Tuesday, September 14, 2021

「レッドネック/相場英雄」を読んだ

Hideoaiba_redneck ボチボチ読んでる相場英雄。世田谷区中央図書館で借りて読んだ「レッドネック」(角川春樹事務所)について。
 こんなあらすじ。米系大手広告代理店オメガエージェントに転職した"矢吹蛍子"は、カナダバンクーバーに出張し、"ケビン坂田"という人物と会って欲しいという社命を受けた。クライアントが60億円ものフィーを支払う謎のデータサイエンティストであるケビンは、無事来日し、高田馬場に仕事場を構えるが、担当の矢吹にも極秘プロジェクトの中味は知らされることはなかった...。
 あまりにすそ野が広がり当たり前のものになったSNSの危険を描いた社会風刺的な作品。実名にはなっていないけど、Google、facebook、instagram...様々なプラットフォーマーが自身のサービスに誘導し、入力されたそのデータを管理し、悪用し、それを人々を洗脳するツールなる世界まで描かれてた。自分も仕事としてもSNSはもう欠かせないものなので、ちょっと非現実とは思いつつも引き込まれた。
 
cf. 相場英雄 読破 List
双子の悪魔 (2011)
震える牛 (2012)
ナンバー (2012)
共震 (2013)
トラップ (2014)
ガラパゴス (2016)
クランクイン (2016)
不発弾 (2017)
トップリーグ (2017)
血の雫 (2018)
キッド (2019)
トップリーグ2 アフターアワーズ (2019)
アンダークラス (2020)
Exit イグジット (2021)
- レッドネック (2021)

|

Thursday, September 02, 2021

「海辺のカフカ/村上春樹」を読んだ #2

Harukimurakami_umibenokfka1 Harukimurakami_umibenokfka2

 14年ぶりに読み返したくなった村上春樹の「海辺のカフカ」(/)(新潮社文庫)について。
 こんなあらすじ。昔母親から捨てられたことがずっと心の傷となっている少年"田中カフカ"は、父親からかけられた「お前はいつか自分の手で父親を殺し、母と姉と交わるだろう」という言葉から脱出するために、「カラス」と呼ばれる少年からアドバイスをもらいながら、家出をし四国に向う。また、猫語を話せる老人"「ナカタさん"は人から猫探しを頼まれながら過ごしていた。そんなある日、ナカタさんは猫探し中に出会った猫殺しの男を殺してしまう...。
あのカフカの不条理世界をモチーフに、ギリシア悲劇を呪いとして地で行く家出少年と、字は読めなくどこかずれてるけど猫と話ができる老人の2つの物語が展開し、最後に交わっていく。ちょっと懐かしい村上パラレルワールドをひさびさに堪能できた。今回も、四国から帰った田中カフカ君はどうなったんだろ?と思う。
 
cf. 村上春樹 読破 List
風の歌を聴け (1979)
中国行きのスロウ・ボート (1980)
カンガルー日和 (1981)
象工場のハッピーエンド/村上春樹・安西水丸 (1983)
蛍・納屋を焼く・その他の短編 (1984)
回転木馬のデッド・ヒート (1985)
羊男のクリスマス/村上春樹・佐々木マキ (1985)
パン屋再襲撃 (1986)
レキシントンの幽霊 (1986)
ランゲルハンス島の午後/村上春樹・安西水丸 (1986)
ノルウェイの森 (1987)
ダンス・ダンス・ダンス (1988)
TVピープル (1990)
雨天炎天-ギリシャ・トルコ辺境紀行- (1990)
やがて哀しき外国語 (1994)
もし僕らのことばがウィスキーであったなら (1997)
ふわふわ/村上春樹・安西水丸 (1998)
Mr.and Mrs.Baby and Other Stories-犬の人生/Mark Strand-マーク・ストランド(1998)
神の子供たちはみな踊る (1999-2000)
海辺のカフカ (2002)
- 海辺のカフカ (2002) #2
- アフターダーク (2004)
東京奇譚集 (2005)
ふしぎな図書館/村上春樹・佐々木マキ (2005)
走ることについて語るときに僕の語ること (2007)
うずまき猫のみつけかた <新装版> (2008)
1Q84 BOOK1 <4月-6月> (2009)
1Q84 BOOK2 <7月-9月> (2009)
1Q84 BOOK3 <10月-12月> (2010)
ねむり (2010)
夢を見るために毎朝僕は目覚めるのです 村上春樹インタビュー集 1997-2009(2010)
村上春樹 雑文集 (2011)
1Q84 BOOK1 <4月-6月> 前編(文庫) (2012)
1Q84 BOOK1 <4月-6月> 後編(文庫) (2012)
1Q84 BOOK2 <7月-9月> 前編(文庫) (2012)
1Q84 BOOK2 <7月-9月> 後編(文庫) (2012)
1Q84 BOOK3 <10月-12月> 前編(文庫) (2012)
1Q84 BOOK3 <10月-12月> 後編(文庫) (2012)
おおきなかぶ、むずかしいアボカド 村上ラヂオ2/村上春樹・大橋歩 (2011)
サラダ好きのライオン 村上ラヂオ3/村上春樹・大橋歩 (2012)
色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年 (2013)
恋しくて-TEN SELECTED LOVE STORIES-/村上春樹(編訳) (2013)
女のいない男たち (2014)
村上さんのところ/村上春樹・フジモトマサル (2015)
職業としての小説家 (2015)
ラオスにいったい何があるというんですか? 紀行文集 (2015)
騎士団長殺し -第1部 顕れるイデア編- (2017)
騎士団長殺し -第2部 遷ろうメタファー編- (2017)
バースデイ・ガール (2017)
猫を棄てる -父親について語るとき- (2020)
村上T 僕の愛したTシャツたち (2020)
- 一人称単数 (2020)

|

Sunday, August 29, 2021

イラストレーター 安西水丸展@世田谷文学館

Dsc_7555

イラストレーター 安西水丸展@世田谷文学館

2014年逝去から、ひさしぶりにじっくり観ました。変な圧迫感が続く毎日けど、なんか気分がなごんだ。もう1回行きたい。

Dsc_7634 Dsc_7561 Dsc_7575 Dsc_7591 Dsc_7581 Dsc_7584 Dsc_7586 Dsc_7617 Dsc_7616 Dsc_7603 Dsc_7592 Dsc_7596 Dsc_7597 Dsc_7598 Dsc_7630 Dsc_7641

|

Saturday, August 28, 2021

金の湯@北千住

Img_20210828_171229_900

 真夏日の土曜日、ひさしぶりに足立区北千住。まずは西口から歩いて、千住柳町の「金の湯」へ。こちら、とても大きな浴場で、中島絵師による男女の湯にまたがる大きな富士山ペンキ絵が向かえてくれる。今日はパインアメの薬湯に、熱めの座風呂とバイブラ、岩風呂の露天にサウナと冷えた水風呂がある。何度も交互浴して、あーすっきり。いいお湯をありがとうございました。

|

Wednesday, August 18, 2021

「双子の悪魔/相場英雄」を読んだ

Hideoaiba_futagonoakuma ボチボチ読んでる相場英雄。BOOKOFFで買って読んでみた「双子の悪魔」(幻冬舎文庫)について。
 こんなあらすじ。大和新聞の記者"菊田美奈子"が詰める東京証券取引所に、レストランチェーン「西大后」に対するTOB(株式公開買い付け)情報が入った。その報道により「西大后」の株価は乱高下する。だがすべては違法な仕手戦により巨万の富を得ようとした金融ブローカーの罠だった...。
 これ、マネー犯罪を描いたサスペンスもの。違法な仕手戦で株価を操作し、"双子の悪魔"というウィルスを仕掛け個人情報をハッキングする様など描かれているけど、ちょっとテーマが大きすぎだったりする。私怨の理由とかの掘り下げとか、その後の相場英雄の文筆力を知ってるだけに、この初期作品はちょっと厳しい。うーんちょっと残念。
 
cf. 相場英雄 読破 ListListList
- 双子の悪魔 (2011)
震える牛 (2012)
ナンバー (2012)
共震 (2013)
トラップ (2014)
ガラパゴス (2016)
クランクイン (2016)
不発弾 (2017)
トップリーグ (2017)
血の雫 (2018)
キッド (2019)
トップリーグ2 アフターアワーズ (2019)
アンダークラス (2020)
Exit イグジット (2021)

|

Wednesday, July 28, 2021

「コロナと潜水服/奥田英朗」を読んだ

Hideookuda_coronatosensuifuku 最近ご無沙汰の奥田英朗、ひさしぶりに世田谷中央図書館で借りた「コロナと潜水服」(光文社)について。
 これ、5つの短編集。それぞれこんなあらすじ。
 ●「海の家」:
 小説家"村上浩二"は妻の不倫に嫌気がさし、一時的に家を出ることになり、避難先に選んだのは取り壊しが決まっている葉山の古民家だった。その家で生活を満喫するうち、誰もいないはずの部屋から子供の足音が聞こえてくる...。
 ●「ファイトクラブ」:
 家電メーカーに勤める"邦彦"は早期退職の勧告に応じず「追い出し部屋」へ追いやられて、工場の警備員の仕事をすることになった。暇な時間に仲間らとボクシングの真似事をしていたところ、嘱託社員だという男が現れ指導をしてくれることに...。
 ●「占い師」:
 人気プロ野球選手と付き合っているフリー女性アナウンサー"麻衣子"はプロポーズの言葉を待っているが、なかなかそうはならない。そんな中、恋愛相談に訪れたのは紹介された占い師だった...。
 ●「コロナと潜水服」:
 会社員の"康彦"は、新型コロナウイルスの影響で在宅勤務になり、5歳の息子と毎日過ごしていた。そんな息子にはコロナウイルスが感知できるという不思議な力を持っていることに気づいた...。
 ●「パンダに乗って」:
 "直樹"は自分へのご褒美として若い頃から憧れていた初代フィアット・パンダの購入を決意した。都内からパンダの販売店がある新潟へと出向き、パンダに乗って自宅へ戻ろうとする直樹だったが、カーナビの案内に従うと奇妙な場所へとたどり着いてしまう...。
 
 この5つの話、どの主人公達も非日常的で不思議な体験を通して、心の変化を迎えていくんだけど、読んでるこっちまでその温かさが伝わってくるのがいい。で、特によかったのは最後の「パンダに乗って」。いやーじんわり泣けてしまった。シリアスな作品もいいけど、奥田英朗のファンタジック作品もやっぱりよかった。
 
cf. 奥田英朗 読破 List
B型陳情団 (1990)
ウランバーナの森 (1997)
最悪 (1999)
邪魔 (2001)
東京物語 (2001)
イン・ザ・プール (2002)
延長戦に入りました (2002)
マドンナ (2002)
真夜中のマーチ (2003)
空中ブランコ (2004)
サウスバウンド (2005)
ララピポ (2005)
ガール (2006)
町長選挙 (2006)
家日和 (2007)
オリンピックの身代金 (2008)
用もないのに (2009)
無理 (2009)
聖なる夜に君は/奥田英朗・角田光代・大崎善生・島本理生・盛田隆二・蓮見圭一(2009)
純平、考え直せ (2011)
我が家の問題 (2011)
あの日、君と Boys/ナツイチ制作委員会(編)・伊坂幸太郎(著)・井上荒野(著)・奥田英朗(著)・佐川光晴(著)・中村航(著)・西加奈子(著)・柳広司(著)・山本幸久(著) (2012)
短編工場/浅田次郎・伊坂幸太郎・石田衣良・荻原浩・奥田英朗・乙一・熊谷達也・桜木紫乃・桜庭一樹・道尾秀介・宮部みゆき・村山由佳 (2012)
噂の女 (2012)
沈黙の町で (2013)
田舎でロックンロール (2014)
ナオミとカナコ (2014)
我が家のヒミツ (2015)
向田理髪店 (2016)
ヴァラエティ (2016)
恋愛仮免中/奥田英朗・窪美澄・荻原浩・原田マハ・中江有里 (2017)
罪の轍 (2019)
- コロナと潜水服 (2020)

|

Wednesday, July 14, 2021

「わたしは銭湯ペンキ絵師/田中みずき」を読んだ

Mizukitanaka_watashihasentopenkieshi 銭湯ペンキ絵師の田中みずきさん。彼女が書いた「わたしは銭湯ペンキ絵師」(秀明大学出版会)について。
 現在、丸山清人さん、中島盛夫さん、そして田中みずきさんの日本で3人しかいない銭湯ペンキ絵師。その中で唯一の若手である田中みずきさんが語る本。どのような思いから銭湯ペンキ師という道を選び、その職業としての魅力とか、伝統を背負うことの重圧など語っているんだけど、自身の病気のこと、女性職人の妊娠出産、中島盛夫師匠への弟子入り、ペンキ絵に自身のサインを書かない理由、そしてペンキ絵という人々から愛されてきたものをずっと残すために努力していること、なんか田中みずきさんの知識、人柄、そしていい教育環境で育ってきたことが伝わった。
 それにしても、以前吉祥寺の「弁天湯」に行ったとき、ナンバガ向井のアコースティックライブ、くるりとリップスライムの集合写真そして開催されたFURO ROCKのポスターなど、ROCK色強めな弁天湯に惹かれたんだけど、ここで田中みずきさんは便利屋のだんなさんに知り合ったとは思わなかった。
 ちなみにこの小説に取り上げられている田中みずきさんがペンキ絵を描いた銭湯はここ。いつか全部行ってみたい(〇:湯活済み、×:まだ行けてない)
・稲荷湯(千代田区大手町):〇
・寿湯(台東区東上野):〇
・第二寿湯(江戸川区江戸川):×
・今井湯(川崎市中原区):×
・天然温泉 湯どんぶり栄湯(台東区日本堤):〇
・三筋湯(台東区浅草橋):○
・江北湯(足立区江北):×
・鶴の湯(江戸川区北小岩):×
・地蔵湯(江戸川区北小岩):×
・中の湯(江戸川区平井):×
・第二日の出湯(大田区西蒲田):×、廃業

|

Tuesday, July 06, 2021

「一人称単数/村上春樹」を読んだ

Harukimurakami_ichininshotansuu たまに読んでる村上春樹。世田谷中央図書館でやっと借りれた「一人称単数」(文藝春秋)について。
 これ、8作からなる短編集。それぞれこんなあらすじ。
 ●「石のまくらに」:
 "僕"は大学時代に、四ツ谷のレストランでバイトをしていた。あるとき同じ職場の年上女性と一夜を共にする。自ら短歌を作っているというその女性は、"僕"の住所に歌集を送ってくれた...。
 ●「クリーム」:
 浪人中だった"ぼく"は、同じピアノ教室に通っていたそんなに親しくない女の子からリサイタルに誘われる。花束を買って山の上のリサイタル会場に行くが、あたりには誰もおらず、鉄の扉で会場は閉まっていた。途方に暮れ、近くの公園に行くと、いつの間にか老人が目の前にいることに気づく...。
 ●「チャーリー・パーカー・プレイズ・ボサノヴァ」:
 大学生の頃にチャーリー・パーカーが1963年に録音したという架空のレコード「チャーリー・パーカー・プレイズ・ボサノヴァ」についてアルバム評を書いた。その15年後、ニューヨークの中古レコード店でそのレコードと再会する...。
 ●「ウィズ・ザ・ビートルズ With the Beatles」:
 高校生の時、"僕"は「With the Beatles」というレコードを持った少女を校舎で見かるが2度と会えず、違う女性と付き合った。ある日彼女の家を訪ねたが、そこには彼女の兄しかいなかった。兄と話すうちに芥川龍之介の「歯車」を朗読してくれと頼まれる...。
 ●「『ヤクルト・スワローズ詩集』」:
 東京ヤクルトスワローズの大ファンである村上春樹のエッセイ。風が吹く神宮球場の一塁側や右翼側の外野席で過ごす時間がいとおしい。
 ●「謝肉祭(Carnaval)」:
 "僕"は、今まで知り合った中でもっとも醜い女性"F*"とコンサート会場で出会う。容姿は醜いけど、好きな音楽は僕と共通しており、特にシューマンの「謝肉祭」を愛していることがわかる。音楽を通じて深く語り合い、2人は意気投合する...。
 ●「品川猿の告白」:
 5年前、一人旅をしていた"僕"は、群馬県の小さな温泉旅館に泊まる。寂れた宿であったが、温泉は思いのほか素晴らしいかった。温泉に浸っていると、年老いた"猿"がガラス戸を開けて風呂場に入ってきて、僕の背中を流してくれるという...。
 ●「一人称単数」:
 気持ちのいい春の夜、めったにスーツを着ない"私"が、違和感を抱えながらスーツ姿で街を歩き始める。いつもとは違うバーで本を読んでいると、中年の女性に「そんなことしていて何か愉しいの?」と声をかけられる。"私"のことを不愉快に思うという彼女は、理不尽に"私"を罵倒してくる...。
 
 この8作の短編集、物語を語る人物はいずれも村上春樹を思わせる男性となっていて、その人生をふりかえって書いているように思えるんだけど、実はすべて作り話。例えば、「スワローズについての詩集を出した」といった虚構がそのまんま自主出版したような気がしてくる。自分的に一番好きなのは「品川猿の告白」。短編集「東京奇譚集」(2005)に収録されている「品川猿」の続編なんだけど、名前を奪われるというどこか現実離れな設定とその不思議な世界がひかれてしまう。ともかくなんかひっかかってしまう短編集です。
 
cf. 村上春樹 読破 List
風の歌を聴け (1979)
中国行きのスロウ・ボート (1980)
カンガルー日和 (1981)
象工場のハッピーエンド/村上春樹・安西水丸 (1983)
蛍・納屋を焼く・その他の短編 (1984)
回転木馬のデッド・ヒート (1985)
羊男のクリスマス/村上春樹・佐々木マキ (1985)
パン屋再襲撃 (1986)
レキシントンの幽霊 (1986)
ランゲルハンス島の午後/村上春樹・安西水丸 (1986)
ノルウェイの森 (1987)
ダンス・ダンス・ダンス (1988)
TVピープル (1990)
雨天炎天-ギリシャ・トルコ辺境紀行- (1990)
やがて哀しき外国語 (1994)
もし僕らのことばがウィスキーであったなら (1997)
ふわふわ/村上春樹・安西水丸 (1998)
Mr.and Mrs.Baby and Other Stories-犬の人生/Mark Strand-マーク・ストランド(1998)
神の子供たちはみな踊る (1999-2000)
海辺のカフカ (2002)
アフターダーク (2004)
東京奇譚集 (2005)
ふしぎな図書館/村上春樹・佐々木マキ (2005)
走ることについて語るときに僕の語ること (2007)
うずまき猫のみつけかた <新装版> (2008)
1Q84 BOOK1 <4月-6月> (2009)
1Q84 BOOK2 <7月-9月> (2009)
1Q84 BOOK3 <10月-12月> (2010)
ねむり (2010)
夢を見るために毎朝僕は目覚めるのです 村上春樹インタビュー集 1997-2009(2010)
村上春樹 雑文集 (2011)
1Q84 BOOK1 <4月-6月> 前編(文庫) (2012)
1Q84 BOOK1 <4月-6月> 後編(文庫) (2012)
1Q84 BOOK2 <7月-9月> 前編(文庫) (2012)
1Q84 BOOK2 <7月-9月> 後編(文庫) (2012)
1Q84 BOOK3 <10月-12月> 前編(文庫) (2012)
1Q84 BOOK3 <10月-12月> 後編(文庫) (2012)
おおきなかぶ、むずかしいアボカド 村上ラヂオ2/村上春樹・大橋歩 (2011)
サラダ好きのライオン 村上ラヂオ3/村上春樹・大橋歩 (2012)
色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年 (2013)
恋しくて-TEN SELECTED LOVE STORIES-/村上春樹(編訳) (2013)
女のいない男たち (2014)
村上さんのところ/村上春樹・フジモトマサル (2015)
職業としての小説家 (2015)
ラオスにいったい何があるというんですか? 紀行文集 (2015)
騎士団長殺し -第1部 顕れるイデア編- (2017)
騎士団長殺し -第2部 遷ろうメタファー編- (2017)
バースデイ・ガール (2017)
猫を棄てる -父親について語るとき- (2020)
村上T 僕の愛したTシャツたち (2020)
- 一人称単数 (2020)

|

Friday, July 02, 2021

「背中の蜘蛛/誉田哲也」を読んだ

Tetsuyahonda_senakanokumo ほぼ読んでる誉田哲也。世田谷中央図書館で借りて読んだ「背中の蜘蛛」(双葉社)について。
 こんなあらすじ。池袋で男の刺殺体が発見されたことに始まる。目撃者もなく捜査は難航していたが、あるタレコミがきっかけになり捜査が急転する。それから約半年後、新木場で爆殺傷事件が発生する。こちらも捜査はなかなか進展しなかったが、あるタレコミが転換点となり容疑者が浮かぶ。捜査に携わる管理官たちは腑に落ちない感情を抱いていた...。
 街中の監視カメラ、プライベートがぎっしり詰まった一人ひとりのスマホ、すべてが筒抜けのインターネット...情報社会の中で事件解決のため警察はどのような最新技術を用いて捜査を行っているかを描いた警察小説がこれ。警察捜査の裏側から何が正義かを考えさせるものだった。
 
cf. 誉田哲也 読破 List
妖の華 (2003)
アクセス (2004)
吉原暗黒譚 (2004)
春を嫌いになった理由 (2005)
疾風ガール (2005)
ジウI 警視庁特殊犯捜査係 (2005)
ストロベリーナイト (2006)
ジウII 警視庁特殊急襲部隊 (2006)
ジウIII 新世界秩序 (2006)
月光 (2006)
ソウルケイジ (2007)
武士道シックスティーン (2007)
国境事変 (2007)
シンメトリー (2008)
武士道セブンティーン (2008)
ヒトリシズカ (2008)
ガール・ミーツ・ガール (2009)
武士道エイティーン (2009)
ハング (2009)
インビジブルレイン (2009)
主よ、永遠の休息を (2010)
世界でいちばん長い写真 (2010)
歌舞伎町セブン (2010)
感染遊戯 (2011)
レイジ (2011)
ドルチェ (2011)
あなたの本 (2012)
誉田哲也 All Works/誉田哲也(監修) (2012)
痛み/貫井徳郎・福田和代・誉田哲也 (2012)
あなたが愛した記憶 (2012)
幸せの条件 (2012)
ブルーマーダー (2012)
ドンナ ビアンカ (2013)
増山超能力師事務所 (2013)
Qrosの女 (2013)
ケモノの城 (2014)
黒い羽 (2014)
歌舞伎町ダムド (2014)
インデックス (2014)
武士道ジェネレーション (2015)
プラージュ (2015)
硝子の太陽N-ノワール (2016)
硝子の太陽R-ルージュ (2016)
増山超能力師大戦争 (2017)
ノーマンズランド (2017)
あの夏、二人のルカ (2018)
ボーダレス (2018)
- 背中の蜘蛛 (2019)
- 妖の掟 (2020)
もう、聞こえない (2020)

|

Friday, June 25, 2021

「リピート/乾くるみ」を読んだ

Kurumiinui_repeat 先日読んだ乾くるみの「イニシエーション・ラブ」(2004)。続いて読んだ「リピート」(文春文庫)について。
 こんなあらすじ。どこにでもいる大学4年生の"毛利圭介"に、ある日見知らぬ男から1時間後に地震が起こるという予言めいた電話がかかってきた。たちの悪い悪戯だと圭介は思うが、予言通りに地震が発生した。あらためて、"風間"と名乗る電話主は、過去に戻って人生を繰り返しているのでこれから起こることがわかるのだと言い、その過去に戻る旅「リピート」に圭介を招待するという...。
 現在の記憶を持ったまま10ヵ月前の自分に戻って人生をやり直せる「リピート」を描いたSFミステリー。10ヶ月前に意識のみを戻すことができるとしたらと考えながら読んでいた。人生のやり直しに臨んだ10人の男女は、一人また一人と不審な死をとげていくんだけど、ラストに向けての謎解き、種明かしはなかなか面白かった。読み応えある因果応報な話でした。
 
cf. 乾くるみ 読破 List
- リピート (2004)

|

より以前の記事一覧