Thursday, December 12, 2019

「王とサーカス/米澤穂信」を読んだ

Honobuyonezawa_ohtocircus たまに読んでいる米澤穂信。世田谷中央図書館で借りて読んでみた「王とサーカス」(創元推理文庫)について。
 こんなあらすじ。2001年、新聞社を辞めてフリーの記者になったばかりの"太刀洗万智"は、知人の雑誌編集者から依頼されたアジア旅行特集の事前取材のために、ネパールの首都カトマンズへやって来た。宿泊するトーキョーロッジには、日本人の元僧侶"八津田"とアメリカ人大学生"ロブ"、インドの商人"シュクマル"が泊まっていた。太刀洗は現地で知り合った利口な少年"サガル"にガイドを頼み、取材を始めようとした矢先、王宮で国王をはじめとする王族8人が皇太子に殺害されるという大事件が勃発した...。
 これ、2001年6月にネパール王宮で実際に起きたナラヤンヒティ王宮事件をベースに、太刀洗から取材を受けた軍人が殺害された事件を書くにあたって、太刀洗の苦悩を描いた作品。悲劇の記事を書くことによって読者に娯楽を提供する記者について、相当深く描かれていた。社会格差を通じて、自分達の倫理や価値観について考えさせられる。
 この「王とサーカス」は以前読んだ「真実の10メートル手前」で描かれたフリージャーナリスト"太刀洗万智"の活動記録につながっていく。次は、10年前高校生だった"太刀洗万智"を描いた「さよなら妖精」も読んでみたい。

cf. 米澤穂信 読破 List
- 氷菓 (2001)
- 愚者のエンドロール (2002)
- ボトルネック (2006)
- インシテミル (2007)
- 儚い羊たちの祝宴 (2008)
- 追想五断章 (2009)
- 満願 (2014)
- 王とサーカス (2015)
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真実の10メートル手前 (2015)
- 本と鍵の季節 (2018)

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Tuesday, December 10, 2019

「夏の騎士/百田尚樹」を読んだ

Naokihyakuta_natsunokishi たまに読みたくなる百田尚樹の小説。世田谷中央図書館で借りて読んでみた「夏の騎士」(新潮社)について。
 こんなあらすじ。6年生の夏、弱虫の主人公"遠藤宏志"は友人の"木島陽介"と"高頭健太"と共に、騎士団を結成する。騎士団には守るべきレディが必要で、宏志はクラスのマドンナ的存在の"有村由布子"を指名する。クラスのみんなからは馬鹿にされながらも、宏志たちは騎士団の名誉を守るために、勉強に、文化祭の練習に、さらに少女殺人事件の犯人捜しに乗り出していく...。
 これ、昭和最後の夏に少年たちが経験した、謎をめぐる冒険、友情、そして小さな恋を描いた青春小説。いろんな出来事を通して、少年たちが成長していくんだけど、正直展開が読めてしまう。読めてしまうんだけど、なんか引き込まれた。しっかし最後のオチが奥ゆかしかった。面白かったです。

cf. 百田尚樹 読破 List
- 永遠の0(ゼロ) (2006)
- ボックス! (2008)
- 風の中のマリア (2009)
- モンスター (2010)
- 影法師 (2010)
- 輝く夜 (2010)
- 幸福な生活 (2011)
- プリズム (2011)
- 海賊とよばれた男 (2012)
- 「黄金のバンタム」を破った男 (2012)
- 夢を売る男 (2013)
- フォルトゥナの瞳 (2014)
- 殉愛 (2014)
- カエルの楽園 (2016)
- 幻庵 (2016)
- 夏の騎士 (2019)

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Tuesday, November 12, 2019

Star Warsスピンオフ小説「Star Wars:Catalyst:A Rogue One Novel~スター・ウォーズ:カタリスト/James Luceno-ジェームズ・ルシーノ」を読んだ

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 たまーに読んでるStar Warsスピンオフ小説。今回読んだ「Star Wars:Catalyst:A Rogue One Novel~スター・ウォーズ:カタリスト/James Luceno-ジェームズ・ルシーノ」</>(ヴィレッジブックス)について。
 こんなあらすじ。共和国と分離主義勢力の争いはさらに熾烈さを増し、双方が新兵器の開発に躍起となる中、共和国軍少佐オーソン・クレニックは、最高議長の機密機関である先進兵器研究部の代表として、敵勢力を圧倒する超兵器の開発を迫られていた。その超兵器開発計画の成功の鍵は、気鋭の科学者でありクレニックの盟友でもあるゲイレン・アーソが握っていた...。
 これ、「Rogue One:A Star Wars Story/ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー」の前日譚で、ジェダイが滅びた"EP"3のあと、パルパテーィン率いる銀河帝国が誕生し、その銀河帝国が開発を急いだデス・スターの「スーパーレーザー」に巻き込まれた科学者ゲイレン・アーソとその家族を中心に描かれたもの。ウィルハフ・ターキンオーソン・クレニックの確執、ダース・ヴェイダーの存在感、ドゥークー伯爵の暗躍そしてジンの可愛さとアーソ一家を助けるソウ・ゲレラなど、見事に"ローグ・ワン"につながっていた。
 小学生の頃に観た"EP4"で、惑星オルデランが一瞬で破壊されたシーンは衝撃だったし、"ローグ・ワン"でそのデス・スターの設計図がレイア姫の手に渡ったシーンは泣けてしまった。それほどデス・スターは驚異的な人口惑星だった。ともかくこうやってStar Warsユニバースが広がっていくことがたまらない。

cf. Star Wars小説(正史・スピンオフ) 読破 List
- Star Wars:Shatterpoint~スター・ウォーズ破砕点/Matthew Stover-マシュー・ストーヴァー (2004)
- Star Wars:Survivor's Quest~スター・ウォーズ 生存者の探索/Timothy Zahn-ティモシイ・ザーン (2004)
- Star Wars:The Cestus Deception~スター・ウォーズ セスタスの偽り/Steve Barnes-スティーブン・バーンズ (2004)
- Star Wars Episode III: Revenge of the Sith~スター・ウォーズ:エピソード3 シスの復讐/George Lucas(原作),Matthew Stover(著),富永和子(訳)-ジョージ・ルーカス(原作),マシュー・ストーヴァー(著) (2005)
- Star Wars Episode III: Revenge of the Sith/Patricia C.Wrede (2005)
- Star Wars:Jedi Trial~スター・ウォーズ ジェダイの試練/David Sherman and Dan Cragg-デイヴィド・シャーマン,ダン・グラッグ (2005)
- Star Wars:Yoda,Dark Rendezvous~スター・ウォーズ 暗黒の会合/Sean Stewart-ショーン・スチュワート (2005)
- Star Wars:Labyrinth of Evil~スター・ウォーズ 悪の迷宮/James Luceno-ジェームズ・ルシーノ (2005)
- Star Wars:Dark Lord-The Rise Of Darth Vader~スター・ウォーズ 暗黒卿ダース・ヴェイダー/James Luceno-ジェームズ・ルシーノ (2005)
- Star Wars:The Last of the Jedi-The Desperate Mission-~スター・ウォーズ ラスト・オブ・ジェダイ(1)-危険なミッション-/Jude Watson-ジュード・ワトソン (2006)
- Star Wars:The Last of the Jedi-Dark Warning-~スター・ウォーズ ラスト・オブ・ジェダイ(2)-闇の警告-/Jude Watson-ジュード・ワトソン (2006)
- Star Wars:Outbound Flight~スター・ウォーズ 外宇宙航行計画/Timothy Zahn-ティモシイ・ザーン (2006)
- Star Wars:Dark Nest I:The Joiner King~スター・ウォーズ:ジョイナーの王/Troy Denning-トロイ・デニング (2006)
- Star Wars:Dark Nest II:The Unseen Queen~スター・ウォーズ:影の女王/Troy Denning-トロイ・デニング (2006)
- Star Wars:Dark Nest III:The Swarm War~スター・ウォーズ:キリック戦争/Troy Denning-トロイ・デニング (2007)
- Star Wars:Tarkin~スター・ウォーズ:ターキン/James Luceno-ジェームズ・ルシーノ (2015)
- Star Wars:Heir to the Jedi~スター・ウォーズ:ジェダイの継承者/Kevin Hearne-ケヴィン・ハーン (2015)
- Star Wars:Lords of the Sith~スター・ウォーズ:ロード・オブ・シス/Paul S.Kemp-ポール・S・ケンプ (2015)
- Star Wars:The Force Awakens~スター・ウォーズ:フォースの覚醒/J.J.Abrams,Lawrence Kasdan,Michael Arndt(原作),Michael Kogge(著),上杉隼人,吉富節子(訳)-J・J・エイブラムス,ローレンス・カスダン,マイケル・アーント(原作),ミッシェル・コーギー(著) (2016)
- Star Wars:The Force Awakens~スター・ウォーズ:フォースの覚醒/Alan Dean Foster(著),J.J.Abrams,Lawrence Kasdan,Michael Arndt(原作),稲村広香(訳)-アラン・D・フォスター(著),J・J・エイブラムス,ローレンス・カスダン,マイケル・アーント(原作) (2016)
- Star Wars:Before the Awakening~スター・ウォーズ:フォースの覚醒前夜-ポー・レイ・フィン-/Greg Rucka-グレッグ・ルーカ (2016)
- Star Wars:The Force Awakens:Rey's Survival Guide~スター・ウォーズ フォースの覚醒 レイのサバイバル日記/Jason Fry-ジェイソン・フライ (2016)
- Rogue One:A Star Wars Story~ローグ・ワン スター・ウォーズ・ストーリー/John Knoll,Gary Whitta,Chris Weitz,Tony Gilroy(原作),Alexander Freed(著),稲村広香(訳)-ジョン・ノール,ゲイリー・ウィッタ,クリス・ワイツ,トニー・ギルロイ(原作),アレクサンダー・フリード(著) (2017)
- Star Wars:Phasma~スター・ウォーズ:ファズマ/Delilah S.Dawson-デライラ・S・ドーソン (2017)
- Star Wars:Catalyst:A Rogue One Novel~スター・ウォーズ:カタリスト/James Luceno-ジェームズ・ルシーノ (2017)
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 Star Wars:Darth Plagueis~スター・ウォーズ:ダース・プレイガス/James Luceno-ジェームズ・ルシーノ (2018)
- Star Wars:Last Shot~スター・ウォーズ:ラスト・ショット/Daniel Jose Older-ダニエル・ホセ・オールダー (2018)
- Star Wars:The Last Jedi~スター・ウォーズ:最後のジェダイ/Jason Fry(著),稲村広香(訳)-ジェイソン・フライ(著),ライアン・ジョンソン(原作) (2018)

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Tuesday, November 05, 2019

ROCKIN'ON JAPAN OCTOBER 2019

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 別冊にRIJF2019特集号がついてるということでひさびさに買って読んだ「ROCKIN'ON JAPAN OCTOBER 2019」、ちょっと古いけど気になった記事について。
 ●サザンオールスターズ「愛はスローにちょっとずつ」:
 「SOUTHERN ALL STARS YEARBOOK 40」にこの曲のCDが封入されるということで買うかどうか迷ってたんだけど、結局逸す。うーん。
 ●ELLEGARDEN 2019夏フェス全レポ:
 この夏、復活エルレが出演した宮古ロックフェス、フジロック、ライジングサンの3本のステージを綴ったレポ。どれもちゃんと出る理由があって、その約束を果たしてる。"Make A Wish"の大シンガロングが聴こえるような記事だった。
 ●別冊 ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2019:
 今年で17回目のひたちなか。この特別別冊には全ActのLive ReportとSet Listが載っていて、毎年これはありがたい。やっぱりこの別冊をながめても、行って感じたあの異常な暑さとか美しさとか楽しさにはかなわない。打首、フォーリミ、サンボ、King Gnu、竹原ピストルそして10-FEET、みんな最高だった。だから来年も。

 これ以外の記事では、スピッツ「見っけ」、NANA-IRO ELECTRIC TOUR 2019、THE BACK HORN「カルベ・ディエム」、yonige 日本武道館、米津玄師「馬と鹿」、RADWIMPS マリンメッセ福岡、あいみょん インタビュー、04 Limited Sazabys「SEED」、SIX LOUNGE「幻影列車」、瀧の留置場について触れてるのがビックリのメロン劇場あたり。

 しっかしい年ぶりのJAPAN、全然誌面構成が変わってなくて、なんか安心して読める。これからも気になる号は読むようにしよう。

追記:忘れないように、気になるCD/DVDを。
・馬と鹿/米津玄師 (CDS)
・でんでん+Live Tracks"100周年ツアー 百が如く"/ユニコーン (CDS)
・SEED/04 Limited Sazabys (CDS)
・幻影列車/SIX LOUNGE (CDS)
・By Your Side/Nothing's Carved in Stone (Album)
・It's My Life/竹原ピストル (Album)

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Friday, November 01, 2019

「進撃の巨人(27) #2,(28),(29)/諫山創」を読んだ

Shingeki27Shingeki28
Shingeki29 ずっと読み続けている諫山創の「進撃の巨人」。今回もHrtくんから借りて読んだ「進撃の巨人(27),(28),(29)」(講談社)について。
 人類と巨人の壮絶な戦いを描いた「進撃の巨人」。第27巻はこんなあらすじ。マーレに潜入し、大打撃をもたらしたエレン。その目的はジークをエルディアへ連れ帰ることだった。王家の血を引くジークを迎え入れたことで、全世界に対抗する力「地鳴らし」の発動条件を手に入れたエレン達。だがそれは同時に、全面戦争へのカウントダウン開始の合図でもあった...。
 第28巻はこんなあらすじ。王家の血を引くジークを迎え入れ「地鳴らし」の発動条件を手に入れたエレン達。だが兵団は、エレンがジークに操られていた場合の危機を考慮し、二人を引き合わせることに躊躇。そしてマーレからの義勇兵を拘束してしまう。その事態に一部の兵士や民衆が不満を溜める中、ついにエレンが単独行動を起こす...。
 そして第29巻はこんなあらすじ。「地鳴らし」を発動させるべく、ついに兵団に刃を向けた「イェーガー派」。彼らはザックレー総統を殺害し、兵団の要人を拘束。ジークのもとへ向かう。一方ジークを見張るリヴァイは、死闘の末に再びジークを捕らえる。そこで明かされるジークの真の計画とは...。
 エレンとその異母兄にあたるジークの関係性とか、エレンの単独行動とか相変わらず難解だけど引き込まれる3冊。第27巻を読むのは2回目だったんだけど、やはり3冊同時に読むとイッキに物語に入れてなんかいい。ともかくずっと読み続けることが大事。継続は力なり。

cf. 進撃の巨人 読破 List
- 進撃の巨人(0)/諫山創 (2005/2013)
- 進撃の巨人(1)/諫山創 (2010)
- 進撃の巨人(2)/諫山創 (2010)
- 進撃の巨人(3)/諫山創 (2010)
- 進撃の巨人(4)/諫山創 (2011)
- 進撃の巨人(5)/諫山創 (2011)
- 進撃の巨人(6)/諫山創 (2011)
- 進撃の巨人(7)/諫山創 (2012)
- 進撃の巨人(8)/諫山創 (2012)
- 進撃の巨人(9)/諫山創 (2012)
- 進撃の巨人(10)/諫山創 (2013)
- 進撃の巨人(11)/諫山創 (2013)
- 進撃の巨人(12)/諫山創 (2013)
- 進撃の巨人(13)/諫山創 (2014)
- 進撃の巨人(14)/諫山創 (2014)
- 進撃の巨人(15)/諫山創 (2014)
- 進撃の巨人(16)/諫山創 (2015)
- 進撃の巨人(17)/諫山創 (2015)
- 進撃の巨人(18)/諫山創 (2015)
- 進撃の巨人(19)/諫山創 (2016)
- 進撃の巨人(20)/諫山創 (2016)
- 進撃の巨人(21)/諫山創 (2016)
- 進撃の巨人(22)/諫山創 (2017)
- 進撃の巨人(23)/諫山創 (2017)
- 進撃の巨人(24)/諫山創 (2017)
- 進撃の巨人(25)/諫山創 (2018)
- 進撃の巨人(26)/諫山創 (2018)
- 進撃の巨人(27)/諫山創 (2018)
- 進撃の巨人(27)/諫山創 #2 (2018)
- 進撃の巨人(28)/諫山創 (2019)
- 進撃の巨人(29)/諫山創 (2019)
- 進撃の巨人 Before the fall(1)/諫山創・涼風涼・士貴智志 (2013)
- 進撃の巨人 Before the fall(2)/諫山創・涼風涼・士貴智志 (2014)

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Tuesday, October 29, 2019

「高校事変III/松岡圭祐」を読んだ

Keisukematsuoka_koukoujiheniii 会社の友達Kmt君から借りて読んでる松岡圭祐の「高校事変」シリーズ。「高校事変」、「高校事変II」に続き、第3弾「高校事変III」(角川文庫)について。
 こんなあらすじ。平成最大のテロ事件を起こし死刑になった男の次女"優莉結衣"を、全寮制の矯正施設 塚越学園のトップが訪ねてきた。結衣は転入を薦められるが、塚越学園の見学に出発した未明、突如武装集団の襲撃に遭う。結衣の記憶はそこで途切れ、ふたたび目覚めたときには、熱帯林の奥地にある奇妙な"学校村落"に身を置いていた。そこは同じく日本から来た少年少女ら700人が生活しながら通学する要塞化された施設"チュオニアン"だった...。
 これ、熱帯林の奥地にある謎の施設に拉致された"優莉結衣"の戦いを描いたバイオレンスアクション小説第3弾。ミャンマー近くの熱帯雨林を舞台に、外部との連絡不能、常時監視という厳しい状況で武装した元兵士たちとの壮絶な戦いが繰り広げられるんだけど、想定の範囲外のスケールのデカさだった。
 ともかくこれでもかというエンタメ小説、「高校事変IV」はあるのだろうか...。

cf. 松岡圭祐 読破 List
- 黄砂の籠城 (2017)
- 黄砂の進撃 (2018)
- 高校事変 (2019)
- 高校事変II (2019)
- 高校事変III (2019)

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Wednesday, October 23, 2019

「マンガ サ道~マンガで読むサウナ道~(1)/タナカカツキ」を読んだ

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 結構ハマって観てしまったテレビ東京ドラマ25「サ道」。放送も終わってしまいサ道ロスの中、サウナーSbtくんから借りた「マンガ サ道~マンガで読むサウナ道~(1)/タナカカツキ」(講談社)について。
 そのまんまあらすじより...。苦手だったサウナの、「本当」の気持ち良さを偶然知ってしまった"運命の一日"を境に、すっかりサウナ中毒になってしまった「私」。通い詰める内、確実に気持ち良くなれるサウナの入り方があることに気づいて…。「快感」をどこまでも追い求めるオトナ達の、新時代サウナの入門書! 描きおろし番外編&昇天確実な全国サウナリスト50も収録。ハマれるものがあると、人生は、楽し~~~い!!
 この夏、なんか銭湯での湯活に非常にハマってしまい、その流れで銭湯のサウナにも入るようになった今日この頃。この漫画やドラマでもあったけど、やっぱり水風呂の気持ちよさを知ったのが大きい。水風呂なんて冷たすぎて拷問かと思っていたけど、冷たい水の中なのに体が暖まっていく感じとか、外気浴での陶酔感とか、完全に今までの認識が変わってしまった。
しっかし、この漫画、サラリーマンの悲哀とかサウナにはまる女子とかドラマで取り上げられてたネタもそのまんまあって、なんかよかったと思う。いつの日か、長野でのサウナフェスとか静岡のサウナしきじに行ってみたいと思う。だいぶ涼しくなってきたので、これからも湯活を続けよう。

cf. タナカカツキ 読破 List
- マンガ サ道~マンガで読むサウナ道~(1) (2016)

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Thursday, October 17, 2019

「高校事変II/松岡圭祐」を読んだ

Keisukematsuoka_koukoujihenii 会社の友達Kmt君から借りて読んでみて、すごく面白かった松岡圭祐の「高校事変」。その第2弾「高校事変II」(角川文庫)を世田谷中央図書館で借りてみた。
 こんなあらすじ。世間を震撼させた"武蔵小杉高校事変"から2か月、平成最悪のテロリストの次女"優莉結衣"は葛飾東高校で高校生活を送っていた。そんな中、結衣と同じ養護施設に暮らす"嘉島奈々未"が行方不明となり、さらに多数の女子高生が失踪していたことも判明する。結衣は奈々未の妹"理恵"に懇願され、奈々未の調査に乗り出すが...。
 これ、テロリストの父親の教育を受けた高2の少女が性犯罪者や指定暴力団に戦いを挑むというバイオレンスアクション小説。第1作は占拠された高校が舞台だったけど、今回は拉致された少女を救出するために"優莉結衣"が犯人を追い詰めていくというもの。少女売春というJKビジネスや交通事故死を起こしても逮捕されない特権階級など、この第2作でも現代日本の「闇」が描かれれいく。しっかし、容赦ない暴力や惨殺シーンなど、初期の誉田哲也作品を思い出し、イッキに読めてしまった。さ、この勢いで「高校事変III」に突入します。

cf. 松岡圭祐 読破 List
- 黄砂の籠城 (2017)
- 黄砂の進撃 (2018)
- 高校事変 (2019)
- 高校事変II (2019)

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Thursday, October 10, 2019

「警察庁長官を撃った男/鹿島圭介」を読んだ

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 会社の友達Kmt君から借りた本達。今回読んでみたのは鹿島圭介の「警察庁長官を撃った男」(新潮社文庫)について。
 こんなあらすじ。1995年3月、日本中を震撼した国松孝次警察庁長官狙撃事件が起きる。特別捜査本部を主導する警視庁公安部がオウム犯行説に固執する一方、刑事部は中村泰なる老スナイパーから詳細な自供を得ていた。しかし特捜本部は中村逮捕に踏み切らず、事件は時効を迎えてしまう。警察内部の出世とメンツをかけた暗闘や、中村の詳細な証言内容など極秘捜査の深層をえぐるノンフィクション小説がこれ。
 この小説が事実だとすると、オウムによる犯行に固執してしまい最後まで犯人にたどり着けず、未解決事件として時効を迎えてしまった特捜本部の責任は重い。自供した老スナイパー"中村"の心情も、銃を追い求めてアメリカまで渡った刑事部"中村捜査班"の実を結ばなかった執念も描かれているけど、結局は警察内部のいざこざとくだらないメンツが最悪だったと思う。読み応えがあるノンフィクション小説だった。

cf. 鹿島圭介 読破 List
- 警察庁長官を撃った男 (2012)

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Thursday, October 03, 2019

「風のマジム/原田マハ」を読んだ

Mahaharada_kazenomajimu ちょいちょい読んでる原田マハ。馬事公苑TSUTAYAで買って読んだ「風のマジム」(講談社文庫)について。
 こんなあらすじ。琉球アイコム沖縄支店総務部勤務の"伊波まじむ"は、たまたま飲んだラム酒に感激して、社内のベンチャーコンテストに純沖縄産のラム酒を作りたいと応募する。まじむの事業計画は、南大東島のサトウキビを使って、島の中でアグリコール・ラムを造るというものだった...。
 これ、沖縄最果ての地の南大東島で起業した女性を描いた実話に基づいた小説。技術もお金も人脈もなんにもないところから、大好きなばあーばに怒られながら、ひとつひとつ夢を実現していくんだけど、彼女の彼女の純粋な思いだけで人を動かしていくところに、読んでて思わず応援したくなる。特にばあーばが倒れ、病床でまじむが必死に語りかけるシーンとか、辺鄙な場所に建てた工場で生まれた最初のラム酒のシーンとか、思わず泣けてしまった。
 ちなみに「まじむ」とは沖縄の方言で「真心」のこと。熱いんだけど清々しくて、気分爽快になれた小説。この小説の題材になった「ラム酒販売 コルコル屋」にラム酒を注文したくなりました。

cf. 原田マハ 読破 List
- カフーを待ちわびて (2006)
- 一分間だけ (2007)
- ランウェイ☆ビート (2008)
- さいはての彼女 (2008)
- キネマの神様 (2008)
- 花々 (2009)
- 翼をください (2009)
- 本日は、お日柄もよく (2010)
- 星がひとつほしいとの祈り (2010)
- 風のマジム (2010)
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まぐだら屋のマリア (2011)
- 永遠をさがしに (2011)
- いと-運命の子犬-/原田マハ(文)・秋元良平(写真) (2011)
- 小説 星守る犬/原田マハ(著)・村上たかし(原作) (2011)
- 楽園のカンヴァス (2012)
- 旅宿おかえり (2012)
- 生きるぼくら (2012)
- いつも一緒に -犬と作家のものがたり-/新潮文庫編集部(編)・檀ふみ・小路幸也・遠藤周作・角野栄子・伊丹十三・鷺沢萠・伊集院静・江國香織・幸田文・久世光彦・小川洋子・佐藤愛子・糸井重里・原田マハ・島尾敏雄・馳星周・小澤征良・山崎豊子・唯川恵(2013)
- ジヴェルニーの食卓 (2013)
- 総理の夫 First Gentleman (2013)
- 翔ぶ少女 (2014)
- 太陽の棘 (2014)
- 奇跡の人 The Miracle Worker (2014)
- あなたは、誰かの大切な人 (2014)
- 異邦人(いりびと) (2015)
- モダン (2015)
- 暗幕のゲルニカ (2016)
- デトロイト美術館の奇跡 DIA:A Portrail of Life (2016)
- リーチ先生 (2016)
- 恋愛仮免中/奥田英朗・窪美澄・荻原浩・原田マハ・中江有里 (2017)
- アノニム (2017)
- たゆたえども沈まず (2017)
- いちまいの絵 生きているうちに見るべき名画 (2017)
- スイート・ホーム (2018)
- フーテンのマハ (2018)
- 常設展示室 Permanent Collection (2018)

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