君と Boys/ナツイチ制作委員会(編)・伊坂幸太郎(著)・井上荒野(著)・奥田英朗(著)・佐川光晴(著)・中村航(著)・西加奈子(著)・柳広司(著)・山本幸久(著) (2012)
- 夜の国のクーパー (2012)
- しあわせなミステリー/伊坂幸太郎・中山七里・柚月裕子・吉川英梨 (2012)
- 最後の恋 MEN'S -つまり、自分史上最高の恋。-/朝井リョウ・伊坂幸太郎・石田衣良・荻原浩・越谷オサム・白石一文・橋本紡 (2012)
- 短編工場/浅田次郎・伊坂幸太郎・石田衣良・荻原浩・奥田英朗・乙一・熊谷達也・桜木紫乃・桜庭一樹・道尾秀介・宮部みゆき・村山由佳 (2012)
- 残り全部バケーション (2012)
- ガソリン生活 (2013)
- 死神の浮力 (2013)
- 首折り男のための協奏曲 (2014)
- Wonderful Story/伊坂幸犬郎・犬崎梢・木下半犬・横関犬・貫井ドッグ郎 (2014)
- アイネクライネナハトムジーク (2014)
- キャプテンサンダーボルト/阿部和重・伊坂幸太郎 (2014)
- 火星に住むつもりかい? (2015)
- ジャイロスコープ (2015)
- 陽気なギャングは三つ数えろ (2015)
- サブマリン (2016)
- AX アックス (2017)
- ホワイトラビット (2017)
- クリスマスを探偵と/伊坂幸太郎(文)マヌエーレ・フィオール(絵) (2017)

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Friday, October 05, 2018

「歩くせたがや 21コース」を読んだ #2

Arukusetagaya21course 12年前に読んだことがある「歩くせたがや 21コース」(枻出版社)。駒沢BookOffでみつけてもう一度読んでみた。
これ、、地元の名所や旧跡、グルメ、お土産といった情報だけでなく、トイレなども載っていて、あらためて散歩に便利スポットが掲載されている。で、全部で21の散策コースを載っているんだけど、グルメといったお店情報はもう無くなったお店が多く、それでも今も通っている店が載っているとなんかうれしくなる。ま、名所旧跡は変わらないので、まだまだ使える1冊。週末の長めのわんことの散歩の参考にしたい。

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Tuesday, October 02, 2018

「フーテンのマハ/原田マハ」を読んだ

Mahaharada_futennomaha ほんと読みまくってる原田マハ。世田谷中央図書館で借りて読んでみた短編エッセイ集「フーテンのマハ」(集英社文庫)について。
 これ、プライベートでも取材でも、日本だけじゃなく世界を飛び回り、観て、食べて、買ってという旅をし続ける原田マハのエッセイ。敬愛する寅さんにちなんで"フーテン"を自認し、ネタを探して西へ東へという旅への思いが描かれている。
 いままで彼女の本を読んできて、「旅屋おかえり」で旅の楽しさを知り、「楽園のカンヴァス」や「ジヴェルニーの食卓」や「暗幕のゲルニカ」や「アノニム」や「たゆたえども沈まず」でアートの壮絶さと美しさを知ってきた。で、このエッセイで彼女自身が旅を楽しみ、作者やアート作品に情熱をもって取材旅行していることがよくわかる。しかも飾らない言葉と気取らないユーモアとゆったりした温度感が、読んでるこっちも旅に出たくなってしまう。しっかし、あのデビュー作「カフーを待ちわびて」での沖縄旅のエピソードがとてもよかった。
 初めて読んだ原田マハのエッセイで、ますます好きになったかもしれない。

cf. 原田マハ 読破 List
- カフーを待ちわびて (2006)
- 一分間だけ (2007)
- ランウェイ☆ビート (2008)
- さいはての彼女 (2008)
- キネマの神様 (2008)
- 花々 (2009)
- 翼をください (2009)
- 本日は、お日柄もよく (2010)
- 星がひとつほしいとの祈り (2010)
- まぐだら屋のマリア (2011)
- 永遠をさがしに (2011)
- 楽園のカンヴァス (2012)
- 旅宿おかえり (2012)
- 生きるぼくら (2012)
- いつも一緒に -犬と作家のものがたり-/新潮文庫編集部(編)・檀ふみ・小路幸也・遠藤周作・角野栄子・伊丹十三・鷺沢萠・伊集院静・江國香織・幸田文・久世光彦・小川洋子・佐藤愛子・糸井重里・原田マハ・島尾敏雄・馳星周・小澤征良・山崎豊子・唯川恵 (2013)
- ジヴェルニーの食卓 (2013)
- 総理の夫 First Gentleman (2013)
- 翔ぶ少女 (2014)
- 太陽の棘 (2014)
- 奇跡の人 The Miracle Worker (2014)
- あなたは、誰かの大切な人 (2014)
- モダン (2015)
- 暗幕のゲルニカ (2016)
- デトロイト美術館の奇跡 DIA:A Portrail of Life (2016)
- リーチ先生 (2016)
- 恋愛仮免中/奥田英朗・窪美澄・荻原浩・原田マハ・中江有里 (2017)
- アノニム (2017)
- たゆたえども沈まず (2017)
- いちまいの絵 生きているうちに見るべき名画 (2017)
- スイート・ホーム (2018)
- フーテンのマハ (2018)

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Wednesday, September 26, 2018

「きつねのはなし/森見登美彦」を読んだ

Tomihikomorimi_kitsunenohanashi ひさびさに読んでみた森見登美彦。三茶のTsutayaで買って読んでみた「きつねのはなし」(新潮文庫)について。
 これ、京都の古道具屋"芳蓮堂"をめぐる4つの短編集。表題作の「きつねのはなし」はこんなあらすじ。京都の一条寺に店を構える古道具屋"芳蓮堂"。女店主"ナツメ"の謎めいた魅力に惹かれてアルバイトを始めた大学生の"武藤"は、芳蓮堂の"特別なお客様"という"天城"が住む古い屋敷へと通う。細長く薄暗い座敷での面会をくり返す武藤は、天城から「狐のお面を寄こせ」という奇妙な取引を持ちかけられる。ナツメからは、「天城の要求にはどんなに些細なものでも応じてはいけない」と忠告されていたが、ある日武藤は天城に古い狐の面を渡してしまった...。
 これ、表題作「きつねのはなし」と「果実の中の龍」、「魔」、「水神」の4つ話からなる古都を舞台に幽玄な暗がりを描いた短編集。よどんだ京都の闇が静かにゆらぎ、奇矯でまやかしの世界に誘ってくれ、夢の中をさまよっているような気分になる幻想小説。それにしても、京都は碁盤の目のようにわかりやすいはずの通りなのに、いつのまにか路地に迷い込んで、どこか知らないところにたどり着いてしまうような感覚が残った謎めいた小説だった。

cf. 森見登美彦 読破 List
- 太陽の塔 (2003)
- きつねのはなし (2006)
- 新釈 走れメロス 他四篇 (2007)

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Tuesday, September 25, 2018

ROCKIN'ON JAPAN OCTOBER 2018

Japan1810 エルレとロッキンということでこの号だけは外せない、ひっさびさに買って読んでみた「ROCKIN'ON JAPAN OCTOBER 2018」、気になった記事について。
 ●ELLEGARDEN 復活!:
 2008年かた10年経ってついに復活した。今回突然のエルレのLive告知があったとき、残業時間中だったけど、思わず声をあげてしまったけど、その後対バンがワンオクと聞いた時、なぜだろ!?って思ったもの。でもこの細美とTakaの対談を読んで、Takaが背中を押し、その助言と助力があって復活したことを初めて知った。日本のStadium Bandとしてここまでデカくなったワンオクが、背中を追ってきたエルレの復活と一緒に対バンすることをただ純粋に望み、実現させたことにほんと尊敬した。それにしても2008年6月号のJAPANでの活動停止インタビューと殴り合ったあとの写真を見て衝撃を受けたけど、この号ではほんとうに楽しそうにLiveをやってる。それだけでほんとうに嬉しかった。
 しっかしエルレのLiveは、活動停止前最後のRIJF2008をはじめ3回ほどみたことがある。今回の復活Liveには行けなかったけど、またいつか絶対行こうと思う。
 ●くるり New Album "ソングライン":
 4年ぶりにReleaseされたこのAlbum「ソングライン」、もうずっと何回も何度も聴き続けてる。あくまでくるりっぽい曲を素直に向き合って作ったと言っている。日常を愛おしく歌ってる。ほんと聴きたかった歌モノAlbumで、あの1st Album「さよならストレンジャー」を思い出す。もっと聴こう。
 ●別冊 ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2018:
 今年で16回目のひたちなか。この特別別冊には全ActのLive ReportとSet Listが載っていて、毎年これはありがたい。やっぱりこの別冊をながめると、行って感じたあの異常な暑さとか美しさとかにはかなわない。yonige、マイヘア、レキシ、Dragon Ash、ユーミン、アジカン、そして今となってはほんとに見れてよかったホルモン。だから来年も。

 これ以外の記事では、クリープハイプ New Album "泣きたくなるほど嬉しい日々"(聴かねば...)、04 Limited Sazabys New Album "SOIL"(聴いてみたい...)、Cornelius New Album "Ripple Waves"、星野源 New CDS "アイデア"、ASIAN KUNG-FU GENERATION New CDS "ボーイズ&ガールズ"(Albumが楽しみ!)、ヤバイTシャツ屋さん New CDS "とってもうれしいたけ"、菅田将暉×あいみょん 対談あたり。

 しっかし、JAPANって全然誌面構成が変わってなくて、なんか安心して読める。これからも気になる号は読むようにしよう。

追記:忘れないように、気になるCD/DVDを。
・ボーイズ&ガールズ/ASIAN KUNG-FU GENERATION (DVD)
・泣きたくなるほど嬉しい日々/クリープハイプ (Album)
・好きなら問わない/ゲスの極み乙女。 (Album)
・とってもうれしいたけ/ヤバイTシャツ屋さん (CDS)
・INNER VOICE/真心ブラザーズ (Album)

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Thursday, September 20, 2018

「かがみの孤城/辻村深月」を読んだ

Mizukitsujimura_kagaminokojo たまーに読んでる辻村深月。ひさびさに世田谷中央図書館で借りて読んでみた「かがみの孤城」(ポプラ社)について。
 こんなあらすじ。入学早々にいじめを受け、学校での居場所をなくし、部屋に閉じこもっていた"安西こころ"の目の前で、ある日突然、部屋の鏡が光り始めた。輝く鏡をくぐり抜けた先にあったのは、城のような不思議な建物だった。そこには狼のお面をつけた少女"オオカミさま"と、"こころ"と似た境遇の7人の子供が集められていた。9時から17時までいることができる時間厳守のその城で、それぞれが胸に秘めた願いを叶えるため、7人の子供達は隠された鍵を探すことに...。
 居場所を無くした子供達が集められた鏡の向こうの城で起こった1年間の軌跡を描いたファンタジー小説がこれ。女の子特有のいじめ、弱い人の気持ちを考えない先生、兄弟を無くした子供にのしかかる親の思い、片親となった子供を襲う恐怖など思春期特有の人間関係の難しさや煩わしさがリアルに描かれ、思いや言葉が通じない必至の歯がゆさが伝わってきた。550ページほどの大作で、序盤はちょっと冗長なところはあったけど、それが終盤に怒涛な勢いで伏線が回収されていき、急展開にまとまっていく。しっかし時を超えてつながるくだりはほんとよかった。ひさびさの辻村深月作品だったけど、あらためて未読作品を読み出そうかと思った1冊だった。

cf. 辻村深月 読破 List
- 冷たい校舎の時は止まる (2004)
- 凍りのくじら (2005)
- ぼくのメジャースプーン (2006)
- ロードムービー (2008)
- 太陽の坐る場所 (2008)
- ゼロ、ハチ、ゼロ、ナナ。 (2009)
- 光待つ場所へ (2010)
- ツナグ (2010)
- 本日は大安なり (2011)
- オーダーメイド殺人クラブ (2011)
- 水底フェスタ (2011)
- サクラ咲く (2012)
- 鍵のない夢を見る (2012)
- 島はぼくらと (2013)
- 家族シアター (2014)
- 朝が来る (2015)
- かがみの孤城 (2017)

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Thursday, September 13, 2018

代官山通信Vol.143

Daikanyama143 ちょっと前に届いたサザンFAN CLUBの会報「代官山通信 Vol.143」について。
 サザン結成40周年のということで、サザンオールスターズ応援団の会員特典が変わってる。特に会員証はIC会員証に変わったし、年4回発行されるこの「代官山通信」もリニューアルされた。しっかバンドと共に歴史がある応援団だけど、時代とともに変化している。で、今号はサザン結成40周年のキックオフライブとして6月にNHKホールで行われた「ちょっとエッチなラララのおじさん」、"壮年JUMP"のミュージックビデオの裏、三ツ矢サイダーCMの裏などが載っている。で、このNHKホールのLive、映画館でのライヴビューイングでも行くか迷ったけど、やっぱり行けばよかった。
 サザンの40周年ツアーは2019年に春だし、RIJF2018も行かなかったけど、Album「海のOh,Yeah!」はヘビロテ中。

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Tuesday, September 11, 2018

「スイート・ホーム/原田マハ」を読んだ

Mahaharada_sweethome ほんと読みまくってる原田マハ。世田谷中央図書館で借りて読んでみた「スイート・ホーム」(ポプラ社)について。
 これ、小さな洋菓子店"スイート・ホーム"を舞台にした連作短編集。まずはこんなあらすじ。雑貨店に勤める28歳の"香田陽皆"は、引っ込み思案な性格で、地元で愛される洋菓子店"スイート・ホーム"を営む腕利きだけれど不器用なパティシエの父、明るい看板娘の母、華やかで積極的な性格の妹と4人で暮らしていた。そんな陽皆はある男性に恋心を抱いているのだが、なかなか想いを告げられずにいた...。
 美しい高台の街にある小さな洋菓子店で繰り広げられる家族の物語がこれ。スイーツらしく、やたら穏やかで優しくて甘くて愛にあふれた話が並んでいるんだけど、ここまで誰かを大切に想う気持ちを書かれると、正直自分には甘すぎた。ちょっとした痛みや毒は必要だ。

cf. 原田マハ 読破 List
- カフーを待ちわびて (2006)
- 一分間だけ (2007)
- ランウェイ☆ビート (2008)
- さいはての彼女 (2008)
- キネマの神様 (2008)
- 花々 (2009)
- 翼をください (2009)
- 本日は、お日柄もよく (2010)
- 星がひとつほしいとの祈り (2010)
- まぐだら屋のマリア (2011)
- 永遠をさがしに (2011)
- 楽園のカンヴァス (2012)
- 旅宿おかえり (2012)
- 生きるぼくら (2012)
- いつも一緒に -犬と作家のものがたり-/新潮文庫編集部(編)・檀ふみ・小路幸也・遠藤周作・角野栄子・伊丹十三・鷺沢萠・伊集院静・江國香織・幸田文・久世光彦・小川洋子・佐藤愛子・糸井重里・原田マハ・島尾敏雄・馳星周・小澤征良・山崎豊子・唯川恵 (2013)
- ジヴェルニーの食卓 (2013)
- 総理の夫 First Gentleman (2013)
- 翔ぶ少女 (2014)
- 太陽の棘 (2014)
- 奇跡の人 The Miracle Worker (2014)
- あなたは、誰かの大切な人 (2014)
- モダン (2015)
- 暗幕のゲルニカ (2016)
- デトロイト美術館の奇跡 DIA:A Portrail of Life (2016)
- リーチ先生 (2016)
- 恋愛仮免中/奥田英朗・窪美澄・荻原浩・原田マハ・中江有里 (2017)
- アノニム (2017)
- たゆたえども沈まず (2017)
- いちまいの絵 生きているうちに見るべき名画 (2017)
- スイート・ホーム (2018)

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Monday, September 03, 2018

Star Warsスピンオフ小説「Star Wars:Darth Plagueis~スター・ウォーズ:ダース・プレイガス/James Luceno-ジェームズ・ルシーノ」を読んだ

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 たまーに読んでるStar Warsスピンオフ小説。今回読んだ「Star Wars:Darth Plagueis~スター・ウォーズ:ダース・プレイガス/James Luceno-ジェームズ・ルシーノ」</>(角川文庫)について。
 こんなあらすじ。シス卿ダース・プレイガスは、不死を可能にする方法の研究に取り憑かれていた。シス・マスターの座を狙い、師であるテネブラスを殺した後、弟子を探し求めていたプレイガスは、惑星ナブーで17歳の学生パルパティーンと出会う。邪悪なパルパティーンに魅了されたプレイガスは、言葉巧みに誘惑誘導し弟子にとった。やがて彼らは共和国を倒し、ジェダイを滅ぼす計画を進めていく...。
 シスの暗黒卿ダース・プレイガスは、「Star Wars Episode III-Revenge Of The Sith/スター・ウォーズ エピソード3-シスの復讐」(2005)の中で、パルパティーンがアナキンをダークサイドへ誘惑する際に「不老不死を実現したシス暗黒卿」として話した人物。このダース・プレイガスの話と、その弟子であり後に銀河帝国の皇帝となる若き日のパルパティーンがいかにしてシスの道へと踏み出し、銀河を支配する準備を進めてきたかがわかるスピンオフ小説になっている。コルサントや惑星ナブーを舞台に、登場する人物もダース・モール、サイフォ=ディアス、ドゥークー伯爵、クワイ=ガン・ジン、オビ=ワン・ケノービ、アミダラそしてアナキンが登場し、エピソード3に見事につながっていた。
 正史ではないため、この「スター・ウォーズ:ダース・プレイガス」で描かれた設定は、将来的には覆されるかも知れないけど、SW世界が広がるスピンオフはやっぱりたまらない。

cf. Star Wars小説(正史・スピンオフ) 読破 List
- Star Wars:Shatterpoint~スター・ウォーズ破砕点/Matthew Stover-マシュー・ストーヴァー (2004)
- Star Wars:Survivor's Quest~スター・ウォーズ 生存者の探索/Timothy Zahn-ティモシイ・ザーン (2004)
- Star Wars:The Cestus Deception~スター・ウォーズ セスタスの偽り/Steve Barnes-スティーブン・バーンズ (2004)
- Star Wars Episode III: Revenge of the Sith~スター・ウォーズ:エピソード3 シスの復讐/George Lucas(原作),Matthew Stover(著),富永和子(訳)-ジョージ・ルーカス(原作),マシュー・ストーヴァー(著) (2005)
- Star Wars Episode III: Revenge of the Sith/Patricia C.Wrede (2005)
- Star Wars:Jedi Trial~スター・ウォーズ ジェダイの試練/David Sherman and Dan Cragg-デイヴィド・シャーマン,ダン・グラッグ (2005)
- Star Wars:Yoda,Dark Rendezvous~スター・ウォーズ 暗黒の会合/Sean Stewart-ショーン・スチュワート (2005)
- Star Wars:Labyrinth of Evil~スター・ウォーズ 悪の迷宮/James Luceno-ジェームズ・ルシーノ (2005)
- Star Wars:Dark Lord-The Rise Of Darth Vader~スター・ウォーズ 暗黒卿ダース・ヴェイダー/James Luceno-ジェームズ・ルシーノ (2005)
- Star Wars:The Last of the Jedi-The Desperate Mission-~スター・ウォーズ ラスト・オブ・ジェダイ(1)-危険なミッション-/Jude Watson-ジュード・ワトソン (2006)
- Star Wars:The Last of the Jedi-Dark Warning-~スター・ウォーズ ラスト・オブ・ジェダイ(2)-闇の警告-/Jude Watson-ジュード・ワトソン (2006)
- Star Wars:Outbound Flight~スター・ウォーズ 外宇宙航行計画/Timothy Zahn-ティモシイ・ザーン (2006)
- Star Wars:Dark Nest I:The Joiner King~スター・ウォーズ:ジョイナーの王/Troy Denning-トロイ・デニング (2006)
- Star Wars:Dark Nest II:The Unseen Queen~スター・ウォーズ:影の女王/Troy Denning-トロイ・デニング (2006)
- Star Wars:Dark Nest III:The Swarm War~スター・ウォーズ:キリック戦争/Troy Denning-トロイ・デニング (2007)
- Star Wars:Tarkin~スター・ウォーズ:ターキン/James Luceno-ジェームズ・ルシーノ (2015)
- Star Wars:Heir to the Jedi~スター・ウォーズ:ジェダイの継承者/Kevin Hearne-ケヴィン・ハーン (2015)
- Star Wars:Lords of the Sith~スター・ウォーズ:ロード・オブ・シス/Paul S.Kemp-ポール・S・ケンプ (2015)
- Star Wars:The Force Awakens~スター・ウォーズ:フォースの覚醒/J.J.Abrams,Lawrence Kasdan,Michael Arndt(原作),Michael Kogge(著),上杉隼人,吉富節子(訳)-J・J・エイブラムス,ローレンス・カスダン,マイケル・アーント(原作),ミッシェル・コーギー(著) (2016)
- Star Wars:The Force Awakens~スター・ウォーズ:フォースの覚醒/Alan Dean Foster(著),J.J.Abrams,Lawrence Kasdan,Michael Arndt(原作),稲村広香(訳)-アラン・D・フォスター(著),J・J・エイブラムス,ローレンス・カスダン,マイケル・アーント(原作) (2016)
- Star Wars:Before the Awakening~スター・ウォーズ:フォースの覚醒前夜-ポー・レイ・フィン-/Greg Rucka-グレッグ・ルーカ (2016)
- Star Wars:The Force Awakens:Rey's Survival Guide~スター・ウォーズ フォースの覚醒 レイのサバイバル日記/Jason Fry-ジェイソン・フライ (2016)
- Rogue One:A Star Wars Story~ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー/John Knoll,Gary Whitta,Chris Weitz,Tony Gilroy(原作),Alexander Freed(著),稲村広香(訳)-ジョン・ノール,ゲイリー・ウィッタ,クリス・ワイツ,トニー・ギルロイ(原作),アレクサンダー・フリード(著) (2017)
- Star Wars:Darth Plagueis~スター・ウォーズ:ダース・プレイガス/James Luceno-ジェームズ・ルシーノ (2018)

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Tuesday, August 21, 2018

「いちまいの絵 生きているうちに見るべき名画/原田マハ」を読んだ

Mahaharada_ichimainoeikiteiru 原田マハが書いたノンフィクションなアート本「いちまいの絵 生きているうちに見るべき名画」(集英社新書)について。
 これ、アート小説で定評ある原田マハ、自分自身も結構読んでいるんだけど、その彼女が自身の人生に強い影響を与えた絵画や美術史に足跡を残した名作26点を取り上げ、その絵にまつわる物語や彼女自身の思いをつづった1冊。「楽園のカンヴァス」でモチーフとなったルソー、「ジヴェルニーの食卓」で描かれたモネ、「暗幕のゲルニカ」のピカソ、「アノニム」でのポロック、「たゆたえども沈まず」のゴッホなど、自分の読んだ原田作品で取り上げられた絵画もあるし、ムンクの「叫び」も東山魁夷の「道」も出てくる。収録されたカラー図版を見ながら、楽しく読むことができた。
 普通の美術ガイドでも解説書でもなく、原田マハのアートに対する熱い情熱と愛情が伝わってくる1冊だった。

●掲載図版:
1枚目 アヴィニヨンの娘たち/パブロ・ピカソ
2枚目 秘儀荘「ディオニュソスの秘儀」/作者不明
3枚目 聖フランチェスコの伝説/ジョット・ディ・ボンドーネ
4枚目 プリマヴェーラ(春)/サンドロ・ボッティチェリ
5枚目 最後の晩餐/レオナルド・ダ・ヴィンチ
6枚目 セザンヌ夫人/ポール・セザンヌ
7枚目 バルコニー/エドゥアール・マネ
8枚目 大壁画「睡蓮」/クロード・モネ
9枚目 エトワール/エドガー・ドガ
10枚目 星月夜/フィンセント・ファン・ゴッホ
11枚目 アデーレ・ブロッホ=バウアーの肖像I/グスタフ・クリムト
12枚目 真珠の耳飾りの少女/ヨハネス・フェルメール
13枚目 ブリオッシュのある静物/ジョルジョ・モランディ
14枚目 マドリッド、1808年5月3日/フランシスコ・デ・ゴヤ
15枚目 ダンス/アンリ・マティス
16枚目 夢/アンリ・ルソー
17枚目 ゲルニカ/パブロ・ピカソ
18枚目 おまえの口に口づけしたよ、ヨカナーン/オーブリー・ビアズリー
19枚目 黒の正方形/カジミール・マレーヴィチ
20枚目 Number 1A,1948/ジャクソン・ポロック
21枚目 シーグラム壁画/マーク・ロスコ
22枚目 テワナ衣装の自画像、あるいは私の考えの中のディエゴ、あるいはディエゴへの思い/フリーダ・カーロ
23枚目 聖マタイの召命/ミケランジェロ・メリージ・ダ・カラヴァッジオ
24枚目 オルナンの埋葬/ギュスターヴ・クールベ
25枚目 叫び/エドヴァルド・ムンク
26枚目 道/東山魁夷

cf. 原田マハ 読破 List
- カフーを待ちわびて (2006)
- 一分間だけ (2007)
- ランウェイ☆ビート (2008)
- さいはての彼女 (2008)
- キネマの神様 (2008)
- 花々 (2009)
- 翼をください (2009)
- 本日は、お日柄もよく (2010)
- 星がひとつほしいとの祈り (2010)
- まぐだら屋のマリア (2011)
- 永遠をさがしに (2011)
- 楽園のカンヴァス (2012)
- 旅宿おかえり (2012)
- 生きるぼくら (2012)
- いつも一緒に -犬と作家のものがたり-/新潮文庫編集部(編)・檀ふみ・小路幸也・遠藤周作・角野栄子・伊丹十三・鷺沢萠・伊集院静・江國香織・幸田文・久世光彦・小川洋子・佐藤愛子・糸井重里・原田マハ・島尾敏雄・馳星周・小澤征良・山崎豊子・唯川恵 (2013)
- ジヴェルニーの食卓 (2013)
- 総理の夫 First Gentleman (2013)
- 翔ぶ少女 (2014)
- 太陽の棘 (2014)
- 奇跡の人 The Miracle Worker (2014)
- あなたは、誰かの大切な人 (2014)
- モダン (2015)
- 暗幕のゲルニカ (2016)
- デトロイト美術館の奇跡 DIA:A Portrail of Life (2016)
- リーチ先生 (2016)
- 恋愛仮免中/奥田英朗・窪美澄・荻原浩・原田マハ・中江有里 (2017)
- アノニム (2017)
- たゆたえども沈まず (2017)
- いちまいの絵 生きているうちに見るべき名画 (2017)

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