Thursday, October 15, 2020

「風神雷神 Juppiter,Aeolus/原田マハ」を読んだ

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 ちょいちょい読んでる原田マハ。世田谷区中央図書館で借りて読んでみた「風神雷神 Juppiter,Aeolus」</>(PHP研究所)について。
 こんなあらすじ。20xx年秋、京都国立博物館研究員の"望月彩"のもとに、マカオ博物館の学芸員"レイモンド・ウォン"名乗る男が現れた。彼に導かれ、マカオを訪れた彩が目にしたものは、「風神雷神」が描かれた西洋絵画と天正遣欧少年使節の一員"原マルティノ"の署名が残る古文書、そしてその中に記された「俵…屋…宗…達」の四文字だった...。
 織田信長と狩野永徳にその才能を見出された天才少年絵師・俵屋宗達が、天正遣欧少年使節ともにヴァチカンへ旅し、そこでローマ法王に謁見し、イタリア・ルネサンスを体験するという壮大な冒険物語がこれ。織田信長の命を受け、狩野永徳による傑作「洛中洛外図屏風」を俵屋宗達も永徳のもとで一緒に描くシーン、嵐や日照りや強烈な船酔いなど降りかかる試練をかいくぐりながら、天正遣欧少年使節がついにヨーロッパの地にたどり着くシーン、そして、ダヴィンチの描いた「最後の晩餐」のもとでバロックの巨匠・カラバッジョと出会い、雷神/ユピテルと風神/アイオロスの絵をお互いに贈るシーンとか、荒唐無稽な物語なんだけどやたら楽しい。いやー読み応えありました。

cf. 原田マハ 読破 List
- カフーを待ちわびて (2006)
- 一分間だけ (2007)
- ランウェイ☆ビート (2008)
- さいはての彼女 (2008)
- キネマの神様 (2008)
- 花々 (2009)
- 翼をください (2009)
- 本日は、お日柄もよく (2010)
- 星がひとつほしいとの祈り (2010)
- 風のマジム (2010)
-
まぐだら屋のマリア (2011)
- 永遠をさがしに (2011)
- いと-運命の子犬-/原田マハ(文)・秋元良平(写真) (2011)
- 小説 星守る犬/原田マハ(著)・村上たかし(原作) (2011)
- 楽園のカンヴァス (2012)
- 旅宿おかえり (2012)
- 生きるぼくら (2012)
- いつも一緒に -犬と作家のものがたり-/新潮文庫編集部(編)・檀ふみ・小路幸也・遠藤周作・角野栄子・伊丹十三・鷺沢萠・伊集院静・江國香織・幸田文・久世光彦・小川洋子・佐藤愛子・糸井重里・原田マハ・島尾敏雄・馳星周・小澤征良・山崎豊子・唯川恵(2013)
- ジヴェルニーの食卓 (2013)
- 総理の夫 First Gentleman (2013)
- 翔ぶ少女 (2014)
- 太陽の棘 (2014)
- 奇跡の人 The Miracle Worker (2014)
- あなたは、誰かの大切な人 (2014)
- 異邦人(いりびと) (2015)
- モダン (2015)
- ロマンシエ (2015)
-
暗幕のゲルニカ (2016)
- デトロイト美術館の奇跡 DIA:A Portrail of Life (2016)
- リーチ先生 (2016)
- 恋愛仮免中/奥田英朗・窪美澄・荻原浩・原田マハ・中江有里 (2017)
- サロメ (2017)
アノニム (2017)
- たゆたえども沈まず (2017)
- いちまいの絵 生きているうちに見るべき名画 (2017)
- スイート・ホーム (2018)
- フーテンのマハ (2018)
- 常設展示室 Permanent Collection (2018)

- 美しき愚かものたちのタブロー (2019)
- 風神雷神 Juppiter,Aeolus (2019)

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Monday, October 12, 2020

「天才はあきらめた/山里亮太」を読んだ

Ryotayamazato_tensaihaakirameta 南海キャンディーズ・山里亮太の「天才はあきらめた」(朝日文庫)、ちょっと読んでみた。
 これ、自分が受けた妬み、嫉み、恨み、つらみをノートに書き留め、その負の感情をガソリンに変え、ネタを作るため、ウケるために手段を選ばず、地獄のような努力しまくった芸人の記録。解散を招いてしまった相方への自らの暴君ぶり、M-1グランプリ再挑戦、そしてしずちゃんのこと...あまりに情けないんだけど、なんかわかるところもある。たまにはこんな本もありです。

cf. 山里亮太 読破 List
- 天才はあきらめた (2018)

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Friday, October 02, 2020

「逆ソクラテス/伊坂幸太郎」を読んだ

Kotaroisaka_gyakusokuratesu 全部読んでる伊坂幸太郎。世田谷中央図書館で借りて読んだ「逆ソクラテス」(集英社)について。
 これ、すべての主人公が小学生という5つの短編集。それぞれこんなあらすじ。
 ・「逆ソクラテス」:
 このクラスの担任の久留米先生は、ものごとを決めつけ、それを周りに押し付けようとしていると転校生"安斎"は言い、その典型が"草壁"のことを「ダメな子」として決めつけ接していることだと言う。そんな先生の先入観をひっくり返そうと、カンニングから始まった安斎の計画に"加賀"も協力していく...。
 ・「スロウではない」:
 運動音痴の"司"は、運動会のリレー選手にくじ引きで選ばれてしまった。司が入ったBチームは、クラスでも足の遅い子が集まっていた。一方で足の速いメンバーで構成されたAチームには、女子のリーダー的存在で頭も運動もできる"渋谷亜矢"がいた...。
 ・「非オプティマス」:
 担任の"久保先生"は一見するとやる気がなさそうで、わざと缶ペンケースを落とし授業を妨害している"騎士人"たちをしかることもなく、生徒もに無関心のようにみえた。そんな先生の姿をみて、転校生の"保井福生"はトランスフォーマーのオプティマスがどうかを確かめたくなる...。
 ・「アンスポーツマンライク」:
 小学生最後のミニバス大会、"歩"、"駿介"、"剛央"、"匠"、"美津桜"の5人は、残り20秒のあと一歩のところで負けてしまった。歩は大人になってもずっと大事な一歩が踏み出せず、躊躇する自分に歯がゆさを感じていた...。
 ・「逆ワシントン」:
 小学生の"謙介"は、腹痛で休んでる"靖"にプリントを届けるために、"倫彦"を一緒に靖の家に行くが、靖の父親の様子がおかしいと感じた。靖の体にあざがあり、父親とは血縁関係がなかったことから靖は虐待されていると疑い出す。

 この話は小学生を描いているんだけど、あの当時、自分はどんな悩みを抱えていたんだろう。先生のこと、マラソンが嫌いだったこと、親のこと、皆に迷惑をかける暴力的な友達、ハブにしたこと、無視すること、高圧的な人、思い込みの強い人、何をやるにも踏みだせないこと、逃げること...そんな悩みをおぼろげながら思い出す。で、特によかったのはまずは「逆ソクラテス」。これ、オムニバス「あの日、君と Boys/ナツイチ制作委員会」で読んでいるだけど、「僕はそう思わない」と言える勇気はなかなか持てない。でもそこから始めないと前にいけない。はい、納得です。そしてもう1つは「非オプティマス」。その中での先生の言葉にあった「相手によって態度を変えることほど、格好悪いことはない」はなんか沁みた。
 伊坂幸太郎は、作家20周年とのこと。ずっと楽しませてくれる作家です。

cf. 伊坂幸太郎 読破 List
- オーデュボンの祈り (2000)
- ラッシュライフ (2002)
- 陽気なギャングが地球を回す (2003)
- 重力ピエロ (2003)
- アヒルと鴨のコインロッカー (2003)
- チルドレン (2004)
- グラスホッパー (2004)
- 死神の精度 (2005)
- I LOVE YOU/伊坂幸太郎・石田衣良・市川拓司・中田永一・中村航・本多孝好 (2005)
- 魔王 (2005)
- 魔王(文庫) (2005)
- 砂漠 (2005)
- 終末のフール (2006)
- 陽気なギャングの日常と襲撃 (2006)
- フィッシュストーリー (2007)
- 絆のはなし/伊坂幸太郎x斉藤和義 (2007)
- ゴールデンスランバー (2007)
- 実験4号 -後藤を待ちながら (2008)
- Re-born はじまりの一歩/伊坂幸太郎・瀬尾まいこ・豊島ミホ・中島京子・平山瑞穂・福田栄一・宮下奈都 (2008)
- モダンタイムス (2008)
- あるキング (2009)
- 晴れた日は謎を追って がまくら市事件/伊坂幸太郎・大山誠一郎・伯方雪日・福田栄一・道尾秀介 (2010)
- あるキング-完全版- (2015)
- SOSの猿 (2009)
- オー!ファーザー (2010)
- バイバイ、ブラックバード (2010)
- 『バイバイ、ブラックバード』をより楽しむために ポスタル・ノベル編 (2010)
- マリアビートル (2010)
- 文藝別冊 総特集 伊坂幸太郎 (2010)
- 3652-伊坂幸太郎エッセイ集- (2010)
- 仙台ぐらし (2012)
- PK (2012)
- Happy Box/伊坂幸太郎・山本幸久・中山智幸・真梨幸子・小路幸也 (2012)
- あの日、君と Boys/ナツイチ制作委員会(編)・伊坂幸太郎(著)・井上荒野(著)・奥田英朗(著)・佐川光晴(著)・中村航(著)・西加奈子(著)・柳広司(著)・山本幸久(著) (2012)
- 夜の国のクーパー (2012)
- しあわせなミステリー/伊坂幸太郎・中山七里・柚月裕子・吉川英梨 (2012)
- 最後の恋 MEN'S -つまり、自分史上最高の恋。-/朝井リョウ・伊坂幸太郎・石田衣良・荻原浩・越谷オサム・白石一文・橋本紡 (2012)
- 短編工場/浅田次郎・伊坂幸太郎・石田衣良・荻原浩・奥田英朗・乙一・熊谷達也・桜木紫乃・桜庭一樹・道尾秀介・宮部みゆき・村山由佳 (2012)
- 残り全部バケーション (2012)
- ガソリン生活 (2013)
- 死神の浮力 (2013)
- 首折り男のための協奏曲 (2014)
- Wonderful Story/伊坂幸犬郎・犬崎梢・木下半犬・横関犬・貫井ドッグ郎 (2014)
- アイネクライネナハトムジーク (2014)
- キャプテンサンダーボルト/阿部和重・伊坂幸太郎 (2014)
- 火星に住むつもりかい? (2015)
- ジャイロスコープ (2015)
- 陽気なギャングは三つ数えろ (2015)
- サブマリン (2016)
- AX アックス (2017)
- ホワイトラビット (2017)
- クリスマスを探偵と/伊坂幸太郎(文)マヌエーレ・フィオール(絵) (2017)
- フーガはユーガ (2018)
- シーソーモンスター (2019)
- クジラアタマの王様 (2019)
- 逆ソクラテス (2020)

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Wednesday, September 16, 2020

「身のある話と、歯に詰まるワタシ/尾崎世界観」を読んだ

Sekaikanozaki_minoaruhanashi クリープハイプ・尾崎世界観の対談集「身のある話と、歯に詰まるワタシ」(朝日新聞出版)について。
 アイドル"加藤シゲアキ"(NEWS)、講談師"六代目 神田伯山"、詩人"最果タヒ"、作家"金原ひとみ"、格闘家"那須川天心"、女優"尾野真千子"、そしてミュージシャン"椎木知仁"(My Hair is Bad)との対談が収められてるんだけど、「言葉」をちゃんと使って話したり、書いたり、歌ったりする人達と対談で、彼ら、彼女らにいつものように尾崎世界観がさらけ出してて、なかなか面白い。
 しっかし、エゴサーチをしまくってる尾崎世界観の俯瞰しているようで、イジイジしてるのがよかったし、フェスで出るステージの大きさで自分のポジションがわかる残酷な話とか、ブランキー・ジェット・シティを愛する最果タヒとか、ELLEGARDENを愛する金原ひとみと椎木知仁とか、イッキに読んでしまった。最近この手の対談ものって読んでなかったのでなんか新鮮な1冊でした。

cf. 尾崎世界観 読破 List
- 祐介 (2016)
- 苦汁100% (2017)
- 苦汁200% (2018)
- 身のある話と、歯に詰まるワタシ (2020)

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Saturday, September 12, 2020

「紅い砂 The Wall/高嶋哲夫」を読んだ

Tetsuotakashima_akaisuna 世田谷中央図書館で借りて読んでみた高嶋哲夫の「紅い砂」(幻冬舎文庫)について。
 こんなあらすじ。政府の圧政や麻薬組織の犯罪が続き、中米の小国コルドバでは難民流出が絶えない状況だった。これに対し、米国は難民入国拒否政策を取り、押し寄せるコルドバ難民と米軍の間で起きた発砲事件で、米国陸軍のジャディス大尉は虐殺者の汚名を着せられた。そんな中、米国は政府と麻薬組織の対立を激化させ、新たな指導者を擁立する計画を秘密裏に立てていた...。
 これ、軍部と麻薬組織に支配されている小国コルドバをその手から開放し、国民が平和に暮らせる国にするために革命軍を指揮する男を描いたミリタリー小説。子供達が生き延びるために腐敗した国を再建するという大義のもと、革命が進行するだけど、壮大なスケールの情景が繰り広げられ、緊張感持ってイッキに読んでしまった。しかっし、この小説、クラウドファンディングでハリウッド映画化の計画があるそうで、ちょっと期待してしまった。面白かった。

cf. 高嶋哲夫 読破 List
- 富士山噴火 (2015)
- 日本核武装 (2016)
- 紅い砂 The Wall (2020)

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Monday, September 07, 2020

「縄紋/真梨幸子」を読んだ

Yukikomari_jomon 「殺人鬼フジコの衝動」でひっかかった真梨幸子。世田谷中央図書館で借りて読んでみた「縄紋」(幻冬舎)について。
 こんなあらすじ。フリーの校正者"興梠"に届いた自費出版の原稿、それは"縄「紋」時代"に関する記述から始まる「縄紋黙示録」という不可思議な本だった。この著者の正体は誰なのか、「縄紋黙示録」に隠されているメッセージとは、やがて興梠たちの身辺でも異変が起こり始める...。
 東京文京区を舞台に、過去と現代と未来が絡み合うイヤミスが籠った古代ファンタジー小説がこれ。女は神であり、男たちは種馬か奴隷という縄紋時代、貝塚で発見された男女の遺体、人類滅亡、太陽風、我が子の頭でシチューを作る猟奇的殺人事件から宗教教祖まで、突拍子のない話ばかりでなんかぶっ飛んでたし、読んでるこっちまでおかしくなった。いやー凄かった。

cf. 真梨幸子 読破 List
- 殺人鬼フジコの衝動 限定版 (2008)
- 私は、フジコ~殺人鬼フジコの衝動 限定版 (2012)
- インタビュー・イン・セル 殺人鬼フジコの真実 (2012)
- Happy Box/伊坂幸太郎・山本幸久・中山智幸・真梨幸子・小路幸也 (2012)
- 鸚鵡楼の惨劇 (2013)
- 縄紋 (2020)

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Tuesday, September 01, 2020

Star Warsスピンオフ小説「Star Wars:Dark Force Rising~スター・ウォーズ:暗黒の艦隊/Timothy Zahn-ティモシイ・ザーン」を読んだ

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 たまーに読んでるStar Warsスピンオフ小説。今回読んだ「Star Wars:Dark Force Rising~スター・ウォーズ:暗黒の艦隊/Timothy Zahn-ティモシイ・ザーン」</>(講談社文庫)について。
 こんなあらすじ。新共和国で実権を握るため、アクバー提督を失脚させたフェイリャ評議員。その陰謀を追跡中のハン・ソロとランド・カルリジアンは、思いもよらぬ人物に遭遇する。一方で、ルーク・スカイウォーカーを目の敵にするマラ・ジェイドは、彼に助力を乞いにジョマークを訪れる。新共和国軍と帝国軍は、「暗黒の艦隊」と呼ばれる謎の大船団をめぐって、熾烈な争奪戦を繰り広げる...。
 原書は1991年6月に発売され、邦訳版は1992年1月に竹書房から発売されていた「スター・ウォーズ:帝国の後継者」から始まった「スローン3部作」の2作目。これが27年経って2019年に復刊されたもの。EP6の5年後を描き、正史にも登場することになったスローン大提督、後にルークの妻となるマラ・ジェイド、ダーク・ジェダイのシボース、帝国のペレオン艦長、タロン・カードといったオリジナルキャラクターが本作で登場し、90年代のSW不遇時代をスピンオフで埋めてくれた重要なスピンオフ小説だった。確かにオリジナルキャラのソロもチューイもランドもイメージ通りで描かれているんで、読んでてほんと楽しかった。
 「スローン3部作」の「帝国の後継者」、「暗黒の艦隊」に続き、「最後の指令」もぜひ読もう。

cf. Star Wars小説(正史・スピンオフ) 読破 ListList
- Star Wars:Heir to the Empire~スター・ウォーズ:帝国の後継者/Timothy Zahn-ティモシイ・ザーン (1992/2019)
- Star Wars:Dark Force Rising~スター・ウォーズ:暗黒の艦隊/Timothy Zahn-ティモシイ・ザーン (1992/2019)
Star Wars:Shatterpoint~スター・ウォーズ破砕点/Matthew Stover-マシュー・ストーヴァー (2004)
- Star Wars:Survivor's Quest~スター・ウォーズ 生存者の探索/Timothy Zahn-ティモシイ・ザーン (2004)
- Star Wars:The Cestus Deception~スター・ウォーズ セスタスの偽り/Steve Barnes-スティーブン・バーンズ (2004)
- Star Wars Episode III: Revenge of the Sith~スター・ウォーズ:エピソード3 シスの復讐/George Lucas(原作),Matthew Stover(著),富永和子(訳)-ジョージ・ルーカス(原作),マシュー・ストーヴァー(著) (2005)
- Star Wars Episode III: Revenge of the Sith/Patricia C.Wrede (2005)
- Star Wars:Jedi Trial~スター・ウォーズ ジェダイの試練/David Sherman and Dan Cragg-デイヴィド・シャーマン,ダン・グラッグ (2005)
- Star Wars:Yoda,Dark Rendezvous~スター・ウォーズ 暗黒の会合/Sean Stewart-ショーン・スチュワート (2005)
- Star Wars:Labyrinth of Evil~スター・ウォーズ 悪の迷宮/James Luceno-ジェームズ・ルシーノ (2005)
- Star Wars:Dark Lord-The Rise Of Darth Vader~スター・ウォーズ 暗黒卿ダース・ヴェイダー/James Luceno-ジェームズ・ルシーノ (2005)
- Star Wars:The Last of the Jedi-The Desperate Mission-~スター・ウォーズ ラスト・オブ・ジェダイ(1)-危険なミッション-/Jude Watson-ジュード・ワトソン (2006)
- Star Wars:The Last of the Jedi-Dark Warning-~スター・ウォーズ ラスト・オブ・ジェダイ(2)-闇の警告-/Jude Watson-ジュード・ワトソン (2006)
- Star Wars:Outbound Flight~スター・ウォーズ 外宇宙航行計画/Timothy Zahn-ティモシイ・ザーン (2006)
- Star Wars:Dark Nest I:The Joiner King~スター・ウォーズ:ジョイナーの王/Troy Denning-トロイ・デニング (2006)
- Star Wars:Dark Nest II:The Unseen Queen~スター・ウォーズ:影の女王/Troy Denning-トロイ・デニング (2006)
- Star Wars:Dark Nest III:The Swarm War~スター・ウォーズ:キリック戦争/Troy Denning-トロイ・デニング (2007)
- Star Wars:Tarkin~スター・ウォーズ:ターキン/James Luceno-ジェームズ・ルシーノ (2015)
- Star Wars:Heir to the Jedi~スター・ウォーズ:ジェダイの継承者/Kevin Hearne-ケヴィン・ハーン (2015)
- Star Wars:Lords of the Sith~スター・ウォーズ:ロード・オブ・シス/Paul S.Kemp-ポール・S・ケンプ (2015)
- Star Wars:The Force Awakens~スター・ウォーズ:フォースの覚醒/J.J.Abrams,Lawrence Kasdan,Michael Arndt(原作),Michael Kogge(著),上杉隼人,吉富節子(訳)-J・J・エイブラムス,ローレンス・カスダン,マイケル・アーント(原作),ミッシェル・コーギー(著) (2016)
- Star Wars:The Force Awakens~スター・ウォーズ:フォースの覚醒/Alan Dean Foster(著),J.J.Abrams,Lawrence Kasdan,Michael Arndt(原作),稲村広香(訳)-アラン・D・フォスター(著),J・J・エイブラムス,ローレンス・カスダン,マイケル・アーント(原作) (2016)
- Star Wars:Before the Awakening~スター・ウォーズ:フォースの覚醒前夜-ポー・レイ・フィン-/Greg Rucka-グレッグ・ルーカ (2016)
- Star Wars:The Force Awakens:Rey's Survival Guide~スター・ウォーズ フォースの覚醒 レイのサバイバル日記/Jason Fry-ジェイソン・フライ (2016)
- Rogue One:A Star Wars Story~ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー/John Knoll,Gary Whitta,Chris Weitz,Tony Gilroy(原作),Alexander Freed(著),稲村広香(訳)-ジョン・ノール,ゲイリー・ウィッタ,クリス・ワイツ,トニー・ギルロイ(原作),アレクサンダー・フリード(著) (2017)
- Star Wars:Phasma~スター・ウォーズ:ファズマ/Delilah S.Dawson-デライラ・S・ドーソン (2017)
- Star Wars:Catalyst:A Rogue One Novel~スター・ウォーズ:カタリスト/James Luceno-ジェームズ・ルシーノ (2017)
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 Star Wars:Darth Plagueis~スター・ウォーズ:ダース・プレイガス/James Luceno-ジェームズ・ルシーノ (2018)
- Star Wars:Last Shot~スター・ウォーズ:ラスト・ショット/Daniel Jose Older-ダニエル・ホセ・オールダー (2018)
- Star Wars:The Last Jedi~スター・ウォーズ:最後のジェダイ/Jason Fry(著),稲村広香(訳)-ジェイソン・フライ(著),ライアン・ジョンソン(原作) (2018)
- Solo:A Star Wars Story~ハン・ソロ スター・ウォーズ・ストーリー/Jonathan Kasdan,Lawrence Kasdan(原作),Mur Lafferty(著),稲村広香(訳)-ジョナサン・カスダン,ローレンス・カスダン(原作),ムア・ラファティ(著) (2019)

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Friday, August 14, 2020

「任侠浴場/今野敏」を読んだ

Satoshikonno_ninkyoyokujo 今まで読んだことがなかった今野敏。銭湯好きのかたに教えてもらった「任侠浴場」(中央公論新社)、世田谷中央図書館で借りて読んでみた。
 こんなあらすじ。困った人を放っておけない性分で、とても任侠道に篤く文化事業好きという一風変わったヤクザの親分"阿岐本"。そんな阿岐本親分の元に、赤坂の路地裏にある潰れかけた銭湯の再建話が持ち込まれた。銭湯の経営者も最初は辞めるつもりだったが、もう一度頑張って銭湯を続けたいと言っている。そんな経営者の心意気を買った阿岐本は、銭湯の再建に乗り出す...。
 これ、困った人をほっとけないヤクザの親分が組員を振り回しながら、銭湯立て直しに向かうという任侠だけどあったかい物語。日本の文化の一つである町の銭湯の生き残りをテーマにしているんだけど、これがほんと爽やか。銭湯を守る家族のありかたから、せちがない世の中になったのは休んでんだか働いてんだがわからない現代人に「メリハリをつけて休む時は休め」と教えてくれる。さらに日本に3人しかいないペンキ絵師のこと、公共の面での補助金体制から気持ちいい足ふきマットまで、大好きな銭湯業界を教えてくれる。いやー銭湯好きにはたまらない1冊だった。

cf. 今野敏 読破 List
- 任侠浴場 (2018)

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Friday, August 07, 2020

「いけない/道尾秀介」を読んだ

Shusukemichio_ikenai ほぼすべて完読している道尾秀介。で、世田谷中央図書館で借りて読んだ「いけない」(文藝春秋)について。
 これ、4つの章からなるミステリー小説。つながりながら進んでいくんだけど、それぞれこんなあらすじ。
 ●第1章「弓投げの崖を見てはいけない」:
 白沢市と蝦蟇倉市を結ぶ白蝦蟇シーラインの南に"弓投げの崖"がある。その先の蝦蟇倉東トンネルを車で通っていた"安見邦夫"は、トンネル出口で急旋回した車を回避して左の壁に激突してしまった...。
 ●第2章「その話を聞かせてはいけない」:
 5年前に中国から蝦蟇倉市に来た小学生の"馬珂"。名前が「バカ」と読めるから、保育所や小学校で馬鹿にされて友達もいなかった。ある日、珂は赤青えんぴつを万引きしようと古関文具店に入った...。
 ●第3章「絵の謎に気づいてはいけない」:
 十王還命会の幹部"宮下志穂"が自室マンションで死亡した。刑事の"竹梨"は新米の"水元"と組んで捜査にあたる。宮下は3日前から無断欠勤しており、心配した十王還命会支部長の"守谷巧"が宮下の部屋を訪ねたが、鍵が掛かっていた。そこで、マンションの管理会社社長"中川徹"に鍵を開けてもらい、彼女の死体を発見した...。
 ●終章「街の平和を信じてはいけない」:
 事故で視力を失った"安見邦夫"は自分のやったことを告白文につづり、竹梨刑事に渡して自殺するつもりだった。その竹梨もまた罪を抱えていた。そんな中、中国から来た少年"馬珂"に、邦夫は生きる希望を与えられ、死ぬことを思いとどまる...。

 これ、架空の蝦蟇倉市を舞台に時間をかけて連鎖していく殺人を描いたミステリー。第1章「弓投げの崖を見てはいけない」は、「晴れた日は謎を追って がまくら市事件/伊坂幸太郎・大山誠一郎・伯方雪日・福田栄一・道尾秀介」が初出で、読んだことがあるんだけど、これを膨らませている。犯人の意外性、犯行トリック、伏線の巧妙さ、そしてどんでん返しとほんと全体が巧妙なんだけど、中でも各章の最終ページをめくると現れる地図や写真でその意味が解った瞬間にたまらない世界がまっている。
 やっぱり道尾秀介はうまい作家だと思う。堪能しました。

cf. 道尾秀介 読破 List
- 背の眼 (2005)
- 向日葵の咲かない夏 (2005)
- 骸の爪 (2006)
- シャドウ (2006)
- 片眼の猿 -One-eyed monkeys- (2007)
- ソロモンの犬 (2007)
- ラットマン (2008)
- カラスの親指 by rule of CROW'S thumb (2008)
- 鬼の跫音 (2009)
- 龍神の雨 (2009)
- 花と流れ星 (2009)
- 球体の蛇 (2009)
- 光媒の花 (2010)
- 月の恋人-Moon Lovers- (2010)
- 月と蟹 (2010)
- 晴れた日は謎を追って がまくら市事件/伊坂幸太郎・大山誠一郎・伯方雪日・福田栄一・道尾秀介 (2010)
- カササギたちの四季 (2011)
- 短編工場/浅田次郎・伊坂幸太郎・石田衣良・荻原浩・奥田英朗・乙一・熊谷達也・桜木紫乃・桜庭一樹・道尾秀介・宮部みゆき・村山由佳 (2012)
- 水の柩 (2011)
- (2012)
- ノエル-a story of stories- (2012)
- 笑うハーレキン (2013)
- 鏡の花 (2013)
- 貘の檻 (2014)
- 緑色のうさぎの話/道尾秀介(作)・半崎信朗(絵) (2014)
- 透明カメレオン (2015)
- スタフ staph (2016)
- サーモン・キャッチャー the Novel (2016)
- 満月の泥枕 (2017)
- 風神の手 (2018)
- スケルトン・キー (2018)
- いけない (2019)

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Tuesday, August 04, 2020

「猫を棄てる -父親について語るとき- /村上春樹」を読んだ

Harukimurakami_nekowosuteru たまに読んでる村上春樹。世田谷中央図書館で借りた「猫を棄てる -父親について語るとき-」(文藝春秋)について。
 村上春樹が父親と一緒に海岸に猫を捨てに行った話から始まる父親のことを書いたエッセイがこれ。京都の寺の息子として生まれた父親、2度も戦争に行ったのに無事に生還した父親、父親からの期待と村上春樹がやりたいことの違いによって距離が離れてしまったこと...父親について書いてるけど、トーンは淡々としていて、父親への感情や思いがぜんぜん伝わってこない。なんでこの本を書いたのかわからなかったけど、結局みんな平凡で代替可能な人々というのはわかる気がする。
 台湾出身の高妍さんのイラスト、懐かしくてよかった。

cf. 村上春樹 読破 List
- 風の歌を聴け (1979)
- 中国行きのスロウ・ボート (1980)
- カンガルー日和 (1981)
- 象工場のハッピーエンド/村上春樹・安西水丸 (1983)
- 蛍・納屋を焼く・その他の短編 (1984)
- 回転木馬のデッド・ヒート (1985)
- 羊男のクリスマス/村上春樹・佐々木マキ (1985)
- パン屋再襲撃 (1986)
- レキシントンの幽霊 (1986)
- ランゲルハンス島の午後/村上春樹・安西水丸 (1986)
- ノルウェイの森 (1987)
- ダンス・ダンス・ダンス (1988)
- TVピープル (1990)

- 雨天炎天-ギリシャ・トルコ辺境紀行- (1990)
- やがて哀しき外国語 (1994)
- もし僕らのことばがウィスキーであったなら (1997)
- ふわふわ/村上春樹・安西水丸 (1998)
- Mr.and Mrs.Baby and Other Stories-犬の人生/Mark Strand-マーク・ストランド(1998)
- 神の子供たちはみな踊る (1999-2000)
- 海辺のカフカ (2002)
- アフターダーク (2004)
- 東京奇譚集 (2005)
- ふしぎな図書館/村上春樹・佐々木マキ (2005)
- 走ることについて語るときに僕の語ること (2007)
- うずまき猫のみつけかた <新装版> (2008)
- 1Q84 BOOK1 <4月-6月> (2009)
- 1Q84 BOOK2 <7月-9月> (2009)
- 1Q84 BOOK3 <10月-12月> (2010)
- ねむり (2010)
- 夢を見るために毎朝僕は目覚めるのです 村上春樹インタビュー集 1997-2009(2010)
- 村上春樹 雑文集 (2011)
- 1Q84 BOOK1 <4月-6月> 前編(文庫) (2012)
- 1Q84 BOOK1 <4月-6月> 後編(文庫) (2012)
- 1Q84 BOOK2 <7月-9月> 前編(文庫) (2012)
- 1Q84 BOOK2 <7月-9月> 後編(文庫) (2012)
- 1Q84 BOOK3 <10月-12月> 前編(文庫) (2012)
- 1Q84 BOOK3 <10月-12月> 後編(文庫) (2012)
- おおきなかぶ、むずかしいアボカド 村上ラヂオ2/村上春樹・大橋歩 (2011)
- サラダ好きのライオン 村上ラヂオ3/村上春樹・大橋歩 (2012)
- 色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年 (2013)
- 恋しくて-TEN SELECTED LOVE STORIES-/村上春樹(編訳) (2013)
- 女のいない男たち (2014)
- 村上さんのところ/村上春樹・フジモトマサル (2015)
- 職業としての小説家 (2015)
- ラオスにいったい何があるというんですか? 紀行文集 (2015)
- 騎士団長殺し -第1部 顕れるイデア編- (2017)
- 騎士団長殺し -第2部 遷ろうメタファー編- (2017)
- バースデイ・ガール (2017)
- 猫を棄てる -父親について語るとき- (2020)

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