Tuesday, February 20, 2018

「劇場/又吉直樹」を読んだ

Naokimatayoshi_gekijo 芥川受賞作ということで読んでみた又吉直樹のデビュー小説「火花」に続き、読んでみた「劇場」(新潮社)について。
 こんなあらすじ。中学生の頃演劇に目覚めた内向的な青年の永田は、演劇で身を立てるために東京にやってきた。そんな永田はひょんなことから女子大生の沙希と付き合い始める。2人は一緒に暮らし始めるが、永田はいつまでたっても売れない演劇の脚本を書き続け、沙希はそんな永田を支え続ける...。
これ、夢と現実のはざまでもがきながら、不器用に相手を想う恋愛小説。主人公の永田は限られた人間関係において、売れてる人達に激しい嫉妬を持ち、焦り、ちょっとしたことに猜疑心を持ち、感情的にキレ、何がしたいのか自分でわからず、やるべきことから逃げ、恋人とはあいまいなままで本質を先送りして、破たんさせていく。ほんと残酷に人間のしょーもなさを描いていた。
 決してそんな主人公永田をよいとは思わないけど、永田の取った行動に理解できるところもある。「火花」もそうだったけど、表現することに人生をかけてるけど、うまくいかない人を書くのがほんとうまいと思った。

cf. 又吉直樹 読破 List
- 火花 (2015)
- 劇場 (2017)

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「アヒルと鴨のコインロッカー」を観た

Ahirutokamonocoinrocker かつて読んだことがある伊坂幸太郎の「アヒルと鴨のコインロッカー」(2003)。この原作を映画化した中村義洋監督の「アヒルと鴨のコインロッカー」(2007/Cinema)、ちょっと観てみた。
 こんなあらすじ。大学入学のため仙台に引っ越してきた椎名(濱田岳)は、荷ほどきしていた時、隣の部屋に住む河崎(瑛太)という男から声をかけられる。河崎は椎名が口ずさんでいたBob Dylanの「風に吹かれて」に興味を持ったらしい。河崎は同じアパートに住む孤独なブータン人留学生ドルジ(田村圭生)に広辞苑を贈るため、本屋を襲おうと奇妙な計画を持ちかける...。
 これ、東京から仙台の大学へ進学した青年が、アパートの隣室に住む奇妙な男の「本屋を襲う」という計画に巻き込まれていくミステリー映画。原作同様、巧妙に張られた伏線やトリックは秀逸だし、すべてが明らかになった時にこの作品が切ない話だと気づく。物語の舞台となる仙台でオールロケとして撮られているのもいいし、Bob Dylanの「風に吹かれて」の優しいMelodyともぴったりだった。そんなに邦画は観ないけど、いい感じの奇妙な友情の物語だった。

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Monday, February 19, 2018

「バースデイ・ガール/村上春樹」を読んだ

Harukimurakami_birthdaygirl ずーっと読んでる村上春樹。世田谷中央図書館で借りた「バースデイ・ガール」(新潮社)について。
 こんなあらすじ。20歳の誕生日だというのに、イタリア料理店のアルバイトを休めなかった彼女は、その料理店のあるビルの604号室に暮らすオーナーで不思議な老人に食事を届ける。食事を運んだ彼女は老人に年齢を尋ねられ、今日が20歳の誕生日であると伝えると、老人に誕生日を祝福のしるしとして1つだけ願い事を叶えようと言われ、彼女は戸惑いながらも1つの願い事をする...。
 これ、誕生日をテーマに、村上春樹が翻訳した短編アンソロジー「バースデイ・ストーリーズ」に収録され、唯一春樹自身が書き下ろした短編が1冊の本として刊行されたもの。これ、中学3年生向けの教科書にも採用されているそうで、先生は生徒に対して「あなただったら何を願うか」、「彼女の願いごとはどんなことだったのか」、「彼女はそれを願ったことを後悔しているのかどうか」とかを尋ねるらしい。ちなみにたくさんのKat Menschikのイラストレーションが収録されているけど、ピンク、紫、赤を基調にしたSharpなもので、ほんわかした小説と違和感を感じた。
 幸福とはって考えてしまう短編でした。

cf. 村上春樹 読破 List
- 風の歌を聴け (1979)
- 中国行きのスロウ・ボート (1980)
- カンガルー日和 (1981)
- 象工場のハッピーエンド/村上春樹・安西水丸 (1983)
- 蛍・納屋を焼く・その他の短編 (1984)
- 回転木馬のデッド・ヒート (1985)
- 羊男のクリスマス/村上春樹・佐々木マキ (1985)
- パン屋再襲撃 (1986)
- レキシントンの幽霊 (1986)
- ランゲルハンス島の午後/村上春樹・安西水丸 (1986)
- ノルウェイの森 (1987)
- TVピープル (1990)
- 雨天炎天-ギリシャ・トルコ辺境紀行- (1990)
- もし僕らのことばがウィスキーであったなら (1997)
- ふわふわ/村上春樹・安西水丸 (1998)
- Mr.and Mrs.Baby and Other Stories-犬の人生/Mark Strand-マーク・ストランド (1998)
- 神の子供たちはみな踊る (1999-2000)
- 海辺のカフカ (2002)
- アフターダーク (2004)
- 東京奇譚集 (2005)
- ふしぎな図書館/村上春樹・佐々木マキ (2005)
- 走ることについて語るときに僕の語ること (2007)
- うずまき猫のみつけかた <新装版> (2008)
- 1Q84 BOOK1 <4月-6月> (2009)
- 1Q84 BOOK2 <7月-9月> (2009)
- 1Q84 BOOK3 <10月-12月> (2010)
- ねむり (2010)
- 夢を見るために毎朝僕は目覚めるのです 村上春樹インタビュー集 1997-2009 (2010)
- 村上春樹 雑文集 (2011)
- 1Q84 BOOK1 <4月-6月> 前編(文庫) (2012)
- 1Q84 BOOK1 <4月-6月> 後編(文庫) (2012)
- 1Q84 BOOK2 <7月-9月> 前編(文庫) (2012)
- 1Q84 BOOK2 <7月-9月> 後編(文庫) (2012)
- 1Q84 BOOK3 <10月-12月> 前編(文庫) (2012)
- 1Q84 BOOK3 <10月-12月> 後編(文庫) (2012)
- おおきなかぶ、むずかしいアボカド 村上ラヂオ2/村上春樹・大橋歩 (2011)
- サラダ好きのライオン 村上ラヂオ3/村上春樹・大橋歩 (2012)
- 色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年 (2013)
- 恋しくて-TEN SELECTED LOVE STORIES-/村上春樹(編訳) (2013)
- 女のいない男たち (2014)
- 村上さんのところ/村上春樹・フジモトマサル (2015)
- 職業としての小説家 (2015)
- ラオスにいったい何があるというんですか? 紀行文集 (2015)
- 騎士団長殺し -第1部 顕れるイデア編- (2017)
- 騎士団長殺し -第2部 遷ろうメタファー編- (2017)
- バースデイ・ガール (2017)

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Tuesday, February 13, 2018

「罪の声/塩田武士」を読んだ

Takeshishioda_tsuminokoe ちょっとひっかかったので世田谷中央図書館で借りてみた塩田武士の「罪の声」(講談社)について。
 こんなあらすじ。京都でテーラーを営む"曽根俊也"は、ある日父の遺品の中からカセットテープと黒革のノートを見つける。ノートには英文に混じって製菓メーカーの「ギンガ」と「萬堂」の文字がかかれており、テープを再生すると自分の幼いころの声が聞こえてくる。それは31年前に発生し未解決のままの「ギン萬事件」で恐喝に使われた録音テープの音声とまったく同じだった...。
 これ、昭和59年から60年に阪神を舞台に起きた食品会社を標的とした一連の企業脅迫未解決事件「グリコ・森永事件」をモデルにした長編小説。まずこの小説の面白さは、「グリコ・森永事件」では犯行に子供の声が使われ、その子供達を焦点にストーリーが展開されるところ。その家族には時効はないし、その子供が今どのように生きているかにたどり着くまでの紆余曲折と労力が面白い。また、「グリコ・森永事件」の史実通りに発生日時や場所、挑戦状や脅迫状の文言、報道内容が書かれているため、まるでノンフィクション小説を読んでいるようだった。
 この「グリコ・森永事件」はちょうど自分が高校生の頃で、「かい人21面相」と名乗った犯人とか、公開された「キツネ目の男」の似顔絵など、いまでも強烈な印象が残っている。多くの犯人達、その家族や関係者、事件現場などが事件発生当時と現在D複雑に絡み合い、集中しないとわからなくなりそうだったけど、とても面白い犯罪小説だった。

cf. 塩田武士 読破 List
- 罪の声 (2016)

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Monday, February 05, 2018

「旅宿おかえり/原田マハ」を読んだ

Mahaharada_tabiyaokaeri ほんと読みまくってる原田マハ。馬事公苑Tsutayaで買って読んでみた「旅宿おかえり」(集英社文庫)について。
 こんなあらすじ。売れないアラサータレント"おかえり"こと"丘えりか"。高校の修学旅行でよろずやプロの"萬鉄壁社長"にスカウトされてアイドルデビューするものの、鳴かず飛ばずで、今や唯一のレギュラーは旅とグルメ番組「ちょびっ旅」のレポーター役だけ。さらに追い討ちをかけるように、番組の打ち切りが決定する。そんな崖っぷちタレントのおかえりの元に、ある華道家元の奥様がやってきて、「病気で入院生活を続ける娘に代わって、おかえりさんに旅に出てほしい。その様子を娘に報告してやってほしい」という依頼が舞い込む...。
 これ、売れないアラサータレント"おかえり"がひょんなきっかけで始めた「旅代理業」は、依頼人や出会った人々を笑顔に変えていくというハートウォーミングな話。様々な事情を抱えた依頼を受けながら話が進むんだけど、おかえりが旅することで壊れかけた家族関係が修復されていく。これがやっぱり気持ちいい。その中で、旅心が伝わってくるし、旅の楽しさの醍醐味が伝わってくるし、思わず旅がしたくなるというものだった。
 それにしても原田マハが描く世界観は、登場人物がみな優しくてほっこりでいるし、結局都合のいい展開になるんだけど、それがなんだかんだで気持ちいい。心が疲れている時はその優しさがほんとしみてくる。今年もきっと彼女の作品をたくさん読むと思う。

cf. 原田マハ 読破 List
- カフーを待ちわびて (2006)
- ランウェイ☆ビート (2008)
- さいはての彼女 (2008)
- キネマの神様 (2008)
- 花々 (2009)
- 本日は、お日柄もよく (2010)
- 星がひとつほしいとの祈り (2010)
- 永遠をさがしに (2011)
- 楽園のカンヴァス (2012)
- 旅宿おかえり (2012)
- 生きるぼくら (2012)
- いつも一緒に -犬と作家のものがたり-/新潮文庫編集部(編)・檀ふみ・小路幸也・遠藤周作・角野栄子・伊丹十三・鷺沢萠・伊集院静・江國香織・幸田文・久世光彦・小川洋子・佐藤愛子・糸井重里・原田マハ・島尾敏雄・馳星周・小澤征良・山崎豊子・唯川恵 (2013)
- ジヴェルニーの食卓 (2013)
- 総理の夫 First Gentleman (2013)
- 翔ぶ少女 (2014)
- 太陽の棘 (2014)
- あなたは、誰かの大切な人 (2014)
- 暗幕のゲルニカ (2016)
- デトロイト美術館の奇跡 DIA:A Portrail of Life (2016)
- リーチ先生 (2016)
- 恋愛仮免中/奥田英朗・窪美澄・荻原浩・原田マハ・中江有里 (2017)
- アノニム (2017)

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Friday, February 02, 2018

「進撃の巨人(23),(24)/諫山創」を読んだ

Shingeki23Shingeki24

 ずっと読み続けている諫山創の「進撃の巨人」。今回もHrtくんから借りて読んだ「進撃の巨人(23),(24)」(講談社)について。
 人類と巨人の壮絶な戦いを描いた「進撃の巨人」。
 第23巻はこんなあらすじ。「獣の巨人」達との戦いの末、地下室に辿り着いたエレン達。そこで彼らは、グリシャの遺した本と記憶により、グリシャの生い立ちや壁内にやってきた真の目的を知る。そこから明らかになったのは、エレン達が相手にしているのは、これまで戦ってきた巨人よりもさらに巨大な「世界」そのものだという事実。壁の向こうに自由が無いこと、海の向こうには敵が待ち受けていることを知ったエレン達の行く末は...。
 そして第24巻はこんなあらすじ。エレンらの住むパラディ島の外には、他の人間が住む世界が広がっていた。その中の一国"マーレ"は諸外国との戦争中。苦戦を強いられる中、彼らはパラディ島に攻め入り"始祖の巨人"を手に入れる決意を新たにする。ここにもまた必死に生きる子供たちの姿があった...。
 実は24巻の登場人物のページを読み出した時、その「マーレ」編という記載とともにライナー・ブラウンの鎧の巨人以外、誰も知らないことにちょっとした違和感を感じながら読んだ。で、あらためて過去のblogとかを調べたらなんと、23巻について書いていなかったので、あらためて23巻を読んでみたら、やっぱり読んでいたことに気づく...。
 あかん、blogを読み返さないとなにを読んだかわからない状況になっている。ある意味ヤバい。

cf. 進撃の巨人 読破 List
- 進撃の巨人(1)/諫山創 (2010)
- 進撃の巨人(2)/諫山創 (2010)
- 進撃の巨人(3)/諫山創 (2010)
- 進撃の巨人(4)/諫山創 (2011)
- 進撃の巨人(5)/諫山創 (2011)
- 進撃の巨人(6)/諫山創 (2011)
- 進撃の巨人(7)/諫山創 (2012)
- 進撃の巨人(8)/諫山創 (2012)
- 進撃の巨人(9)/諫山創 (2012)
- 進撃の巨人(10)/諫山創 (2013)
- 進撃の巨人(11)/諫山創 (2013)
- 進撃の巨人(12)/諫山創 (2013)
- 進撃の巨人(13)/諫山創 (2014)
- 進撃の巨人(14)/諫山創 (2014)
- 進撃の巨人(15)/諫山創 (2014)
- 進撃の巨人(16)/諫山創 (2015)
- 進撃の巨人(17)/諫山創 (2015)
- 進撃の巨人(18)/諫山創 (2015)
- 進撃の巨人(19)/諫山創 (2016)
- 進撃の巨人(20)/諫山創 (2016)
- 進撃の巨人(21)/諫山創 (2016)
- 進撃の巨人(22)/諫山創 (2017)
- 進撃の巨人(23)/諫山創 (2017)
- 進撃の巨人(24)/諫山創 (2017)
- 進撃の巨人 Before the fall(1)/諫山創・涼風涼・士貴智志 (2013)
- 進撃の巨人 Before the fall(2)/諫山創・涼風涼・士貴智志 (2014)

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Wednesday, January 31, 2018

「クリスマスを探偵と/伊坂幸太郎(文)マヌエーレ・フィオール(絵)」を読んだ

Kotaroisaka_xmaswotanteito ほぼ全部読んでる伊坂幸太郎。世田谷中央図書館で借りて読んでみた「クリスマスを探偵と/伊坂幸太郎(文)マヌエーレ・フィオール(絵)」(河出書房新社)について。
 こんなあらすじ。舞台は中世の街並みが色濃く残る童話のような町、ドイツのローテンブルグ。探偵カールはクリスマスイブに、たるんだ腹の五十過ぎの男を尾行し、浮気調査をしていた。調査対象の男が投資家の中年女性の豪邸へ入っていくのを確認したカールは、しばらく出てこないだろうと公園で休憩することにしたが、その公園で若い男に声をかけられ、探偵であることを見透かされてしまう。2人はいろいろな話をし、クリスマスやサンタクロースの話を始める...。
 これ、伊坂幸太郎が大学生の頃に初めて書いた小説で、一度「文藝別冊 総特集 伊坂幸太郎」に収録されたものが、フランスの作家マヌエーレ・フィオールの挿し絵とともに絵本として発刊されたもの。20年以上前も、今も変わらない二転三転するプロットがいいし、幻想的で抒情的な雰囲気の挿し絵ととても合ってる。
 もう正月も1月も終わってしまうけど、クリスマスの時に読めればよかった絵本だった。

cf. 伊坂幸太郎 読破 List
- オーデュボンの祈り (2000)
- ラッシュライフ (2002)
- 陽気なギャングが地球を回す (2003)
- 重力ピエロ (2003)
- アヒルと鴨のコインロッカー (2003)
- チルドレン (2004)
- グラスホッパー (2004)
- 死神の精度 (2005)
- I LOVE YOU/伊坂幸太郎・石田衣良・市川拓司・中田永一・中村航・本多孝好 (2005)
- 魔王 (2005)
- 魔王(文庫) (2005)
- 砂漠 (2005)
- 終末のフール (2006)
- 陽気なギャングの日常と襲撃 (2006)
- フィッシュストーリー (2007)
- 絆のはなし/伊坂幸太郎x斉藤和義 (2007)
- ゴールデンスランバー (2007)
- 実験4号 -後藤を待ちながら (2008)
- Re-born はじまりの一歩/伊坂幸太郎・瀬尾まいこ・豊島ミホ・中島京子・平山瑞穂・福田栄一・宮下奈都 (2008)
- モダンタイムス (2008)
- あるキング (2009)
- あるキング-完全版- (2015)
- SOSの猿 (2009)
- オー!ファーザー (2010)
- バイバイ、ブラックバード (2010)
- 『バイバイ、ブラックバード』をより楽しむために ポスタル・ノベル編 (2010)
- マリアビートル (2010)
- 文藝別冊 総特集 伊坂幸太郎 (2010)
- 3652-伊坂幸太郎エッセイ集- (2010)
- 仙台ぐらし (2012)
- PK (2012)
- Happy Box/伊坂幸太郎・山本幸久・中山智幸・真梨幸子・小路幸也 (2012)
- あの日、君と Boys/ナツイチ制作委員会(編)・伊坂幸太郎(著)・井上荒野(著)・奥田英朗(著)・佐川光晴(著)・中村航(著)・西加奈子(著)・柳広司(著)・山本幸久(著) (2012)
- 夜の国のクーパー (2012)
- しあわせなミステリー/伊坂幸太郎・中山七里・柚月裕子・吉川英梨 (2012)
- 最後の恋 MEN'S -つまり、自分史上最高の恋。-/朝井リョウ・伊坂幸太郎・石田衣良・荻原浩・越谷オサム・白石一文・橋本紡 (2012)
- 短編工場/浅田次郎・伊坂幸太郎・石田衣良・荻原浩・奥田英朗・乙一・熊谷達也・桜木紫乃・桜庭一樹・道尾秀介・宮部みゆき・村山由佳 (2012)
- 残り全部バケーション (2012)
- ガソリン生活 (2013)
- 死神の浮力 (2013)
- 首折り男のための協奏曲 (2014)
- Wonderful Story/伊坂幸犬郎・犬崎梢・木下半犬・横関犬・貫井ドッグ郎 (2014)
- アイネクライネナハトムジーク (2014)
- キャプテンサンダーボルト/阿部和重・伊坂幸太郎 (2014)
- 火星に住むつもりかい? (2015)
- ジャイロスコープ (2015)
- 陽気なギャングは三つ数えろ (2015)
- サブマリン (2016)
- AX アックス (2017)
- クリスマスを探偵と/伊坂幸太郎(文)マヌエーレ・フィオール(絵) (2017)

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Tuesday, January 30, 2018

rockin'on 2 February 2018

Ro1802 最新号「rockin'on 2 February 2018」。気になった記事について。
 ●U2 New Album "Songs of Experience":
 新譜「Songs of Experience」Releaseに合わせたU2大特集。前作「Songs Of Innocence」と対になるAlbumで、すでにほぼ完成していたこの「Songs of Experience」をトランプ大統領当選で作り変えたという。そして、「ボノが語る、U2の15の代表曲」。"I Will Follow"、"Sunday Bloody Sunday"、"One"、"Beautiful Day"などなどBonoが背景とか思いとかを語ってる。さらにU2のAlbum Discography。徐々に政治的なMessageが強くなっていくPost PunkからAmericaのRootsなRockを吸収し、ElectricなDance Tuneの3部作を経て、原点回帰し、Modern PopなAlbumを作ってきた4人。全部聴いてきたけど、新譜「Songs of Experience」をまだ聴けていないのが相当ヤバい。
 ●UK ROCK ANTHEM 100:
 この企画もたまらない。まさかOasisの"Don't Look Back In Anger"が1位とは。The Beatlesの"Hey Jude"やThe Rolling Stonesの"(I Can't Get No)Satisfaction"とかが10位圏外だったりする。いい意味でロッキンらしい選曲。ともかく10位まで書いてみる。
01. Don't Look Back In Anger/Oasis (1995)
02. Where The Streets Has No Name/U2 (1987)
03. Heroes/David Bowie (1977)
04. Viva La Vida/Coldplay (2008)
05. Anarchy In The U.K./Sex Pistols (1976)
06. Bitter Sweet Symphony/The Verve (1997)
07. Creep/Radiohead (1992)
08. Bohemian Rhapsody (1975)
09. Kninghts Of Cydonia/Muse (2006)
10. Temptation/New Order (1982)
 ●今から30年前、あの頃ロックは「1987年」:
 ちょうど大学生の頃でまだCDは持ってなく、ひたすら友愛でRecordをレンタルし、Tapeに落として、Walkmanが買えずAIWAのカセットボーイで聴きまくってた頃。やっぱりPrinceの"Sign 'O' The Times"、Guns N'Rosesの"Appetite For Destruction"、U2の"The Joshua Tree"など1987年はあらためて凄い1年だったんだ。

 これ以外の記事では、Neil Young New Album "The Visitor"、Linkin Park New Live Album "One More Light Live"(これも聴かねば!)、New Order New Live Album "NOMC15"、Eminem New Album "Revival"あたり。

追記:忘れないように、気になるCD/DVDを。
・Revival/Eminem (Album)
・One More Light Live/Linkin Park (Album)
・NOMC15/New Order (Album)
・Let's Play Two/Pearl Jam (DVD)

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Monday, January 29, 2018

「JAPAN'S NEXT 2017 SPECIAL CD/Various Artists」を聴いた

Japansnet2017specialcd ちょっと古いけど、「ROCKIN'ON JAPAN NOVEMBER 2017」の付録についていたCompilation CD「JAPAN'S NEXT 2017 SPECIAL CD」(2017/Album)。ぼちぼち聴いてたんだけど、ちょっと書いてみる。
 これ、JAPAN誌がプッシュする新鋭BandのMovement「JAPAN'S NEXT」。その動きの中でにCompilation CD第9弾がこれ。今回も記事とともに10組の新世代Bandの音源がCDとして付いている。ちょっとひっかかった曲について書いてみる。
・M-01「Highlight/chelmico」:めくるめくTrackと女の子の本音がいい。
・M-02「暖かい都会から/teto」:早急なBeatにのってる生活感。
・M-03「いつか/Saucy Dog」:再会を願うBallad。声がいい。
・M-04「命短し恋せよ乙女/MOSHIMO」:安定感ありそな演奏力とCuteなVocal。
・M-06「高速道路/リーガルリリー」:幻想的な音と詩的なLyric。
・M-07「Dancing in Midnight/Yap!!!」:石毛輝の3piece。あのHigh Tone Voiceがやっぱり唯一無二。
・M-08「look at the sea/おいしくるメロンパン」:Swing感のあるLove Song。
・M-10「されど奇術師は賽を振る/嘘とカメレオン」:TrickyなDance Rockにのったリフが面白い。

 ともかくこのコンピCDは、ゲスや爆弾ジョニーにハマったり、BLUE ENCOUNTやWANIMA、My Hair is Bad、雨のパレード、Nulbarichにひっかかったりといままで手が出なかった新しい音に出会えるちょっとうれしい企画。ずっと続けてほしいものです。

● JAPAN'S NEXT 2017 SPECIAL CD (2017/Album)
M-01. Highlight/chelmico
M-02. 暖かい都会から/teto
M-03. いつか/Saucy Dog
M-04. 命短し恋せよ乙女/MOSHIMO
M-05. ヨノナカカオ/ReVision of Sence
M-06. 高速道路/リーガルリリー
M-07. Dancing in Midnight/Yap!!!
M-08. look at the sea/おいしくるメロンパン
M-09. E.G.B.A./Ivy to Fraudulent Game
M-10. されど奇術師は賽を振る/嘘とカメレオン
* R-1790685DN ROCKIN'ON JAPAN NOVEMBER 2017 Not For Sale.

cf. JAPAN'S NEXT My CD/DVD List
- JAPAN'S NEXT 2013 SPECIAL CD (2013/Album)
- JAPAN'S NEXT 2013→2014 SPECIAL CD (2014/Album)
- JAPAN'S NEXT 2014 SPECIAL CD (2014/Album)
- JAPAN'S NEXT 2014→2015 SPECIAL CD (2014/Album)
- JAPAN'S NEXT 2015 SPECIAL CD (2015/Album)
- JAPAN'S NEXT 2015→2016 SPECIAL CD (2016/Album)
- JAPAN'S NEXT 2016 SPECIAL CD (2016/Album)
- JAPAN'S NEXT 2016→2017 SPECIAL CD (2017/Album)
- JAPAN'S NEXT 2017 SPECIAL CD (2017/Album)

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Thursday, January 25, 2018

「第18回 業界最高権威 TRYラーメン大賞 2017-2018」を読んだ

Tryramentaisho20172018 「東京で一番旨いラーメンを決めよう!」のコンセプトのTokyo Ramen of the Yearこと"TRY認定"によるラーメン最新本「第18回 業界最高権威 TRYラーメン大賞 2017-2018」(講談社)。今号も熟読しておく。
 これ、石神英秀幸さん、大崎裕史さん、青木誠さんらラーメン業界でも著名なメンバーが審査員をつとめていて、彼らの投票形式で入賞店が決まっていく。大きく「TRY新人大賞」と「TRY大賞」があり、さらにそれぞれでしょう油、しお、みそ、とんこつ、つけ麺などとジャンル別に「部門」が設定されている。ちなみに今回の「TRY新人大賞 1-5位」と「TRY大賞 1-10位」はこんなお店が表彰されている。
・TRY新人大賞 1-5位
1位 麺LABOひろ(学芸大学)
2位 MENSHO(護国寺)
3位 中華蕎麦 時雨(伊勢佐木長者町)
4位 ラーメン郷(高座渋谷)
5位 麺 みつヰ(浅草)
・TRY大賞 1-10位
1位 らぁ麺屋 飯田商店(湯河原)
2位 中華蕎麦 とみ田(松戸)
3位 麺庄グループ 麺や庄の(市ヶ谷)
4位 ソラノイロ(麹町)
5位 創作麺工房 鳴龍(大塚)
6位 SOBA HOUSE 金色不如帰(幡ヶ谷)
7位 麺屋武蔵グループ(新宿)
8位 麺処 ほん田(東十条)
9位 支那そばや 本店(戸塚)
10位 BOND OF HEARTSグループ 本枯中華そば 魚雷(後楽園)

 これ以外の記事でひっかかったのは「中華蕎麦 とみ田」の店主富田治氏に密着したドキュメンタリー映画「ラーメンヘッズ」のこと。これは観たいかも。

 では、あらためて、世田谷圏、通勤圏中心にひっかかった店をPick Up。
●まずは行ったことなくて、ひっかかった店はこれあたり。(いわゆる宿題店)
・麺LABOひろ(学芸大学)
・かしわぎ(東中野)
・らぁめん 山と樹(高円寺)
・らーめん 蓮(蒲田)
・麺屋 はし本(中野)
・吟醸煮干 灯花紅猿(四ツ谷)
・中華そば いづる(大門)
・らぁ麺屋 飯田商店(湯河原)
・中華蕎麦 とみ田(松戸)
・中華そば しば田(仙川)
・中華そば JAC(高円寺)
・ajito ism(大井町)
・らーめん れんげ(八王子)
●最近ご無沙汰だけど、また行きたくなった店はこれあたり。(いわゆる復習店)
・SOBA HOUSE 金色不如帰(幡ヶ谷)
・支那そば 八雲(池尻大橋)
・らーめん はやし(渋谷)
・勢得(千歳船橋)
・中華そば専門店 多賀野(荏原中延)
・臥龍(三軒茶屋)
・鶏ポタラーメン THANK(大門)

 というわけで、まだまだ修行が足りないラーメン道。これからも精進いたします...。

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