「Elstree 1976/エルストリー1976 -新たなる希望が生まれた街-」を観た #2
ひさびさに観直した「Elstree 1976/エルストリー1976 -新たなる希望が生まれた街-」(2015/Cinema)について。
1976年イギリスElstree Studioでは「Star Wars」というタイトルの低予算SF映画が撮影されていた。奇抜なエイリアンや兵士、パイロットなどのキャラクターを演じることになった無名な俳優達やエキストラは、将来この作品が映画史をひっくり返すような社会現象になるとは思いもしなかった...。
これ、「Star Wars Episode IV-A New Hope/スター・ウォーズ エピソード4-新たなる希望」で、マスクやヘルメットをかぶって出演した人々に焦点をあてたドキュメンタリー映画。Darth Vaderを演じたDavid Prowse、Boba Fettを演じたJeremy Bulloch、Temple Guardを演じたDerek Lyons、GreedoやStormtrooperやX-Wing Pilotなどなど、マスクや特殊メイクの"中の人"たちがその時に感じたこと、その後の戸惑い、そして今の人生について語っている。やっかみとか後悔とか愚痴も多いけど、それでもこの映画史に輝くSF金字塔に参加できたことへの幸福を語り、自分がフィギュアになったことを誇りに思っている。どこかほのぼのできるドキュメンタリーだった。
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